日本の周辺国が装備する兵器のデータベース




▼アメリカ海軍のLST-1196 Harlan County


性能緒元
満載排水量8,450t
全長171.3m
全幅21m
喫水5m
主機Alco 16-251ディーゼルエンジン6基(16,000馬力) 2軸
バウ・スラスター(800馬力)1基
速力20kts
乗員224名

【搭載部隊】
戦車23輌
搭載機なし(ヘリコプターの発着は可能)
揚陸兵員386〜431名

【兵装】
近接防御Mk15ファランクス 20mmCIWS1基
ボフォース600PX 70口径40mm単装機関砲2基
12.7mm重機関銃4基

【電子兵装】
水上捜索レーダーレイセオンAN/SPS-10F1基
航海レーダーAN/SPS-64(V)91基
EMS/EMC装置長風III型(ヒューズSLQ-17/SLQ-31)1基
チャフ発射機Mk35 6連装発射機(SRBOC)

前身は1970年就工のアメリカ海軍のニューポート級LSTで、1996年に2隻を取得。さらに1〜2隻の追加購入も計画されたが実現はしなかった[4]。当初は米海軍からの供与という形であったが、2000年には艦籍を正式に台湾海軍に移管する事が台湾とアメリカとの間で合意された[4]。

ニューポート級は艦首に突出したランプ繰り出し用のホーンが外見上の特徴で、搭載車輌の上陸ではこのホーンに沿って道板を展開する[1]。艦内の車輌甲板は上甲板とスターン・ゲートに連結しており、艦尾の小型ドックから水陸両用車輌や揚陸艇を発進させることも可能[1]。ニューポート級は500トンの車輌、もしくは2000トンの貨物と400名の揚陸部隊の搭載能力を有している[1]。

台湾への引渡し時の際には、艦橋構造物上部に76mm連装砲Mk33×2基が搭載されていたが、これは就役後の改装によってボフォースMk1型60口径40mm連装機関砲に換装された。その後、退役した富陽級駆逐艦(ギアリング級)に搭載されていた長風III型(ヒューズSLQ-17/SLQ-31)EMS/EMC装置が、2002年には中平に、2006年には中和に装備された[4]。中和は同年、40mm機関砲をボフォース600PX 70口径40mm単装機関砲に換装する改修工事を受けている[4]。これは備砲を40mm機関砲から76mm砲に換装した錦江型ミサイル艇から降ろされたものの再利用であった[4]。2007年には中平も同様の改装を実施している[4]。

台湾海軍では、二次大戦中に建造されたLST-1型戦車揚陸艦を揚陸艦艇の主力として運用していたが、同級は低速の上にビーチングを前提とした平底船体のため洋上航行では艦の動揺が大きく、搭乗部隊は空調も無い大部屋で長時間に渡って動揺に悩まされることになり、多くの海軍陸戦隊隊員が船酔いを発症していた[4]。これに対して、ニューポート級は通常船体を採用した事で動揺が減少し、搭乗兵員には艦の乗員と同じ水準のベッドとロッカーが用意されており、空調も完備していたため、海軍陸戦隊隊員から歓迎されることとなった[4]。

1番艦中和Chung HoLST-232旧LST-1180(Manitowoc)1970年1月米海軍就役、1993年6月退役。1997年台湾海軍に再就役
2番艦中平Chung PingLST-233旧LST-1181(Sumter)1970年1月米海軍就役、1993年9月退役。1997年台湾海軍に再就役

【参考資料】
[1]世界の艦船別冊 中国/台湾海軍ハンドブック 改定第2版(2003年4月/海人社)135頁。
[2]中国海軍博物館
[3]Grobal Security.org
[4]軍武狂人夢「中和級戰車登陸艦」

台湾海軍

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