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大人になりたい


七月に入り汗ばむ陽気の今日この頃
無口っ子が麦わら帽子を被って、外に出かける

ちりりりん
ちりりりん

涼しげな音に立ち止まり眺めた塀は、ちょうど目的地の家
門を通って、いつもなら合鍵を使って中に入るけど、今日は庭の方に回って行く
男はちょうど、縁側に座って扇風機に当たっている
簾を下ろして、辺りには簡単な打ち水がされて、吊るされた風鈴が心地良く響く
男が気づいて、いらっしゃいと歓迎し手招きするので、無口っ子はそれに従う

無口っ子は隣に座ると麦わら帽子を取って、ふぅ、と溜息を吐く
見ると薄く綺麗な肌には、汗が玉になって流れていて
暑かった? と尋ねるとこくりと頷いて、じゃあ何で男の家まで来たのかと言うと、それは構ってほしさ
そんな姿が従順で愛おしいので、肩を抱いてやると暑いのに当然のように寄り添ってきて
キャミソールに膝丈オーバーオールという夏真っ盛りの格好がとても映える

でもやっぱり暑いので、男は庭にまた水を撒いてみようかと誘ってみると
無口っ子も賛成のようなので、外の水道からホースを伸ばしてくる
そしてシャワーノズルを付けた先を持たせてもう一度蛇口の前に行って
出すよ、と声をかけて少しだけあれ? と思わせるような間を置いて、派手に捻ると奇襲成功
相手は想像通りホースに振り回されてびしょ濡れ状態になって
水を緩めてから出て行ってわざとらしく謝る男だけど、涙目で怒り出す無口っ子
報復と言わんばかりにノズルの先を向けられ、一瞬でびしょ濡れ返しにされる

男がぽかんとしていると、無口っ子は良い気味、と悪戯したくなるような笑顔を見せるので
このうやったな? で本格開戦となりホースの取り合い水の掛け合いになる
二人は水遊びに後先考えられない程に熱中して、もう辺りや体は水浸し
無口っ子の髪もキャミソールもしっとり貼りついて、ふと目を止めて見るとそれは幼い女神のようで
胸がくっきり透けたり水が滴ったり、を見とれていたらその隙に派手にやられる

風邪をひかせてはいけないので、男はそろそろ放水を止めて終戦宣言
そして縁側に取り込みかけだったバスタオルを一枚広げておいでおいでしたら
ばふ、と飛び込んで来たのでついでにそのまま抱き締めてもう逃がさんぞ
するとさっきまであんなにはしゃいでいたのに、途端に大人しくなる無口っ子可愛い

その後バスタオルで隠しながら服も下着も全部脱ぎはしたけど、着替えがないことに気づいて
仕方ないから男が自分の大きめのタンクトップを渡して、乾くまで着てなさいと言う
しかし着てはみたものの、恥ずかしいのか裾を押さえる仕草が尚も可愛くて
男はそんな無口っ子の頭をもう一度がしがし拭いてあげると、真っ赤な顔を優しく見つめて、そしてキスをした

二人で洗濯物類を干して、やっとのことで縁側の席に帰還
水に触れて涼みはしたものの、すっかり疲れてしまったまだ暑いお昼回り
お昼まだ? と訊くと無口っ子はやや拗ねたのか顔をつーんと背けるけど、そうみたい
なので男は連れて中に入って網戸を閉め、扇風機かけながら昼食準備
さあ出来た、と氷で冷たくした冷麦を出すと、無口っ子は少し機嫌が良くなって
でもまだ許した訳じゃないんだから、って顔をして強がる

食後はゴザを敷いて、二人でお昼寝
男が着ている甚平の肌触りが好きなのか、無口っ子ちゃっかり密着
でも扇風機の風と外から入って来る微風が涼しくて、風鈴の音色が眠気を誘う
それはクーラー利かせた部屋よりも気持ちの良い昼下がりで
すぅ、すぅ、と聞こえてくる寝息は幸せの子守歌で
その時、庭には小さな虹がかかっていたけれど、二人は気づかずに夢の中

お昼寝の後は、男の得意な言葉遊びで時間を潰していると、あっという間に三時過ぎ
スイカ食べようか? と訊くと無口っ子の瞳は純粋なくらいに輝いて
じゃあ早速、と切り分けて、お盆に載せてお待ちどうさま
冷蔵庫で冷やしたスイカはとても美味しくて、誰かと一緒に食べるのがまた美味しい

男が何気に無口っ子をぼうっと見ると、タンクトップから覗く肩とか鎖骨
更には隙間からまだ平べったな胸が見えて
短い裾からは今にも大事な所が見えそうで見えない絶対領域を作り出しながら
そこから伸びた細い足は曲線を描いて、ぷらぷらと子どもらしく触れている
乾いて艶を取り戻した髪は柔らかそうで、と、そんな視線に気づかれて
何よぉ? と言いたげな顔をするんだけど、ほっぺにスイカの種が付いててあまりにも憎めない
男は手を伸ばして取ってあげると一言、好きだよって呟く
無口っ子は一気にぽぉ、って顔になって視線をパッと背けると、黙って食べかけのスイカを、見ている

スイカを食べ終えて片付けたら洗濯物も乾いていたので、取り込む
ほんのり温かいタオルや衣類の山に、無口っ子は体を埋めて気持ち良さそうに唸っている
男が名前を呼ぶと、? といった表情で振り返るので、隣に座る

これから夏休みに入ったら、一緒に海に泳ぎに行ったり、浴衣着て花火を見に行こうね

無口っ子は男をじっと見つめると、そっと寄り添っていって
二の腕をぎゅっと抱き締めて、こくりと擦りつくように頷く
華奢な体は期待と嬉しさでいっぱいになって、苦しそうでさえある
だから今日も男は、無口っ子を優しく可愛がる

服の上から愛撫の後、タンクトップの下から手を突っ込んで
いつものように大事な所を指でしていると、少しずつ無口っ子のそれは濡れてきて
きゅんとするほど愛おしく悶える姿に、男は顔を覗き込みながら名前を呼ぶ
恥らうも逆らえない快感、そして溢れ出る”好き”という感情を隠すことが出来なくて
幼く純な嬌声は続き、そのまま遂に、果てる

無口っ子はしばらく脱力に体を動かすことさえ出来なかったけれど
それでも、心配する男に両手を伸ばして、来て? とアピールする
何をされても良い、こんなにも好きだから、全てを預けたい
けれど男は一歩踏み止まって、終わりの合図であるキスをする
それはいつもより少しだけ長かったけど、やっぱり続きは”もう少し大人になってから”
でも約束する――そう言うと、無口っ子の目尻からは、涙が零れた

シャワーの準備をすると、無口っ子は甚平の裾を掴む
普段は俯いたままだけど、今日はじっと目を見ている
無言の”行かないで”に、仕方ないな一緒に浴びようか、と男

親子のように和んだ雰囲気でシャワーを浴びる二人
それ以上の関係は、多分お互いにとって今は辛い
けれども無口っ子は、思う
自分はまだ、子どもだから、だから、早く大人になりたい、と


そんな無口っ子は、やっぱりどうしようもなく可愛い
2011年08月23日(火) 11:21:26 Modified by ID:uSfNTvF4uw




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