【ラファ市】

ガザとエジプトの国境にある町。町のほとんどはガザに属し、一部はエジプトに属している。市民はイスラム教徒で、ほとんどはパレスチナ難民。

ラファ市には、イスラエルとエジプトを結ぶ検問所が設置されていて、主にガザ住民に使われている。

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古代エジプトの記録にも残っている古い町。しかし、紀元前100年、ギリシャにより破壊された。634年、イスラム勢力に占領され、大きな貿易の町を設置。

1917年、ラファはイギリスに占領され、軍事基地として使われていた。独立戦争(1948)後はエジプト領となるが、六日戦争(1967)後はイスラエル領となる。

エジプトとの平和条約によるシナイ半島からの撤退の結果、ラファ市は二分される。


自治政府誕生により、ラファ市は自治政府の管轄となる。フィラデルフィア・ルートが設置され、ガザとエジプトの往来が不可能となる。往来はラファに設置された検問所から行われた。


参考:
http://he.wikipedia.org/wiki/%D7%A8%D7%A4%D7%99%D7...
2006年05月03日(水) 04:12:37 Modified by moshejp




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