仕事に追われる毎日(仮題)
仕事に追われる毎日
オフィスの時計は深夜2時
ふと視線を上げるとデスクの向こうでふわふわのソファに座って
梵天の付いた耳掻きを構えた無口娘が膝をポンポンと叩いて待っている
頬を赤らめて笑顔で俺を招く無口娘に誘われるまま椅子から立上り
彼女の元へいこうとする俺
厳格でも幻でも構わない、彼女の膝枕で耳掃除をしてもらうんだ!
動かない足を無理矢理動かした瞬間、けたたましい音が鳴り響き
コンセントに接続されていたOA機器が全て床に投げ出された
夢から覚めた俺の目の前には壊れたHDDやモニターが散乱した自分のデスク
さて、上司になんて言い訳しようか
途方にくれた俺には もう無口少女は見えなかった
作者 5-254
オフィスの時計は深夜2時
ふと視線を上げるとデスクの向こうでふわふわのソファに座って
梵天の付いた耳掻きを構えた無口娘が膝をポンポンと叩いて待っている
頬を赤らめて笑顔で俺を招く無口娘に誘われるまま椅子から立上り
彼女の元へいこうとする俺
厳格でも幻でも構わない、彼女の膝枕で耳掃除をしてもらうんだ!
動かない足を無理矢理動かした瞬間、けたたましい音が鳴り響き
コンセントに接続されていたOA機器が全て床に投げ出された
夢から覚めた俺の目の前には壊れたHDDやモニターが散乱した自分のデスク
さて、上司になんて言い訳しようか
途方にくれた俺には もう無口少女は見えなかった
作者 5-254
2008年08月02日(土) 23:59:11 Modified by n18_168