口移し(仮題)
ジィ……
「ホレ」
無言の要求に屈し、木のヘラに一口ぶん掬ったアイスを差し出す
パクっ
ム〜〜〜〜……
「一味足りない?
人の分、ねだっておいて贅沢ぬかすな」
ジィ……
「……」
ジィィ……
「……」
ジィィィィィ…………
「ああ!もう
わかったよ」
バクっ
一口掬ったアイスを、今度は自分の口に含む
ンッ
目顔で促すと彼女は、アゴを少しあげた姿勢で目を閉じた
チゥゥゥ……
照れくささをこらえながら、口移し
冷たいアイスと交換に、熱い舌をたっぷり味わせてもらった
「ホレ」
無言の要求に屈し、木のヘラに一口ぶん掬ったアイスを差し出す
パクっ
ム〜〜〜〜……
「一味足りない?
人の分、ねだっておいて贅沢ぬかすな」
ジィ……
「……」
ジィィ……
「……」
ジィィィィィ…………
「ああ!もう
わかったよ」
バクっ
一口掬ったアイスを、今度は自分の口に含む
ンッ
目顔で促すと彼女は、アゴを少しあげた姿勢で目を閉じた
チゥゥゥ……
照れくささをこらえながら、口移し
冷たいアイスと交換に、熱い舌をたっぷり味わせてもらった
2011年06月12日(日) 22:14:22 Modified by ID:zuPGm72Wbg