2009年9月頃から活動を開始したエヴァ・空の軌跡・ハルヒの二次創作盗作剽窃家。 最近の二次創作界の高CQの中でも頭一つ抜いている驚くべき男。 そんなナグナブロ=あり=ハル=ハル兄(現HN・朝陽)の動向をヲチするスレまとめです。

LAS小説短編 レイとアスカ 〜楽しい恋、辛い恋〜
【最悪】朝陽(ハル兄)をヲチるpart2【盗作】の124〜129)
ナグナブロはこの作品を作品に関するお知らせ・お勧め小説(2011年9月11日改稿版)の中で『隠れた名作』と自ら紹介していた)




「LAS短編 レイとアスカ 〜楽しい恋、辛い恋〜」
※ナグナブロが「隠れた名作」だと紹介している事を念頭に入れておいて下さい。


※LRSのカップリングが好きな読者の方には辛い話かもしれません、ご注意を。


ここで注意書き。
それにしても、こいつの書き方ってどうも気持ち悪いなと思うのは自分だけ?








冒頭、リツコとレイの会話から始まる。
リツコがレイに学校は楽しいかと尋ねると、レイは楽しい、碇君が居るからと答えている。


リツコはこのレイの言葉の変化を素直に喜んだ。 人形のようだったレイにも感情が芽生えた事。 そして、一人の女の子としてシンジに好意を抱いている。 リツコはいつレイがシンジと恋人同士になれた報告をしてくれるのか、心待ちにしていた。


どうやらリツコとレイの関係は原作とは違って良好の様だが、どう違うのか、どうしてそうなったのか説明位して欲しい。
何故リツコがそんな質問をしたのか説明があれば、二人の関係が原作とどう違うのかも分かり易いと思うのだが。




一方葛城家ではシンジとアスカが喧嘩を繰り広げている。


ユニゾンの訓練をした直後は、まるで姉弟のように仲が良かったのに、最近はケンカの度合いが増している。


原作は、ユニゾン作戦終了後姉弟の様に仲が良かったっけ?
悪くはなかったけど。
ミサトはそんな二人に頭を抱えている様だ。


ミサトは飲んでいるビールの味がいつもより苦く感じている。


何でこう、文章が稚拙なのかな。
それと、シンジとアスカの喧嘩は原作でも割とあったが、シンジは原作に比べてかなり攻撃的。


「シンちゃん、アスカにもうちょっと優しくしてあげたらどうなの?」
「アスカが僕に意地悪するからいけないんですよ。天才少女って言うぐらいなんだから本当は掃除とか料理とかできるんでしょう? 僕を家政婦と何かと勘違いして居るんだ」
「アスカは、エヴァの訓練が忙しかったのよ……」
ミサトが少し苦言を呈しても、シンジの苛立った表情は治らなかった。


ミサトはどうもアスカ寄り。
原作ではどちらかと言うと一方的に突っ掛かるアスカに対してシンジのフォローをしていたのだが。
しかも、読んでいると、喧嘩の原因の殆どはアスカが意地悪をするからという事だ。
それならば、ミサトは何故アスカではなくシンジに苦言を呈すのか。
しかも、アスカがエヴァの訓練が忙しいってそれはシンジも全く同じ条件だ。




「うーん、ビールを飲みすぎるとトイレが近くなるのかしら、利尿作用ってやつ?」
夜中にミサトはそう一人言を言って起き上がって、自分の部屋からトイレに行くために廊下に出る。


アンチミサト小説なら、こんな風にミサトを妙におばさん臭く描く事はあるのだが……。
そんな事言わずに普通に夜中にトイレで目が覚めたとか、寝苦しくて目が覚めたとか、幾らでも理由はありそうだが。


とにかく夜中に起き出したミサトが耳にしたのは、アスカの泣き声だった。


ミサトがアスカの部屋のドアを開けると、ベッドの上でサルのぬいぐるみを抱いて泣きはらしていた。


泣き腫らしたってのは顔とか目に掛かって来る訳であって、ただ「泣き腫らしていた」って表現は変だと思うの。
アスカが泣いている原因はシンジを怒らせた事だったらしい。
アスカはシンジが好きになっていたのだ。
はいはい、ツンデレツンデレ。
とは言え、アスカがシンジを好きで、気を引く為につい喧嘩を売ってしまったのは分かるが、ミサトに泣き付いたりするか?
アスカの気持ちを知り、シンジに自分から伝えてあげようかと言うミサトに、アスカは泣きながら首を振る。


