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三点リーダはいらない


目が覚めると僕は一人だ。リビングも冷め切っている。ああ、また何時も通りの朝だ。
たまには誰かリビングでコーヒーでも飲んでいて欲しい。一人きりで食事を取るぐらいならと隣の家に向かう。
まったく、君は一人きりの朝というものを感じた事は無いのだろうね。僕がいるから。
「って、相変わらず勝手に侵入してくんのな」
おや、珍しいな君がもう起きているとは。
「首を傾げてかわいい子ぶっても表情がそれだと意味ないぞ」
何、媚びるとかいうつもりはないから安心したまえ。君との間にはそんなものは不要だろう。
大体、僕が無表情なのが昔からなのは君も知っているはずなのだがな。
「何で不機嫌そうにするんだよ」
まったく、君はズルいよ。
「たく、甘いもんでも飲んで落ち着け」
僕の目の前に置かれたのはペールトーンのコーヒー。口に含めば、苦味より先に蜂蜜の甘みが舌に付く。
僕が君を知る術の多くは言葉だと言うのに。
「少しはマシになったけど相変わらずだな。何か食うか? 腹減ってると機嫌も悪くなるからな」
言いながら食パンを牛乳に浸す。
僕が何も言わずとも君は感じてくれる。例えば、僕が多分に甘党な事とか。
「そうそう、親父また浮気がバレたらしいぜ」
フライパンから上がる甘い匂いが食欲をそそる。
口下手だけど沈黙は苦手な事とか。
「というわけで実家に帰ったオカン呼び戻しに行ってるからしばらくは平気だぞ」
ただ待つのも気まずいからサラダを作ろうと席を立つ。パンは駄目だ。君の方が甘く美味しく作れるからな。
本当はこうして忍び込んで良いものか悩んでいる事。
「なんなら、泊まっていくか?」
一瞬、トマトではない赤で包丁を彩りそうになった。問いかけに首を振る。
ただでさえ、君に溺れてしまいそうなんだ。これ以上一緒にいたら勘違いしてしまうよ。
そうそう、寂しがり屋なのも君にはお見通しなんだな。
「悪い、変な事言ったな」
君は妙に潔いが少しは押してくれても良いと思うぞ。これではまるで社交辞令ではないか。
「何、拗ねてるんだよ」
まったく君くらいだぞ。僕を子供扱い出来るのは。先入観のコーティングのせいでクラスメートの扱いなんかヒドいものだからな。
でも、僕は間違えなく子供だ。一人でいたらガクガクと膝を抱えて震えるだろう。

そう、だからかな。君が好きだ。
もっともこんな僕の「好き」なんて、目立たなくておぼろげなもの流石の君も気づいてはくれない。
「何、ぼーとしてるんだよ、ほのか」
そう、僕の名前はほのかだ。多くの人は似合わないと言う。
だけど、「好き」と伝える事さえ覚束ない弱々しい僕にはピッタリだと思う。
君ならあるいは気づいてくれるのだろうけどね。
「ん? どした?」
今ではないどこかでなら、きっとね。
2011年08月24日(水) 09:10:37 Modified by ID:uSfNTvF4uw




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