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野生動物(仮題)
野生動物の餌付けを連想すればいい。飼いならされた犬などと違い、相手はこちらに意思を伝えようとする努力を放棄し、そもそも求めて来ることも極端に少ない。  彼女との関係もそんな感じだ。  彼女はハトと言うより鷹に近い。自立していて依存しない。基本的に人間社会に寄生し養われているハトとは違い、鷹は人がおらず餌付け餌がなくとも生きていける。  彼女の在り方はそんな感じだ。  だから彼女とのスキンシップ――気取った言い方はよそう。いちゃこら乳繰り合うのは難しい。  まずは気分を害さないように近づくところか
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%cc%ee%c0%b8%c6%... - 2007年12月12日更新
1-393 かおるさとー氏 「彼女の趣味」
『彼女の趣味』 青川文花(あおかわふみか)はぼく、日沖耕介(ひおきこうすけ)にとって、とても気になる娘である。 別に飛び抜けた美人というわけじゃない。目鼻立ちは整っていたけどどこか薄い印象を受けるし、小柄な体は百五十センチくらいしかない。セミロングの綺麗な黒髪がちょっと目をみはる以外はごく普通の女の子だ。 ぼくと彼女の接点はほとんどなかった。同じ高校でクラスが近い(ていうか隣)ためによく見掛ける程度で、お互いに全く無関係のところで日々を過ごしていたのだ。 あの日までは。 ある日曜日の夕
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/1%2d393%a1%a1%a4... - 2008年02月29日更新
1-527 かおるさとー氏「縁の傷 沈黙の想い」2
『振り回してしまってごめんなさい』 静梨がメモ帳を広げて頭を下げた。 「静梨ちゃんが楽しかったならぼくは満足だから、そんなに謝らないでよ」 「……」 申し訳なさそうに小さくなる静梨。 そういう態度はやめてほしかった。静梨の笑顔を見たいのだから、そんな顔はしないでほしい。 それに、今から聞かなければならないこともある。 「ねえ、静梨ちゃん」 呼び掛けに顔を上げる。 訊きたいことがある、と言うと、小首を傾げた。 「森嶋君という子、知ってるよね」 静梨の顔が、心なしか強張ったような気がした
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/1%2d527%a1%a1%a4... - 2008年01月20日更新
擬音の彼女(仮題)
 とてとて…… 「よう、おはよう」  ――にこ 「ん。さて、早速で悪いんだがお前に話がある」  きょとん 「実は昨晩あいつがとても愉快な格好で俺の部屋に侵入してたんだが」  こくこく 「……お前だろ。あんなこと吹き込んだのは」  ぎくっ 「やっぱりか」  ぴゅ〜♪ 「口笛吹いてごまかすっていつの人間だお前。全く……」  にやにや 「……なんだよニヤニヤして」  どすっどすっ 「肘で横っ腹つつくな。……はあ。ああそうだよ、昨日はお楽しみでしたよ。これでいいか?」  ふるふる
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%b5%bc%b2%bb%a4%... - 2008年01月20日更新
ピッキングの彼女(仮題)
「……」 「……」 「……あー、なんだ。お前その格好どうした」 「……?」 「いや、そんな小首傾げられても。というかどうやって俺の部屋に入った」 「ピッキ――」 「あ、警察ですか。実は不法侵入者が」 「ッ!?」 「いや嘘だから掛けてないからだから潤んだ目で腕にしがみつかないでください!」 「……ほっ」 「……で、最初の質問に戻るが、なんだその格好は」 「……?」 「無限ループって怖いね。他にリアクションはないのか」 「……!」 「いや驚かれても。驚いてるの寧ろ俺だし」 「……
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%a5%d4%a5%c3%a5%... - 2008年01月20日更新
守美と朔耶(仮題)
高牧真一は、疲れ切っていた。 「……あのなぁ、お前ら」  ベッドに横たわる真一の左右には、愛らしい少女が二人、裸身のまま寝転がっている。  右側にいるのは、真一の通う大学でも滅多にいないだろうと思われるほどスタイルの整った少女。  肩口ほどの金髪をツインテールにして、真一の脇腹にその豊かすぎる双丘を押し当ててくる。  当たってるんだけどと言ったとしても、表情だけで当ててんのよと返してくるであろう義妹・李守美の姿に溜息を吐く。  同時に、左側から伸びた繊手が股間に伸びてきたことに気づいて、その手
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%bc%e9%c8%fe%a4%... - 2008年01月20日更新
隠し事(後編)
舞台の上手側の袖に都古の姿はなかった。 ただ、奥の階段から小さくすすり泣く声が聞こえてきた。階段は舞台真下に当たる地下の用具倉庫に繋がっている。 「藤村ぁー」 声量を抑えて呼び掛けたつもりが予想以上に響き、壮は声を押し殺した。 地下倉庫に下りると、充満する埃に出迎えられた。日陰の冷たい空気に少し体が震える。 横に付いていた電気のスイッチを押す。一つきりの電球が真っ暗な空間を明るく照らした。 隅の安全マットの上で、小さな体が縮こまっていた。 体育座りで顔を両膝に埋めている。小さくすんすんと泣く
