2009年9月頃から活動を開始したエヴァ・空の軌跡・ハルヒの二次創作盗作剽窃家。 最近の二次創作界の高CQの中でも頭一つ抜いている驚くべき男。 そんなナグナブロ=あり=ハル=ハル兄(現HN・朝陽)の動向をヲチするスレまとめです。

『King Of University』
【最悪】朝陽(ハル兄)をヲチるpart2【盗作】の107〜114 )




「King Of University」を読んでみた。
感想を続けるのもどうかと思うが、余りにも酷過ぎたorz








シンジは大学生で、その年大学の男子人気コンテストみたいな物があるらしい。
参加する気の無かったシンジだが、アスカに男らしい所を見せようと出場を決意。


惣流アスカ。僕の小さいころからの幼馴染で憧れの女性でもある。 僕は小さいころに隣に引っ越してきたアスカに一目惚れしてしまったんだ。 でも、僕より背が高く、金髪蒼眼の彼女は僕を幼馴染としてしか見てくれていない。


要するにシンジとは釣り合わないって言いたい様だけど、背が高いのと金髪碧眼ってのはその理由になるか?
シンジがアスカにコンプレックスを抱くとしたら、もっと別の理由が幾つも出て来そうだけど。


シンジが出場すると決めると、ケンスケが何故か上機嫌。


「くっくっく……これで碇の写真の売り上げも倍増だ」
やっぱりそのつもりだったか。 僕はケンスケにハメられたことがわかったけど、出場するからにはカヲル君に負けたくなかった。


やっぱりという事は、シンジは自分の写真がある程度需要があると知っている訳だ。
じゃあ、何故このシンジが自分に自信が無いのか?
どうやら、シンジは自分が男らしくないからアスカに見て貰えないと思っているらしい。


アスカに何か男らしい所をアピールして見てもらわないと。 そう考えた僕は投票までの間に努力をすることにした。
「ねえ鈴原、なんで碇君は突然音楽サークルを辞めてラグビー部に入ったの?」
「なんや、男らしくなりたいなんて急に言いだしたんや」
洞木さんも僕の様子を見て、トウジに何やら聞いているみたいだった。 彼女も僕たちの友達で、特にアスカの親友でもある。


唐突に現れるヒカリ。
どうやらシンジの決意から暫く後の事らしいが、そういう時は間を持たせるかちゃんと時間が経ったと説明して繋げろと(ry)


シンジの中ではラグビー部=男らしいという図式があるらしい。
音楽は男らしくなくてラグビーは男らしいとか、何とも幼稚な発想だが、きっと、真の男らしさとはそういう物で決まるのではないと言いたいんだろうなと、
普通は思う所だ。
だけど、最後まで読むと分かるが結局この図式は変わらない。
チェロ、というか楽器全般の多くはかなり体力使うんだけどね。




この大会は報道部のサークルが仕切っていて、毎年大学の外からのお客さんやマスコミが取材に来るほどの大きな大会だったみたいだ。


サークルとあるが、毎年これほど話題になるのなら、大学に貢献している事になる。
それならさっさと部として認められそうなものだが。
そもそも、報道「部」のサークルって変だ。
部なのかサークルなのかどっちだよ。
たかが大学の人気コンテスト、しかも女子ではなく男子のにマスコミが取材に来るレベルの大会ってのも不思議だが、
余程変わった催しが話題になっているのだろう。


「それでは、今年のサプライズイベントは出場者同士による相撲大会です!」


( ゚д゚ )


マスコミまで注目の人気コンテストの目玉イベントがそれらしい。


僕は運命のいたずらなのか、カヲル君と対戦することになってしまった。 今までの僕はこんな争い事にはしり込みしていたけど、負けたくないと言う気持ちが湧きあがっていた。


シンジの対戦相手はカヲル。
ここはある意味注目すべき場面である。
何故なら、カヲルはシンジの友人で、それでいてアスカと噂になる等、ライバル的ポジションに居るらしい。
この場面をどう料理するかで、展開は幾らでも変わる。
関係無いが、ここでも「〜いう」を「〜言う」にしている。
いい加減気付いた方がいいよ。
「言う」ってのはsayの意で、この場合は違うだろ?


