【ラフィク・ハリーリ】

元レバノン首相(在任1992~1998、2000~2004)。

―――

1944年11月、スンニ派の農民である両親の間に生まれる。ベイルートにあるアメリカ系の大学で学ぶ。その後、経済界に入り、世界の金持ちベスト100に入る。内戦後のレバノン復興にも貢献する。

レバノン首相は、1992~1998年の間と2000~2004年の間に勤める。在任中、イスラエルがレバノンから完全に撤退するならば、和平交渉を行うと宣言。2004年10月、シリアとの争点が元で辞任する。

主に、人材育成に力をいれ、2004年9月にはレバノン復興に対し国連賞を受賞する。


2005年2月14日、ハリーリが乗っていた車が爆発。アルカイダ系の組織が犯行声明を出すが、レバノン民衆と世界のメディアはシリアを非難。ベイルートではシリア統治反対のデモが行われ、親シリア政権は崩壊する。

非暴力デモによって政権が倒れるのは、アラブ世界ではこれが初めて。



参考:
http://he.wikipedia.org/wiki/%D7%A8%D7%A4%D7%99%D7...
2006年05月03日(水) 05:10:41 Modified by moshejp




スマートフォン版で見る