日本周辺国の軍事兵器 - 35mm装輪自走対空砲

▼NORINCOが開発した輸出向け自走対空砲。「鉄馬」6×6軍用トラックのシャーシを利用。

▼IDEX2009兵器博覧会に出展された35mm対空自走砲。上の写真の車両と比べるとシャーシの形状がかなり変更されている。


NORINCOは最近、輸出向けに「鉄馬」6×6軍用トラックのシャーシに90式35mm連装機関砲を搭載した自走対空砲を開発した。2009年2月にUAEで開催されたIDEX2009兵器博覧会では「CS/SA1 自走対空システム」の名称で公開された。

車体重量は19t。車体には発電用に補助エンジンが搭載されており、停車時に主エンジンを作動させることなく電気を供給する事が出来る。また、4ヶ所の油圧式ジャッキが搭載されており、射撃時には車体を持ち上げて安定化させる。射撃統制装置は装甲化され、操作要員は機関砲の遠隔操作が可能。乗員は合計4名

【参考資料】
中華網 「簡氏:中国推出新外貿双35mm自走輪式高炮」
ASIAN DEFENCE「IDEX 2009 :China weapon systems 」(2009年2月23日)

90式35mm連装機関砲(GDF002)
07式35mm自走高射機関砲(PGZ-07)
中国陸軍