ラグビーで鍛えたのが影響したのか、なんと僕はカオル君を突進で押し出し、勝ってしまった。


一行かよ。
しかもカヲルの字が間違っているし。
そもそも、この話のカヲルがどういう人物で、どういう事を考えているのか一行たりとも説明が無い。
台詞すら無い。
存在していたのかも微妙だ。
カヲルがアスカをどう思っているのか、シンジをどう思っているのか、何故この大会に出たのか。
その説明だけでも、話は大きく変わるだろうにこれである。
結局ただの当て馬、いや、それすらならないモブなのだ。




僕は満足感に包まれながらも会場を後にして、アスカと洞木さんの所に向かったんだ。 でも、そこには気まずそうな顔をした洞木さんしか立っていなかったんだ。


〜だったんだ、だったんだ。
とても大学生の語り口とは思えない。
今までの中学生シンジと何一つ変わらない。
せっかく大学生という設定を付けたのなら、それらしい思考や口調を付けるだけでリアリティが出て来るのに。
作者の精神年齢からして無理な話なのかも知れないけれど。


アスカは?と尋ねるシンジにヒカリは、わざわざアスカの投票用紙を見せる。
そこにはカヲルの名前が書かれていたのだ。
何故見せる?
そもそも、アスカが書いた物を他人に見せる必要性が無いし、ヒカリはシンジのアスカへの想いを知っている筈だ。
しかも「ショックを受けないでね」と前置きまでしているのだ。
これは相当に悪意があると思う。
所が、そんなヒカリの意地悪も吹っ飛ぶバイオレンスシンジ。


僕は洞木さんを突き飛ばしてその場を走り去った。 洞木さんが悲鳴をあげて地面に叩きつけられても、僕は振り返りもしなかった。 その時の僕はただただイライラしていたんだ。


何と、女の子を突き飛ばして逃走。
ヒカリは地面に叩き付けられて悲鳴を上げたという事だから、相当に激しい物だったと思われる。
シンジはそれを知りつつも無関心。
酷過ぎるにも程がある。
原作のシンジなら、まずあり得ない。
仮に、余程の事があって発作的に突き飛ばしたとしても、相手が悲鳴を上げた瞬間、我に返って謝るのが彼だろう。
シンジがそこまでブチ切れたのは、仲間を傷つけた使徒と、トウジを傷つけたゲンドウに対してだけだ。
たかがアスカが自分ではなくカヲルに投票した位で。
しかも、ヒカリは無関係なのに。
大体今回の目的はアスカに男らしさをアピールする事であって、それは一応は達成出来た筈だ。
その結果が期待した物とは違っていただけで、何故こうも怒るのか。




シンジの怒りは収まらない。


自分の部屋に閉じこもった僕を母さんが心配して声をかけてくれたけど、僕は答えなかった。 それどころか、僕はせっかく母さんが作ってくれた夕食をテーブルから全て叩き落としたんだ。


全く関係無い母親に対してもこの行動。


父さんが帰ってきて、怒られた。 何を言われても黙っていた僕は家から叩きだされた。 僕はそれでも怒りがおさまらなくて、家の庭に出されていたプラスチック製のゴミ箱を形が変形するほど蹴りつけていた。


完全なる基地外だ。
何度も言うが、ここまで怒っているのは、アスカがシンジではなくカヲルに投票したからってだけだ。
別に付き合っている訳でもあるまいし。
これでアスカがカヲルとこっそり付き合おうものなら、確実にカヲルは殺されている。
しかし、一番注目すべきはゲンドウには叩き出されたという事だ。
ヒカリには暴力、ユイには直接ではないけど暴力的な行為、ゴミ箱は破壊しておきながら、ゲンドウには無言を貫く程度が関の山。
ラグビーで鍛えた上に、こうも無関係な者に暴力を振るえるなら、父親に殴り掛かる程度の事はしそうだがしない。
自分より力が強そうな者には無抵抗。
弱い者には散々暴力。
このシンジ、まごうことなき最低ランクの男、正真正銘のクズだ。




ゴミ箱を蹴りつけ、既に警察を呼ばれるレベルにまでなった基地外の元へアスカがやってくる。


「シンジ……アンタ、コンテストの会場でヒカリを投げ飛ばしたんだってね……そしてシンジのママからアタシのママに電話があったけど……泣いていたみたいね」


ちょwwwwww
ヒカリはいつの間にか投げ飛ばされた事になってるwwww
推測するに、恐らくヒカリはシンジが好きなのではないだろうか。
シンジを手に入れたいからこそ、諦めさせる為にアスカがカヲルに投票した事をわざわざ知らせ、
アスカには幻滅させようと誇張して説明したのでは。
しかしユイもユイで、息子の家庭内暴力をあっさり他人に言うのもどうかと思う。
いや、早めに相談するのは正しい選択だが、ユイの性格から、まずは自分で解決しようとするのでは?
今日初めての事ならば、他人に泣きながら言うより、色々考えると思う。
まあ、まさか息子がこれ程どうしようもない理由で基地外になったと知ったら泣き崩れもしようが。