「止めて、それだけはダメ。シンジがアタシの事を本当に嫌いだってわかったら、アタシはこの家に居られなくなる」
「でも、シンジ君に聞かないとわからないじゃないの」
「シンジは学校ではファーストと楽しそうに話すの。もしシンジがファーストの事が好きだなんてわかるなんて、それだけは嫌なのよ!」


錯乱の余り、日本語が変になっているアスカ様。




場面は変わりリツコの部屋。
ミサト、アスカが打ち明けた秘密をあっさりとリツコにばらす。
まあ、リツコはパイロットの精神状態や人間関係を知っておく必要性はあるから、一概に酷いとは言えないが。
そこへレイ登場。


「レイ、学校ではシンジ君と居れて楽しい?」
「はい、碇君はセカンドの事が好きだって言う事は知っています」
軽い笑顔で答えたレイの言葉に、リツコは顔面蒼白になって固まった。


最初に突っ込むが、「居れる」ではなく「居られる」。
後、恒例の「言う」は「いう」。
そしてレイ、会話のキャッチボールが出来ていません。
楽しいかどうかを尋ねられているのに、何故シンジがアスカの事を好きだと答えるのか。
しかも、そんな描写今まであったか?


シンジのアスカへの台詞は二つだけ。


「アスカが悪いんじゃないか!」
「僕も、アスカなんか居ない方が楽が出来ていいよ!」


上記の台詞の後落ち込む等の描写でもあれば察する事も出来るが、シンジは苛立った顔でミサトに文句を言うだけだ。
アスカが好きだという素振りはカケラたりとも見せていない。
それどころか心底嫌っていそう。




「私は碇君に振りむいてもらう必要は無いんです。私が碇君を好きでいるだけで良い。だから楽しいんです」


妙に悟っているレイ。
感情を知り始めたレイがここまで悟れるだろうか。
仮にそうなったのなら、もう少しこの心境に至った過程を説明してくれないと理解出来ない。
結局、「レイはこんなのじゃない」という違和感だけが残る。


さらにそう言ったレイの言葉に、リツコは心を打たれた。 リツコが高校生だった頃、リツコはただユイの夫であるゲンドウに憧れているだけで幸せな気持ちになれた。 それが今はゲンドウの弱みまで握って、ゲンドウを自分の所に引き寄せようとしている。 とても辛い辛い恋。


レイの態度に感銘を受けたらしいリツコ。
弱みを握ってってのはちょっと違う気がする。
リツコが知る多くの秘密は確かに弱みにも繋がるが、リツコがそれらを武器にゲンドウに何か仕掛けた事など無いのだから。
で、タイトルにも使われた「辛い恋」。
辛い恋とやらをしているのはリツコな訳だ。
それならタイトルは「レイとリツコ 〜楽しい恋辛い恋〜」ではないだろうか。


結局、ラストのリツコは完全に余計。
付けたら混乱させるだけだ。
レイとアスカが本当に辛い恋をしているのはレイなのに、心情は逆になっているという対比が面白くなりそうなのに、
ラストのせいで意味不明なものになっている。
まあ、そうなった場合レイとアスカの精神年齢に大きな差は生まれるが。


「私は碇君の側に居るだけで楽しいんです」
穏やかな微笑みを浮かべてそう言うレイの小さな頭を、リツコは大粒の涙を滝のように流しながら強く抱きしめた。


ラストがこれ。
尻切れトンボな印象を受ける。
大粒の涙を滝の様にって、想像するとちょっと笑えるのだが。




LAS短編と銘打っているが、LASの要素が見当たらない。
タイトルと内容が噛み合っていない。
先程も述べたがレイとリツコの設定が唐突過ぎる。
二人の関係が良好になるSSは数多くあるが、その一つを抜き取って来たんじゃないかと思われる。
この作品に限った事じゃないけれど、全体的に説明不足。
特に肝心な所でキャラの心情や過程が書かれていないのは致命的。
端的に言えば面白くない。
隠れているとナグナブロが言っているのは、恐らく自分では自信作なのに感想が来ていないという事なのだろうが、
残念ながらそれは低クォリティ過ぎるからだ。
そのまま隠れていていればいいものを、こうして自分から紹介したりするから恥晒すんだよ。








総評:何となく言いたい事は分かるのだが、説明不足過ぎて、読者は感動するどころか置いてけぼりにされているだけ。


名作と自画自賛するには駄作過ぎる。

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