否定派の主張

徴発は合法な行為である。日本軍は物資を徴発する際には代金を支払っていたし、それが不可能であれば徴発証券を渡していた。これを「略奪」扱いして非難するのは不当である。

反論

日本軍の「徴発」は、一応の「ルール」としては、対価として金を支払ったり、軍票を渡したりして、物資を得ることになっていた。ただし実際には、「泥棒」「強奪」としか呼びようのない「徴発」が日常的に行われていた。

南京戦当時の日本軍は、十分な補給を受けることができず、「糧食を敵に求め」ざるを得ない状況だった。ルール通りの「徴発」が行われた例もあったが、対価を支払おうにも支払う相手が逃げてしまって存在しない、という状況で、自然と「無断盗用」が常態化していった。当時の兵士・従軍記者の証言を見ても、「食糧をとるのは悪いと思っていなかった」「徴発といえばなかなか言葉は良いが、人様の品物をだまって持って行くという仕儀だ。内地なれば完全な泥棒行為だ」といった発言が多数見られる。

南京占領後は、兵士による「かっぱらい」が完全に常態化してしまっていた。中島今朝吾中将も、日記に「そこに日本軍が又我先にと侵入し他の区域であろうとなかろうと御構ひなしに強奪して住く 此は地方民家屋につきては真に徹底して居る 結局ずふずふしい奴が得といふのである 」との記述を残している。

「徴発」の実態
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