鉄道模型フォーラム(MTRAIN:http://www.mtrain.jp/)のサーバーが長期運休に陥った場合の救援列車です。



TilligポイントのDCC化


  • TilligのTT線路
欧州の篠原と呼ばれるTilligのTT用線路には、道床つきの組み線路があります。ゲージが同じなので、枕木のスケール感や曲線半径の小ささに目を瞑れば、HOmでも使用できます。特にポイントはIMONトラックが価格的に高嶺の花なので、HOmを手軽に楽しむには重要なアイテムだと思います。
曲線半径はR310とR353の2種類で、Bemoの大型?客車、特にEW-IV以降の切妻タイプに付属パーツを付けていると当たってしまったりもします。ホンとはR380くらいが欲しいですねぇ。直線はL166が標準で、その他端数を含め5種類、ポイント等で長さを合わせる場合は短い端数線路を大量に使用します・・・あまり他のメーカーでは見ないやり方ですよね。
ポイントは長さ129mm、R353の分岐で分岐角15度、同社のTT線路規格の中でも一番小さなEW1というサイズです。ポイント同士を付き合わせると複線間隔は43mmになりますが、一部のBemo車両(Ge2/4とか)はこのS字カーブは厳しいです。もうひとつ大きなEW2という規格なら長さ166mm、R631で15度とほぼBemoのポイントと同じ大きさでgoodなのですが・・・このEW2は道床つきのタイプは出ておりません。
このポイント、専用のポイントマシンによって電動化できるのですが、このポイントマシンが大喰らいで、ぴぃたろが試したところによると線路電源を使用するタイプのデコーダーでは殆ど動きません。唯一安定して駆動させることが出来たのは永末システムのDA2Gだけでした。この辺は本列車【202】で報告しています。もう5年も前ですねぇ。
その後、KATOのHOユニトラ用のDCCポイントマシンをムリヤリ取り付け、DCC化して運用しています。なかなか快調で特に不具合も無く、今回参考にしたいという要望を貰ったので、今更ですが解説したいと思います。
  • 使用材料
1.Tilligポイント(なにはなくとも。トラムウェイで扱っています。モデルワムとか、アールクラフトなんかにもあったと思います。)
2.KATO:DCCポイントマシン29-098または-099
3.t1.2スチロール板
4.M2-4mm、M2-5mm皿ねじ少々
5.M2ラグ板2枚、フィーダー線(外部からのフィーダーを使用する場合は不要)
  • 使用工具
1.レザーソウ又は大型カッターと根気w
2.ドリル、ピンバイス等、φ1.6mmのキリと皿もみ用キリ(φ4mm位のキリで代用可)
  • ベースの製作
このポイントの道床は固めのプラスチック(ABS?)で出来ており、中身はがらんどうです。ポイントはトングレール下に小さなピンが突き出ていて、黒いパーツを前後に動かすことにより、トングレールを動かし、ロックする構造になっています。黒いパーツは薄い鉄板とセルフタップビスで留めてあります。

ポイントの外周に合わせてベースをt1.2のスチロール板から切り出しました。ベースの厚み分が他の線路より厚くなってしまいますので、なるべく薄くしたいのですが、ねじ止め時の強度を考えると、プラ板を使用するならt1.2程度は必要かなぁと思います。真鍮板ならt0.5位で大丈夫かな?ビスで止める部分だけもう1枚t1.2の小片を重ね、現物あわせで穴を開けます。下面を平らにするため、ビスは長さ5mmのM2皿ねじに交換しました。下面から皿もみしておきます。
写真左側の可動部分は、t1.2スチロール板を貼った上に元々付いていた薄い鉄板を両面テープで固定してあります。左端の切り込み等は現物合わせです。
写真下側はポイントマシンが付きます。マシンの固定は長さ4mmのM2皿ねじです。
写真右下のでっぱった部分は本来必要ありません。将来的に信号のLEDが付けばなぁ・・・と思って残してあるだけです。

今度製作するときに図面を作ってアップします・・・m(_ _)m

ポイントマシン&デコーダーの電源は外部から供給するのが簡単ですが、内部配線にした方がとり回しが良いため、ここではポイント裏面のフログに導電する部分にコード、M2用ラグ板をつけ、ポイントマシンのコードにも同じラグ板をつけた上で、その2枚をベース固定用のねじに挟んで止めています。コレでメンテナンス時の分解にも対応できます。黒の線が右側のトングレールに接続していますが、これはこのポイントのトングレール部分の通電が不安定だったために追加したものです。この辺はポイントの個体差もあるようで、普通は要らないと思います。


ポイントマシンに当たる部分の道床をカットし、ポイントマシンの可動部分のへこみに元々ポイントに付いていた黒いパーツの腕が収まるようにします。ゆるゆるなので可動ストロークが若干足りません。下の写真でも右側の反位ではぎりぎり引っかかっている状態です。ただし、実際に稼動するときは転換した勢いで嵌るのか、今まで問題になったことはありません。


組み立てて完成です。


蛇足として、このポイントはトングレール先端を少し削っておくと、Bemoの軽い貨車や客車が跳ねて脱線するのを防ぐことが出来ます。また、非選択式のポイントなのでスプリングポイントとしても使用可能ですが、バネ(先ほどから出ている「黒いパーツ」)が一寸固く、軽い貨車や客車だと曲線半径とも相まって脱線することが多いです。スプリングポイント専用にするなら、黒いパーツを燐青銅線などに交換すると良いです。


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