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無口で小さな恋人

 視界を覆うのは深い霧。
 一寸先も見えないような、とても深く、とても白い、壁。
 霧のほかに見えるものと言えば、俺達が歩いている道路に、その両端を埋め尽くしているであろう一面の田圃。
 そして、俺の左手を握る小さな、小さな少女。
「まだ、冬には早いのにな」
 頭一つ。いや、頭二つは小さいそいつは返事代わりに小さな体を密着させてきた。
 冬物の制服の上からでも感じる、こいつの体温。
 それは、確かに温かい。温かいが、普段に比べれば、低い。
 今日の最高気温予報は26℃。程よく温かかくなるだろうと踏んだんだが、どうやら失敗したようだ。
 朝の冷え込みに加え、この濃霧。
 こいつだけではない。俺も結構寒い。
 さて、寒い時にはどうするか。
 厚着をする、温かいものを食べる、暖を取る。
 どれもが、今この時は不可能だ。
 この町唯一の高校までは残り少なくとも20分はある。
 自販機なんて気の利いたものは無い。あるのは広大な田圃だけ。
 そして、居るのは俺とこいつの二人だけ。
 ならば、する事は一つ。
「……」
 一瞬、恥ずかしがるような気配を感じたが、まさに一瞬だった。
 こいつは俺にされるがまま、即ち。より身体を密着させて、手を繋いだまま俺のポケットに入れる、という行為を受け入れて変わらない歩調で歩いている。
 高校まで残り20分。
 俺は、全神経を左半身に集中させた。

 俺達の通う高校は、即ちこの町唯一の高校で、イコール正真正銘田舎の高校だ。
 校舎は木造二階建て、築一世紀くらいは経っているんじゃないかと思わせる風貌。
 教室は全部で三十数室、生徒はおよそ二百人。
 この町は、田舎町だ。
 山に囲まれ、都心までは三時間以上かかる上に、海まではその倍はかかる立地条件。
 他の田舎町に比べればまだマシと言われているが、繁華街なんてものは名前だけ。
 遊べるところなんて何にもない。
 それを嫌う若者は、そう少なくない。というか大半そうだ。
 だから、中学を卒業すると都会に出ていくのが半分くらい。
 残りの半分は、こうして高校に進学して、都会の大学目指して日々励んでいる。
 いや、励んでいた。と言うべきか。
 時期は11月目前。大学の推薦入試はとうに終わっており、進路が決まっていない生徒は絶無と言える。
 そんな状態の俺達高校三年生は、残り少ない授業にまったく耳を傾けず、ただ学校に来ているだけなのが大半だ。
 俺の目の前のこいつ以外は。
 初老の数学教師が黒板に書き出す数式をノートに写し、問題を解いていく、
 他の連中と言えば、寝てたり、本読んでたり、喋ってたり。
 まともに授業を受けているのはこいつ含めて二、三人といった所か。
 腰まで届く黒い髪が揺れた。
 気付けば、この教室で三年も過ごしていたのか。
 そう考えると、こいつも今はぼろい机を使いこなしているが、入学当初はその身長もあって"座らせられている"感が溢れていた。
「……」
 いきなり、噂のそいつが振り向いた。
 フレームの無い眼鏡の奥にある、髪の様に黒い瞳と目が合った。
 その瞳は、暗に非難の声を浴びせかけている。
「悪い」
 短く小さくそう呟いた。
 それを聞いたこいつは小さく首を横に振ると黒板に視線を戻した。
 考えが読まれていたのだろう。幼馴染とはいえ恐れ入る。
 そんな事を考えると、ぼろいスピーカーから音割れしたチャイムが響いた。
 昼休みだ。

昼休み。
 それは全ての学生の憩いの時間で、安らぎの時間で、学校で唯一楽しめる時間だ。
 それはおそらく、どこの町、どこの国でも変わらないだろう。
「天気予報、当たってたな」
 そんな時間を満喫する為に、俺達は学校の屋上へとやってきた。
 扉をくぐれば目に入るのはどこまでも続く田園風景に四方を覆う山脈と青い空に白い雲。
 朝の冷え込みが嘘のような陽気さがそこにはあった。
「……」
 俺にやや遅れて出てきたこいつは、空を仰いで目を細めた。
 その横顔が微笑んでると分るのは俺くらいだろう。
 そう広くない屋上の隅に小さなレジャーシートを引き、そこに腰を落とす。
 俺に続いて、こいつもゆっくりと腰を落とした。
 二人座れば一杯なレジャーシート。
 窮屈では無い。むしろこれじゃなきゃダメなのだ。
「今日のおかずは何だ?」
 携えた鞄から取り出された弁当箱を受け取りながら言った。
「……出汁巻き」
 注意深く聞かなければ気付かないような小さな声。
 だが、俺はそれを聞き逃さない。
「そっか。お前出汁巻き作るの上手いからな」
 弁当箱を開けながら、その味に想いを馳せる。
 こいつの作る料理はいつも絶品だ。
 しかも、毎回隠し味が違ったりして、同じ料理でも微妙に味が異なって飽きが来ない。
「おぉ、美味そ〜」
 そこには一見、地味な弁当があった。
 弁当箱の半分を占める日の丸ご飯。四分の一を占める出汁巻き卵。そして鶏肉の唐揚。
 料理の数は少ないが、その分量は多くなってる。
 何から何まで俺好みだ。
「いただきます」
「……ます」

