日本の周辺国が装備する兵器のデータベース




性能緒元
ローター直径8.36m
全長9.80m(ローター含む)
胴体長7.3m
全高3.4m。ローターを含むと5.4m。
全幅1.9m
最大離陸重量1,610kg
エンジンAllison 250-C20B (375軸馬力) ×1
最大速度282km/h
巡航速度250km/h
航続距離430km。対潜任務の場合は40〜160km
ホバリング限度3660m(地表効果あり)、4630m(地表効果無し)
武装Mk44/46 短魚雷×1〜2基
 発煙マーカー×1+短魚雷×1
乗員3名(操縦士、副操縦士、乗員1名)

ヒューイ(現マグドネル・ダグラス ヘリコプター社)モデル500MD/ASWディフェンダーは、台湾海軍が初めて装備した対潜ヘリコプターである。ASWはAnti-Submaribe Warfare(対潜水艦戦)の略称。

500MD/ASWは、ヒューイ社のモデル269から発展した500MDディフェンダー軽攻撃観測ヘリコプターを対潜任務用に改造した機体である。外見上の特徴としては、機首左側にレドームを追加して、Bendix RDR-1300 捜索レーダーを装備、胴体右側にテキサス・インスツルメントASQ-81C(V)2 MAD(magnetic anomaly detector:磁気探知装置)を搭載しているのが識別点になる。機内装備も対潜任務用の改造が施され、高度指示器、レーダー高度計、MAD制御用装置とその表示板などが装備された。また、艦載ヘリと揺れる船上への着艦能力を付与するためヒューイは500MD/ASW用のヘリコプター発着艦支援システムを開発した。

武装としては、胴体下部には、2つのハードポイントがあり、Mk44/46 短魚雷1〜2基、短魚雷×1と位置特定用の発煙マーカー×1を搭載する。500MD/ASWは、胴体内に240Lの燃料を搭載する。最大航続距離は430kmであるが、対潜任務の場合航続距離は40〜160km。

台湾はアメリカから供与された富陽級駆逐艦(ギアリング級)の搭載機として、「海鷹専案」の計画名で1977年に12機の500MD/ASWを発注した。最初の500MD/ASWが台湾に到着したのは1980年3月4日であり、台湾海軍で最初の対潜ヘリコプター中隊が編成された。

500MD/ASWは、ギアリング級の退役後は済陽級フリゲイト(ノックス級)の艦載機として運用されている。ノックス級は本来、カマンSH-2F/Gを搭載していたが、SH-2はアメリカから輸出許可が降りなかった。台湾は対潜ヘリとして500MD/ASWとS-70C(M)「シーホーク」を運用していたが、S-70C(M)はノックス級で運用するには機体が大きすぎたため、やむなく小型の500MD/ASWを搭載する事に決定したいきさつがある。500MD/ASWは機体が小型で開発時期も1970年代ということもあり、台湾海軍では現在の対潜ヘリとしては航続距離、探知能力共に不十分であると認識している。

500MD/ASWは、これまでに事故で5機を喪失している。代替機として非武装型を1機調達したが、この機体は訓練用として使用されており実戦配備はされていない。

【参考資料】
FAS
TaiwanAirPower.org
軍武狂人夢
中国武器大全

台湾海軍

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