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▼Kh-29T(左のミサイル)
▼Kh-29L
■性能緒元
Kh-29T | Kh-29L | |
全長 | 3.875m | 3.875m |
直径 | 38cm | 38cm |
重量 | 680kg | 657kg |
最大速度 | 2,900km/h | 2,900km/h |
射程 | 30km | 10km |
誘導方式 | テレビ画像誘導 | セミアクティブ・レーザー誘導 |
装備機種 | Su-30MKK/MKK2戦闘機 | Su-30MKK/MKK2戦闘機 |
JH-7攻撃機「飛豹」(殲轟7/FBC-1) | JH-7攻撃機「飛豹」(殲轟7/FBC-1) | |
Q-5攻撃機(強撃5/A-5/ファンタン) | Q-5攻撃機(強撃5/A-5/ファンタン) |
Kh-29(AS-14 Kedge)はロシアのスペツテクニカが開発した短射程空対地ミサイルである。中国は2002年にロシアに対し、Su-30MKKと一緒に2000発以上を発注した。2004年には中国軍に配備されている事が確認されている。
Kh-29は機動性が低いため戦車などの移動目標には使用できないが、その分弾頭がミサイルとしては極めて大きく(ミサイル重量の約半分)主にコンクリート陣地や航空機用強化ハンガーなど、堅固に防護されている目標に対して使用される。Kh-29Tは12゜×16゜の視野を持つテレビ画像シーカーを有しているが、Kh-29Lはセミアクティブ・レーザー誘導になっている。Kh-29Lは航空機が装備するKlen/Kairaポッドか、地上からのレーザービームに誘導される。
【参考資料】
戦闘機年鑑2005-2006 (青木謙知/イカロス出版)
Chinese Defence Today
中国空軍