 言い終わるや否や、俺は出汁巻き卵を口に放り込んだ。
 卵は半熟でも無く、完熟でもない。言わば半々熟とも言える塩梅に仕上がっており、口辺りは最高だった。
 噛み締めると同時に卵特有の柔らかい味と、バターの風味が広がる。
 それを味わいつつも、米に箸を伸ばす。
 流石は田舎。伊達に田圃に囲まれていない。
 米はもはや表現するに勿体ない程に旨かった。
 素材の味もさることながら、その調理方法もまた一流だった。
 恐らくは、釜で炊いたのであろうそれは炊飯器の米とは次元が違っていた。
 そして何より、出汁巻き卵と喰い合わせる事によってお互いの味が何倍にも増強されているのだ。
 少なくとも50回は咀嚼して、味わいつくして飲み込んだ。それくらいウマい。
 次に鶏肉の唐揚だ。
 箸で掴んだ瞬間、衣のパリパリ具合に驚いた。
 作ったのは少なくとも六時間前、それなのにこの状態を保てる技術力に感服する。
 感服しながらも口に運び、一気に頬張る。
 噛み締める毎に鶏肉のジューシーな肉汁が溢れ出し、何とも言えない幸福感に包まれる。
 衣にレモンでも混入してあるのか、柑橘の香りが鼻をくすぐり爽やかな後味がまたたまらない。
 そしてまた米を口に運ぶ。
 やはり米には肉があう。肉汁をすった米はその味を何倍にも高める。
 料理界のスーパーサブは伊達じゃない。
 そんなこんなで弁当箱を物の数分で空にしてしまった。
「ふぅ。ごちそうさま」
「……さま」
 弁当箱を渡し、弁当の余韻に浸る。
 毎日こんなうまい昼飯を食える俺は本当に幸せ者だ。
「……」
 くい、と袖を引かれた。
 何事かと思ってそちらを向けば、小さなそいつが顔を赤くしながら俯いていた。
 弁当の感想でも聞きたいのだろうか。
 それにしては様子が可笑しいが。

「して」
 一瞬。いや、数瞬思考が停止した。
 何を言っているのか。
 いや、言っている事は分っている、理解している。
 だが、何故にこんな時にこんな場所で。
 と、思ったが、そう言えばここ最近、めっきりやってなかった。
「……いや?」
 震える声で、こいつは言った。
 受験を控えていたこいつにとって、そういう事は妨げになるだろうと思って控えていたのが裏目に出ていたようだ。
 そういえば、俺も俺でここ最近処理していなかった気がする。
「いや、全然」
 返事を聞く前に、こいつの口の中に舌を捩じ込んだ。
 抵抗らしい抵抗もせず、それどころか嬉々として舌を絡ませて来た。
 こいつの口の中は、さっきの弁当の残り香がまだ残っていた。
 出汁巻き卵の味、鶏肉の唐揚の味、米の味。
 それら全てを舐め取るように、歯茎をなぞり、歯を撫でまわし、唇を吸い取る。
 そうすると、まるで弁当を食べているような錯覚に陥り、唾液がどんどん溢れてくる。
 そいつの頬を両手で掴み、顔を上に向かせる。
 そして、一気に俺の唾液を注ぎ込む。
 一瞬、嬉しそうに驚いたそいつは、ごくりごくりと喉を鳴らして俺の唾液を呑み込んだ。
 こいつの唇をきれいに舐め取ってから口を放した。
 そして、その顔を見た。
 頬は真っ赤に上気し、目には理性の欠片なんてありはしない。
 ただ、肉欲に揺れる一人の女がそこに居た。
「……我慢……出来ない」
 そう呟くと、そいつはいきなり立ち上がり、パンツを脱いだ。
 俺の目前に晒し出された秘所には毛すら生え揃っておらず、子供のようなきれいな割れ目がそこにはあった。
 それは子供らしい面影を残す反面、愛液で妖しく濡れていた。
 子供らしい性器が大人の象徴たる愛液で濡れている。それに思わず背筋が震える。
 もう、俺は我慢など出来なかった。
 直ぐにズボンを降ろし、臨戦体制となった息子を取りだした。
 それを見たこいつは嬉しそうに笑うと、その腰をいきなり沈めてきた。
「……ぁ」
 そこは、何も触っていないのに既にぐちょぐちょで、凄い勢いで締め付けてきた。
 柔らかい肉の壁が、欲望の赴くままに俺の息子を包み潰していく感触。
 挿れたばかりだと言うのに、俺はイきそうだった。

