【マルワン・バルグーティ】

【マルワン・バルグーティ】

パレスチナ指導者の1人。現在、5つの終身刑と40年の判決を受け、イスラエルの刑務所にいる。

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1958年6月、ラマーラに生まれる。15歳にしてファタハに参加。18歳のとき初めて留置され、刑務所でヘブライ語を学ぶ。釈放後、西岸地区に戻り、ビール・ゼイト大学で学生会会長を務め、歴史と政治学で学士号を取り、国際関係で修士を取る。

第一次インティファーダでは、パレスチナ・リーダーの1人となり、反イスラエルのデモなどを先導。イスラエルに逮捕され、ヨルダンに追放される。しかし、オスロ合意いに伴い帰国。1996年には国会議長となり、イスラエルとの和平を支持。時にはアラファトと対抗もした。


エルアクサ・インティファーダ(2000年〜)では、ファタハの武装組織タンズィームの委員長となり、多くのテロに関与。バルグーティ率いるタンズィームは、ハマスやイスラム聖戦などに似たテロ組織となる(自爆テロなどは「エルアクサ殉教旅団」の名で行われる)。

エルアクサ・殉教旅団のリーダーとして、イスラエルにマークされたバルグーティは2001年暗殺から間逃れる。2002年逮捕され、テルアビブ地方裁判所で組織のテロなどの罪にとわれる。


バルグーティは「この裁判は政治的裁判で、自分を裁く権利は無い」、「自分は戦争捕虜である」と主張。54の告訴では無罪になるものの、最終的に5つの終身刑と40年の服役が言い渡される。



参考:
http://he.wikipedia.org/wiki/%D7%9E%D7%A8%D7%95%D7...
2006年05月03日(水) 07:52:41 Modified by moshejp




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