日本の周辺国が装備する兵器のデータベース





CM22性能緒元
重量約12トン
全長5.18m
全幅2.82m
全高2.20m
エンジン6V-53ディーゼル 210hp
最高速度68km/h
浮航速度5.8km/h
航続距離483km
武装T62 107mm迫撃砲×1(88発)
 12.7mm重機関銃×1(2,000発)
 4連装発煙弾発射機×2
装甲アルミ合金製
乗員6名

CM22 107mm自走迫撃砲は、台湾国産のCM21装甲兵員輸送車にT62 107mm迫撃砲を搭載した火力支援車両である。台湾軍での呼称は「CM22一〇七迫砲車」。派生型には搭載砲をT86 120mm迫撃砲に換えたCM22A1 120mm自走迫撃砲(台湾呼称はCM22A1一二〇迫砲車)がある。CM22/CM22A1は1987年から開発が始まり、1989年から1999年ごろまで生産が続けられた。

CM22/CM22A1のベース車体となったCM21は、アメリカのM113装甲兵員輸送車?を元に台湾で開発された装甲兵員輸送車である。1980年に生産が始まり、各種の派生型が開発された。CM21は車体側面に付加装甲を装着し、兵員室側面を傾斜させガンポートを設けるなど、原型のM113とは車体形状がかなり変化している。しかし火力支援車両であるCM22にそこまでの防御力向上は要求されなかったため、車体形状はM113のままとされている。台湾軍では既にM113にT62 107mm迫撃砲を搭載したM106 107mm自走迫撃砲を導入しており、CM22の開発ではM106を手本として設計が行われたため、外見上はM106とほとんど変わらない。ただし、細部では異なっている点も存在する。CM22の後期生産型では砲弾の搭載区画の設計が変更されている。

CM22は車体後部の兵員室にT62 107mm迫撃砲を搭載している。T62迫撃砲はアメリカ製のM30 107mm迫撃砲を台湾が1973年に国産化したものである。T62迫撃砲には42式という名称も存在する。T62の砲身重量は70.89kgで砲身長1,534mm、砲身には24条のライフルが刻まれている。俯仰角度は遠距離射撃の場合+39.7〜+52.5度、近距離では+51.7〜+65度となっている。使用可能な砲弾は榴弾、発煙弾、照明弾、化学弾など多岐に渡る。最小射程は770m、最大射程は6,800m(いずれもM329A2榴弾使用時)。最初の1分で最大18発を発射可能(持続射撃時は3発/分)。装填方式は先込式。T62迫撃砲はCM22のほかに、V150装輪装甲車「コマンド」にも搭載されている。T62迫撃砲はターンテーブルに乗せられており、全周旋回が可能。砲身は後ろ向きにセットされている。射撃時には兵員室のハッチを開放して射撃体勢に入る。車内には88発の砲弾が搭載されている。CM22は車体の右側面後部に迫撃砲の底板やブリッジを装着しており、迫撃砲を地上に降ろして射撃することも可能だ。

CM22自走迫撃砲は陸軍の機械化歩兵旅団と戦車旅団の迫撃砲営(大隊)で運用されている。CM22は大口径迫撃砲に機動力と装甲防護力を付与することに成功し、歩兵部隊への効果的な火力支援を可能とする車両であるといえる。なおCM22は今後CM22A1への改修が行われるものと思われる。

【参考資料】
中華民国国防部公式サイト
中国武器大全
陸軍後勤學術半年刊公式サイト
維基百科 CM21

CM22A1 120mm自走迫撃砲
CM21装甲兵員輸送車(AIFV)
台湾陸軍

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