「……ん……ぁ」
 だが、それはこいつも同じだったようだ。
 焦点の定まらない視線を泳がし、頬を真っ赤に染めて唇からは涎がだらしなく垂れている。
 俺はこいつのずれ落ちた眼鏡を取ってやり、唇を塞いだ。
 それが合図と言わんばかりにこいつは腰を上下に降り始めた。
「……ん……ふぅ……!」
 唇と唇の隙間から洩れる嬌声。
 ピストン運動の度にぐちょぐちょと鳴く接合部。
 動くたびに、こいつの膣は俺の息子をぎゅうぎゅうに締め付ける。
 もう俺は長くは無い。
 そして、それはこいつも同じはずだ。
 だから、俺はこいつの腰を掴み、俺も腰を振り始めた。
 二度、三度と腰を振り、息子を膣の奥へと突き入れる。
「んぅ!」
 最後に、渾身の力を込めて息子を奥へ、深く突き刺した。
 その瞬間、膣はこれまでに無いほど収束して、小刻みに振動を始めた。
 それと同時、背中にこいつの細い腕が回された。
「うぁ……」
 思わず、声が漏れた。
 それほどまでに、こいつの最後の締め付けは凄まじかった。
 自分でもどれほど出しているのか分からなくなるような射精。
 頭から爪先まで電気の様に流れる快感に、意識が飛びかける。
 だが、それをこいつは許してくれないようだ。
 精液の一滴すら残さず搾り取ろうと蠢く膣に、快感の余韻に追い打ちをかけてくるのだ。
 お互い、繋がったままどれくらい過ごしていただろうか。
 ようやく落ち着いた頃、そいつは腰を上げた。
 にゅるり、と俺の息子が力無く垂れ落ちるの同時に、そいつの秘所から俺の精液がどろちと漏れ落ちた。
 自分でもこれほど出していたのかと思うほど、大量に漏れ落ちていた。
 そいつはすっかりいつもの無表情に戻り、鞄からティッシュを出し俺の息子を奇麗に拭き取った。
 次に自分の秘所を綺麗にすると、鞄から替えの下着を取り出して穿いた。
 俺も俺でズボンを掃き直し、屋上に大の字になった。
「……」
 すると、こいつは無言で俺の上に覆いかぶさってきた。
 俺の胸辺りに頬を当て、何をするでもなくじっとしていた。
 太陽が翳った。

「……寂しい」
 小さく、短くこいつは言った。
 俺はその言葉の意味を理解していた。
 こいつは今年、大学を受験して、真面目なこいつは当然合格した。
 俺は受験もせず、就職もしない。
 俺は親父の後を継いで農家になる。
 俺はこの町が好きだ。
 俺が育ったこの町が好きだ。
 幾ら田舎でも、都会に無いものがたくさんある。
 だから、俺はここで生きていきたかった。
 毎日畑仕事に精を出し、似たような毎日を繰り返す。
 俺はそれでいい。それが良かった。
「大学だって、そう遠くないんだろ」
 でも、こいつは大学に行く。
 場所は詳しく聞いてないから分らないが、この町に大学は無い。
 恐らく町を出て行ってしまうのだろう。
 こいつだけじゃない。俺だって寂しい。
 でも、あえてそれを考えないようにした。
「一生会えない訳じゃないだろ」
 口では言えるが、俺はこいつ抜きで生きていけるだろうか。
「……うん」
 小さく、呟いた。
 俺は、その小さな体を抱きしめた。


 あれから、半年経った。
 俺は親父の後を継ぎ、農家になる為に農家見習いをしている。
 土に汚れる毎日、それが何故か無性に嬉しかった。
 時刻は昼過ぎ。
 広大な田圃を歩き、道路を目指す。
 いや……そこに立つ、そいつを目指す。
「今日のおかずは何だ?」
 何時ものように、弁当を作ってきてくれる俺の可愛い、愛しい恋人。
 その遥か後方には、真新しい大学が建っていた。

作者 3-68
2008年01月20日(日) 19:18:31 Modified by n18_168




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