「今のシンジは強いと思う。でも人を傷つける強さなんて、本当の強さなんかじゃない! 間違った強さよ!」


強かったらゲンドウに叩き出されたりしない。


「アタシは今までのシンジが好き。無理に男らしくならなくても、相手のことを思いやる優しいシンジが昔から大好きだったの」


ちょっと待った。
この理屈なら、今のシンジは男らしい事になる。
ナグナブロ、男らしいの定義を完全に誤解していないか?
こうまで女々しい人間のクズもそうそう居ないと思うが。
今のシンジに男らしさの欠片も見当たらない。
で、アスカがカヲルの名前を書いたのはヒカリの陰謀……ではなく、シンジが優勝したら傍に居られなくなると思ったかららしい。
それにしても、親友を投げ飛ばす様な男なら、幾ら好きだったとしても考え直さないだろうか。
こんな男と一緒に居ても、将来ドメスティックバイオレンスに走るに決まっているじゃないか。


「素直にシンジのことを好きって伝えられなかったアタシが悪かったのね。そんなアタシに罰を頂戴」


いや、アスカは何も悪くないと思う、今回の一件に関しては。
で、罰が何かと言うと、キスの事らしい。
ナグナブロが如何にも好きそうな言い方ではあるが、この人間のクズとキスなら、正しく罰になるかも知れない。


アスカは唇を僕に向かって突き出した。キスが罰だって?アスカの言い分に僕は苦笑しながら……唇を重ねた。


キスを強請るにしても、唇を突き出すって普通書くか?
目を閉じるとかで分かるじゃん。
目を閉じたって描写は無いから、アスカは目を開けたまま唇だけ突き出してんの?
タコみたいに?
想像するだけで笑えて来る。




そして、母さんと洞木さんには謝罪とアスカとの交際報告を同時にすることになったんだ。 母さんも洞木さんも僕のしたことを許してくれて、アスカとのことも祝福してくれた。


あっさり許す二人もどうかと思うが、シンジが二人に対して申し訳ないと思う描写が無いのも恐ろしい。
女性相手に八つ当たりで暴力を振るっておいて、自己嫌悪に囚われる事も無いのか。
これが原作のシンジならアスカに告白されても、自分には受ける資格が無い位言うぞ。
相手の事を思いやる優しいシンジが好きとアスカは言ったが、こいつ、最初から最後まで自分の事以外何も考えてない。




以上で物語は終わるが、以前「サンドイッチ!」の感想でナグナブロは謝れば許して貰えると勘違いしているのではと書いたが、
間違っていたかも知れない。
何やっても許される位、こいつは勘違いしているんじゃないだろうか。
少なくとも、暴力程度なら問題無いし許されると思っているらしい。
そんな心理なら、そりゃ、盗作位騒ぐ方がおかしいと思うわな。


後、自分では大学に通ったと言っているが、それも疑わしい。
大学のサークルと部活の違いを認識していない様だし、たかが学園祭の催し物の一つでマスコミが駆け付けるとか、
その内容とか、リアリティに欠ける。
以前も登山靴のSSで大学生のレイが両親の仕事の都合で海外へ引っ越すとか、大学生と中学生の区別は付いているのやら。
少なくとも、大学生のシンジの語り口は余りにも幼過ぎて中学生どころか小学生レベル。




それは置いておいて、以前「サンドイッチ!」の自分語りの中で自分は「スポーツマンタイプ」ではなく「ガリ勉タイプ」と語っていたが、
奴は運動の出来る男子にコンプレックスがあったのではないだろうか。
男らしい=ラグビー=乱暴という安易で幼稚な図式を作り上げたり、男らしくなったとされるシンジを只の暴力男に描くなど、
何やら悪意めいた物を感じる。


無理に男らしくならなくても、相手のことを思いやる優しいシンジが昔から大好きだったの


上記はアスカの台詞ではあるが、以前好きな子は自分ではなくスポーツマンタイプが好きらしいと書いていたが、
それへのナグナブロなりの答えではないだろうか。
勿論、その子が好きなスポーツマンタイプは、こんな人間のクズとは全くの別物ではあるだろうが。








総評:読んでいて胸糞悪くなる駄作


ナグナブロの深層心理がよく分かる一品。

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