無口な彼女と無口な彼氏(仮題)
彼と彼女の間に会話という手段ない、お互いの目を見て、手を触れて
お互いを感じれば通じる、だから言葉などいらない。
授業終了の鐘と共に彼女は彼の前に現れた、軽くはにかみながら手にはお弁当。
彼も照れながら受けとると弁当箱を広げる、彼の笑顔が広がった。
彼の前の席を陣取り彼女は輝かしいばかりの目で彼の食事を見守る。
卵焼き、彼はそれを頬張ると彼女に親指を立てて感想を告げる、彼女は歓喜で
だらけきった顔、彼は次々と弁当を平らげ、空っぽになった弁当箱を彼女に見せる。
この間クラスは無音状態、なぜからこの無口カップルの会話を聞いてみたいと
クラス中の人間が息を潜めているからだ、しかし今のところ聞こえたのは彼の食事する音のみ。
今回も聞けなかったか、そうみんなが諦めかけた時。
・・・チュッ
まさに漫画のような音がクラスに響いた。
作者 3-149
お互いを感じれば通じる、だから言葉などいらない。
授業終了の鐘と共に彼女は彼の前に現れた、軽くはにかみながら手にはお弁当。
彼も照れながら受けとると弁当箱を広げる、彼の笑顔が広がった。
彼の前の席を陣取り彼女は輝かしいばかりの目で彼の食事を見守る。
卵焼き、彼はそれを頬張ると彼女に親指を立てて感想を告げる、彼女は歓喜で
だらけきった顔、彼は次々と弁当を平らげ、空っぽになった弁当箱を彼女に見せる。
この間クラスは無音状態、なぜからこの無口カップルの会話を聞いてみたいと
クラス中の人間が息を潜めているからだ、しかし今のところ聞こえたのは彼の食事する音のみ。
今回も聞けなかったか、そうみんなが諦めかけた時。
・・・チュッ
まさに漫画のような音がクラスに響いた。
作者 3-149
2008年01月20日(日) 19:30:37 Modified by n18_168