日本の周辺国が装備する兵器のデータベース




▼胴体下面に搭載されるKA112光学カメラポッド


性能緒元
重量9,285kg
全長21.52m
全幅9.34m
全高5.41m
エンジン渦噴7A(WP7A) A/B 59.82kN ×2
最大速度M2.2
巡航速度850km/h
航続距離2,000km
上昇限度20,800m
乗員1名

J-8R(殲撃8R。もしくはJZ-8/殲偵8)はJ-8戦闘機の戦術偵察機型で、それまで中国空軍が使用していたJ-6R(JZ-6)偵察機の後継として開発された。

J-8は戦闘機としては既に旧式であるが、高高度を高速で飛行できるため戦術偵察機のベースに適しており、偵察機J-8Rへの改造が行われる事となった。戦闘機としての兵装は撤去され、胴体下面にKA112光学長距離斜め写真カメラポッドを搭載、9500〜15000mの高度から偵察を実施する。長距離偵察任務の際には両翼に400L入りの増加燃料タンク2基を搭載するが、その際の最大フェリー航続距離は2000kmとされている[1]。

J-8Rは新規製造は行われず、全て既存のJ-8戦闘機から改造された[1]。中国空軍はJ-8Rを装備した偵察機連隊2個を保有している[1]。その内1つの部隊は、ロシアや朝鮮半島、日本に近い中国東北部の空軍基地を拠点としていることが判明している[1]。もう1つの部隊の所在地は不明であるが、おそらく台湾海峡に近い地域に基地があるものと推測されている[1]。

【参考資料】
Chinese Defence Today「JianZhen-8 Reconnaissance Aircraft」
Chinese Military Aviation

【関連項目】
J-8戦闘機(殲撃8/F-8/フィンバックA)

中国空軍

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