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%b1%a3%a4%b7%bb%... - 2008年01月20日更新
隠し事(前編)
梶谷壮(かじやそう)が藤村都古(ふじむらみやこ)に初めて会ったのは九月の末だった。 まだまだ日射しの強い放課後の屋上。 「えーと……」 壮は多少弱まった西日を横に、一人の少女と相対していた。 小さな少女である。壮よりも三十センチは小さい。短い髪を小さくまとめ、心なしかうつむいている。スリッパの色は藍色なので、一年生ということになる。一つ下だ。 ここに来たのはクラスメイトに呼ばれたからである。しかしいざ来てみれば、この縮こまった下級生がいるだけで、他に人影はない。 (ヨシの奴……) 壮は困惑
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%b1%a3%a4%b7%bb%... - 2008年01月20日更新
静(仮題)
 朝餉の用意をすませた太輔は、縁側に視線を向けた。 「静様、朝餉の用意が出来ました」  鴇色の長着に露草色の袴、総髪を茶筅に結った若衆といっても通じそうな相手。  震い付きたくなるほどの美貌をもつ男装の麗人、この屋敷の主にして太輔の雇い主でもある五十土静が、どこか茫漠とした瞳をこちらに向けてくる。  「…………む」  こくんと、小さく頷いた静をみながら、太輔は苦笑を浮かべていた。  こうして共に暮らすようになって、そろそろ二年が経とうとしているのに、静がまともに喋っている所を見たことがない。  それでも、
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%c0%c5%a1%ca%b2%... - 2008年01月20日更新
硝子越しの君は…予告編
「…お昼の放送を始めます……。」 感情のない声が近くのスピーカーから響く。 柔らかなBGMが聞こえてくるなか、硝子一枚を隔てたスタジオの向こう側で、淡々と連絡事項を告げている、腰まで伸びる黒髪を後ろで軽く束ねた少女。 名前を華邑 琴佳(はなむら きんか)と言う。 所属人数三人というとても少ない人員で細々とこのような活動を続けている。 もう一人のメンバーはというと… 「さぁ!今日も始まったよ!お昼の放送…もちろん、今日もこの私、棗 鈴子(なつめ りんこ)がお送りしまぁ〜す。」 このハイテンシ
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%be%cb%bb%d2%b1%... - 2008年01月20日更新
【妹が無口な訳】
【妹が無口な訳】  美代(みよ)が初めて俺の家に来た時、とっても奇妙な感じがした。母親が他界して5年目の夏の事、 親父が突然再婚するという話を持ってきた。子供だった俺には母親が新たにできるという感覚は無くて、 知らない人が突然押しかけてきて同居するって気分だった。  だから、美代を義妹として迎える事が出来なくて、その時俺はずっと不機嫌な顔をしていた。 【……】  真っ赤な顔をして、美代は小さくお辞儀をした。その美代を俺は睨み返してしまった。美代は直ぐに 母親の後ろに隠れてしまったけど、睨むほど嫌
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%a1%da%cb%e5%a4%... - 2008年01月20日更新
1-527 かおるさとー氏「縁の傷 沈黙の想い」1
神守病院301号室。 遠藤守(えんどうまもる)は小さな丸椅子に腰掛けて、左右の手を細かく動かしていた。 右に包丁、左にりんご。膝上の皿に赤い皮が、しゃりしゃりと音を立てて落ちていく。なかなかに器用な手つきだ。 守の目の前には大きなベッドがある。 そして、その上には無表情な少女の姿。 顔立ちは綺麗だった。しかし左の頬には大きなガーゼが、頭部には真っ白な包帯が巻かれており、逆に痛々しく映る。 顔だけではない。右の手首、左の前腕、左右の内太股、左腹部と、それぞれに傷を負っている。打撲で痣がひどく、全
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/1%2d527%a1%a1%a4... - 2007年12月13日更新
1-443 かおるさとー氏 「縁の糸、ゆかりの部屋」3
義母は小さなハンドバッグを提げ、玄関から出てきた。 「私、今から買い物に行ってくるから、留守番お願いできるかしら?」 ゆかりは頷き、笑みを返した。 「うん。遅くなる?」 「少しね。七時には帰ってくるから」 「わかった。行ってらっしゃい、お母さん」 義母はなぜか驚いたように目を見開いた。しかしすぐに微笑んで、 「ええ、行ってくるわね、ゆかり」 今度はゆかりの表情が揺れたが、すぐにそれは消える。 離れていく後ろ姿を見送るゆかりは、どこか穏やかで嬉しげだった。 「仲良くやってるんだな」 「
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/1%2d443%a1%a1%a4... - 2007年12月13日更新
1-443 かおるさとー氏 「縁の糸、ゆかりの部屋」1
