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とある一週間のお話-1

365 名前: (ω・`ミэ)ピチピチ (9/42〜43) 支援thx [sage] 投稿日: 2008/05/30(金) 00:31:52 ID:Pk31juF6

ある.昨日された事の延長上というよりも,昨日された事の一人バージョンという感じだったので,すっと知識
に入ったのだ.
 でなければ,分かるはずもない.痛いのが良いだとか,そういうのもさっぱりである.特に鞭で叩かれて喜ぶ
人がいるという風な事が書いてあった事は驚きであった.昔,母さん…プレシア母さんに鞭で叩かれていた事が
あるが,まさか同義だったというのだろうか?などと阿呆な事を考えてしまったのも仕方ない事,と思いたい.
…さておき.
「んっと……これで…良いのかな?」
 片手に本を持ち,その内容に従い,もう片方の手で乳房を触った次の瞬間,後ろから声が掛かる.
「フェイトちゃん!?な,何してるの?」
「え…その昨日は読むだけだったから,今日は実践しようかなって…それに,なのはの邪魔しちゃったから…そ
の,私のもなのはに見てもらいたいんだ……その」
「もう…フェイトちゃんったら」
 振り返れば,躰を起こし,布団をどかしたなのはがそこにいた.
 久しぶりになのはの裸を見たけれど,相変わらず,綺麗な躰だと,そう思う.
 長く,降ろした髪はなのはの躰を装飾するように,さらりと伸びた四肢は余分な脂肪の一切なく,その体躯に
似合った乳房の大きさ,そしてその先端のピンク色の突起,そして髪と同色の僅かに薄く生えた潤いを感じる陰
毛が……なぜか私の心を惹く.
 あぁ…そうか.その毛はなのはの大事な所から溢れた愛液に染め上げられているのか,だから私はそこに性的
な印象を受け,それに惹かれているのか…なんて,昨日得た知識を総動員して考察してみたけれど,本当は単に
自分のソコがちょっと濃い感じがするからなだけ.
「…相変わらず,フェイトちゃんは私のココ見るよね?なんかあるの?」
「え…あの…もしかしてばれてたの?」
「うん.でもやっぱり聞くのも恥ずかしいから言わなかったんだけど何かあるのかな?」
「その…」
 と,流石に恥ずかしいのでなのはに近寄り,なのはの耳元でそれを伝えれば,なのはが噴出した.
「にゃははは!そんな事で悩んでたの?」
「ひ,酷いよなのは.私は結構悩んでるんだよ?その…バリアジャケットも際どいの多いから」
「際どいの止めれば良いのに」
「スピードが命の私にとっては無駄な所削除するのは大事なんだよ?」
「それなら…仕方ないのかなぁ?……まぁ,それならいっそ全部剃っちゃえばいいんじゃないの?」
 あぁ,確かに.
 言われて初めて気付いたが,確かに別に剃った所で問題はない.本を読んで知ったのだが,そういう性癖の人
もいるらしいし,それに私の相手であるなのはがそう持ちかけてくれるのだから,後悔する事もないだろう.
「じゃ,そうするね」
 今日家に帰ったらさっそくしよう.うん.
「それで……フェイトちゃんが見せてくれるの?」
「あ…うん」
 突然,話が変わって一瞬呆然としてしまったが,反射的に答える私.その答えにある意味満足しているようだ
ったが,どこか憮然とした表情でなのはが口を開く.
「あの………フェイトちゃん恥ずかしいとか思わないの?」
「恥ずかしい事なのかな?」
 そう言われても良く分からない.なのはに裸を見られる事には特になんとも思わないんだけれど…?
「うぅぅん?これでいいのかなぁ」
 と,なのはが口にしているのを尻目に,私は再び本に目をやり,参考にしながら行為を始める.
「見ててね,なのは」
 空いた片手を自身の乳房へと.
 雨を多少吸った所為か,僅かしっとりとした乳房をゆっくりと,下から持ち上げるように,その形を歪ませる

 その行為に,突然快感が得られるという事はない.ブラをつける時によいしょ,と持ち上げているのと大差は
ないのだから.とはいえ,昨日なのはにされていた時は,そうでもない所を思えば,気分の問題なのだろう.本
の方にも色々と想像…というよりも,妄想する方が良いと書いてあったし.
 とはいえ,突然そんな妄想ができる程知識があるわけでも実践しているわけでもない私には,何を妄想して良
いのやら…と考えていれば,そうだ昨日のことを思い返せば良いのだと気付く.
 昨日のそれは,確かに興奮を覚えたし,気持ち良かったと言える.なので…昨日の事を思い返し,なのはにさ
れていた事を思い返せば良いのだ.あの時の快感を思い出せば良いのだ…そして,その時されていたようにすれ
ば良いのだ.
 もう本など必要ない.
 なのはにされていたように,乳房を持ち上げ,その形を歪ませ,揉み,そしてその天辺で寂しそうに縮まって
いる乳首に触れる.
「ぁっ…」


