日本の周辺国が装備する兵器のデータベース




062型哨戒艇(シャンハイII型/上海II型)は、1961年以降中国海軍向けに300隻が建造された沿岸海軍時代の中国海軍を代表する艦艇の1つ。現在も35隻が現役にある[1]。

062型は、1950年代に頻発した台湾海軍との沿岸部での戦闘で得られた戦訓を反映して小型船体に37mm連装機関砲2基、25mm連装機関砲2基という重武装を装備した高速哨戒艇として開発された[2]。062型は30年にわたって建造が続けられたこともあり、数多くの派生型が存在する。37mm機関砲の代わりに66式57mm連装機関砲を装備したタイプや、近接戦闘における火力強化を目的として、上記の固有兵装に加えて56式75mm無反動砲2基、14.5mm重機関銃2基を追加搭載したタイプもある[1]。一部の艦は対潜攻撃能力強化のためRBU-1200 5連装対潜ロケット発射機を搭載している[1]。

062型哨戒艇は1980年代には中国海軍から退役が進み、予備装備として保管されたり、公安や武装警察、税関などの水上警備部隊への移管が進められた[2]。1987年には、船体にフィン・スタビライザーを装備、艦橋を密閉式にするなど乗員の生活環境の改善を目標とする改良が加えられた062-1G型が登場し、現在海軍に在籍する062型の多くがこのタイプとなっている[2]。

062型は多数が外国に輸出・供与されている。主な輸出先は、北ヴェトナム(1966年、8隻)、ルーマニア(1973年から27隻をライセンス生産)、タンザニア(1970〜71年、7隻。1992年、2隻)、ギニア(6隻)、北朝鮮(12隻)、パキスタン(12隻)、スリランカ(1972年、5隻。1991年、3隻)、チュニジア(1977年、2隻)、アルバニア(6隻)、バングラデシュ(1980〜82年、8隻)、ザイール(現コンゴ民主共和国、3隻)、エジプト(1984年、4隻)などで[1][2]、総輸出数は91隻(+ライセンス27隻)に達するとされる[2]。

性能緒元
基準排水量113t
満載排水量134t
全長38.8m
全幅5.4m
喫水1.7m
主機CODAD 4軸
 12-D-6型巡航用ディーゼル 2基(1,820馬力)
 L-12V-180型高速用ディーゼル 2基(2,400馬力)
速力30kts
航続距離750nm/16.5kts
乗員38名

【兵装】
近接防御61式37mm連装機関砲2基
 61式25mm連装機関砲(2-M-3)1基
爆雷投下軌条2基(爆雷8発)
機雷10発

注:37mm機関砲の代わりに66式57mm連装機関砲を装備したタイプも存在。上記の兵装に加えて、56式75mm無反動砲2基、14.5mm重機関銃2基を搭載したタイプもある。

【電子装備】
航海/捜索用レーダー6641型(Pot Head)もしくAnritsu 726型1基
ソナーハル・ソナーもしくは曳航ソナー

【参考資料】
[1]Jane's Fighting Ships 2009-2010(Stephen Saunders (編) /2009年6月23日 /Janes Information Group)151頁。
[2]中国武器大全「062型護衛艇」

中国海軍

amazon

▼特集:自衛隊機vs中国機▼


▼特集:中国の海軍力▼


▼特集:中国海軍▼


▼中国巡航ミサイル▼


























































メンバーのみ編集できます