明日から夏休みという日、終業式を終えて、俺は帰路についていた。 学校が午前中のみだったため、太陽はまだかなり高い位置にある。真上からの熱波が髪を照り付けて、じりじりと痛い。蝉の鳴き声がどこまで行っても響いている。 「もし」 暑さにため息をついていると、そんな短い声が耳に入った。聞かない声だったが、反射的に俺は立ち止まって後ろを振り返る。 そこには、知らない女の子が立っていた。 すげえ美人だった。 整った顔立ちはまるで御伽噺から出てきたかのようだ。ポニーに結った栗色の髪が柔らかく映える。肌は日向
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/1%2d443%a1%a1%a4... - 2007年12月13日更新
1-443 かおるさとー氏 「縁の糸、ゆかりの部屋」2
甲高い蝉の鳴き声に、暑さと汗が入り混じる。 ゆかりは細い裏道を指して、先に店があると言った。知らなかった情報に感心する。 民家の屋根瓦が、灰色のブロック塀が、ひび割れそうなくらいに日を浴びている。電柱は短い影しか落とさず、アスファルトの日除けにさえなってくれない。飛ぶことで涼しい風を浴びようとするかのように、雀が電線の上を通過していった。 本当に暑い。 でも、ゆかりはどこか楽しそうだった。 店に入ってバニラのカップアイスに喜び、店を出て夏の日射しの強さを嘆く。何気ない反応を当たり前のようにして、
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/1%2d443%a1%a1%a4... - 2007年12月13日更新
泉水(仮題)続き
春休みになって何が変わったかといえば、泉水の行動パターンが変わった。 朝の九時半ころになると、からからと音を立てて窓が開き、カタツムリのように緩慢に動く物体が入ってきて、ひとのベッドに勝手に潜り込むのだ。 言うまでもなく、この偽カタツムリは泉水だ。俺がまだ寝ていてもお構いなしに同衾してきやがるのである。 そんな日は、目覚めて最初に目に入るのが泉水の寝顔ということになるわけだ。 もちろん悪い気はしない。いとしい彼女の眠りこむ姿は、なかなか愛らしくて朝から心が和む。 ただ――そういうことが続くと、俺の中のケダ
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%c0%f4%bf%e5%a1%... - 2007年12月13日更新
泉水(仮題)
確認しようか。 ここは寺原家の敷地内、そして俺の苗字はまさに寺原。 ここは寺原友哉の自室であり、そして俺の名前はまさに友哉だ。 ……しかるに、俺の部屋のベッドで堂々と眠り込んでいるこいつは何だというのか。 姉か。さもなきゃ妹か? 生憎、俺に女のきょうだいはいねえ。兄貴がいるだけだ。 「またこいつは……」 帰宅するなり眼に入った望まぬ情景に、深く溜息をつく。 どうせまた屋根伝いに俺の部屋に侵入してきたのだろう。空き巣に間違われるからやめろって言ってるのに。 この幼馴染の侵略自体にはもう慣れっこだ。ただ、今の
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%c0%f4%bf%e5%a1%... - 2007年12月13日更新
……えっち……だけどすき(仮題)
「なぁ」 「・・・(?)」 こいつはいつもこうだ、言葉で反応することを知らない 「今度どこか行くか」 「・・・(コクコク)」 だけどそれで成り立つ、嬉しいやら悲しいやら 「どこにするか」 「・・・(フルフル)」 ・・・映画、かな 「なんか観たいのでもあるのか?」 「・・・(コクコク)」 「あのなぁ、たまにはなんか喋れよ〜」 「・・・好き」 こいつはもしや魔性を秘めてるのだろうか、効果はバツグン 「はぁ・・・」 「・・・(?)」 「おりゃ!」 「!!?」 そりゃあヤリます
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/%a1%c4%a1%c4%a4%... - 2007年12月13日更新
1-311 ほうきぼしの姉妹
【ほうきぼしの姉妹】 「……お願いします」 「3番のカツカレー大盛りにボンゴレビアンコあがりました」  俺が通っている大学から徒歩3分の喫茶店【ほうきぼし】のランチタイム。味もなかなか 美味しいと評判のこの店は、今日も多くの大学生がランチを食べに来ている。 「あーっ、忙しいったらないわね。いい加減、バイト料上げてくれなきゃ、とてもじゃないけど やってられないわ。ねっ、そう思うでしょ」  ウェイトレスの結衣(ゆい)さんが声を掛けてくる。実際、今現在の忙しさは、時給850円 のバイト料
https://seesaawiki.jp/w/n18_168/d/1%2d311%a1%a1%a4... - 2007年12月13日更新
1-523 お魚 ◆5Z5MAAHNQ6
 野田昭和(のだ あきかず)が家に帰り、ベッドに横になった。  と、同時に携帯にメールが来た。  送信してきたのは、幼馴染みの桜ノ宮澄(さくらのみや すみ)だ。  件名はなく本文もただ一言、 『薄情者』  だけであった。 「…………」  昭和は十秒ほどその文章を凝視し、おもむろに返信を開始した。 『意味が不明』  速攻で返事が戻ってくる。 『我を見捨てた』 『我て』 『我輩に語った愛は偽りであったか。ただ悲しい』 『もはやお前がどこの人間か分からねえよ。  大体読書会とやらに参
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