366 名前: (ω・`ミэ)ピチピチ (10/42〜43) 支援thx [sage] 投稿日: 2008/05/30(金) 00:32:28 ID:Pk31juF6

 そう,この刺激.この刺激だ.昨日の私ではまだそこまで感じていなかったというのに…一日で成長してしま
ったという事なのだろうか.多少自分の成長具合に何とも言えない思いを抱いたものの,けれど,その刺激が…
とても良いという事実は変わらない. 
 むずがゆいような,電気が走るそんな感覚.それがもっと欲しいと,もっとしたい.それに,もうひとつある
のだから…一緒にしたらもっと凄いのだろうと,本を手放し両の手で両方の乳房に,そして乳首に触れる.
「ひゃぅっ」
 二つ同時に摘んでみれば,瞬間,変な鳴き声に似た吐息が漏れる.
 あぁ,そうなんだ.そうなんだ.
 一緒にした方が二倍気持ち良いんだ…なんて単純計算を適用してみたものの,それ所ではないのではないだろ
うか,と冷静に考える自分もいる.
 そうなのだ.二倍どころの話ではなかった.
 右から,左から,その先端に触れれば,じわりじわりと波のように伝わってくる悦楽.それが,合わさり二倍
,三倍…いいや,そんな数字で表せるようなものではない.ただ,分かるのは…
「ひゃっんぁぁ…ぁんっ」
 私の口腔から漏れる喘ぎが止まらない事くらいだ.それだけ…私は,この快感に酔っていたのだ.
「なのはぁ…ぁんっ」
 目を閉じ,本人のいる前で昨日なのはにされていた事を思い返す.乳首だけではない.もっともっと凄かった
事…初めて気持ち良いという事が分かった所…そこにはまだ触れていないのだ.だから…そこに触れればもっと
凄い気持ち良さが躰を駆け巡るのだろう…と,想像するだけで,私は…濡らしていた.
 触らなくても分かる.私から流れ出たそれが太ももを伝い,クッションを汚している.ごめんね,なのは後で
ちゃんと洗うから…と,脳裏の片隅で思いながら,私は汚している張本人を懲らしめようと躰に指を這わす.
 太もも…先程気にしていた陰毛の辺りに至っただけで,むわ,とそこだけ湿度が高くなっているのが分かる.
熱を帯びた躰,熱を帯びたアソコ,粘性を持った私の愛液,それにより作られる淫靡な空間.
 その中に手を入れようとした瞬間,ベッドに座ったままだったなのはの口から,
「んっ…ぁぁん」
 と,喘ぎが零れる.いつのまにかなのはもしてたんだろうか?
 そういえば,オナニー中に私は部屋に突入してしまったのだった.悪い事をしたと,今更ながらに思う.途中
だったのだろう.
「あーん,もう!フェイトちゃんが悪いんだからね!」
 なんて,言いながらクッションに座っている私の横に下りてくる.でも,なのはもちょっと悪いんだよ.約束
の時間に近いのにしてるんだから…でも,
「あ,うん.その事に関してはごめんね」
 と,はぁはぁ,と息切れしながら謝罪したものの,逆に不思議な表情をされてしまい,困惑する.その事じゃ
なかったのかな?
「なんだか分からないんだけど……そうじゃなくて,私も…その,したくなってきちゃった」
 そう口にするなのはの表情は紅色に染まり,恥ずかしそうに俯いていた.可愛い…と,思った瞬間,どくんと
鼓動が高鳴る.
 そして,その高鳴りは止まらず,さらに私の鼓動を早くし,どこか焦ったような,そんな気分になってくる.
けれど,不快感は一切ない.ただただ,狂おしく,切ない.
 あぁ,これが…興奮するって事なのだろうか?昨日の興奮なんて目じゃない.愛しい人が目の前で恥ずかしそ
うに俯いているその姿は…ただの快感だけでは得られない.
 だから,きっと,このなのはに色々したら,多分…もっと凄い事になるんだろう.
 そんなある種の嗜虐的思考に苛まれながら,けれど私はそれを実行しようと,隣に座ったなのはに近づいてい
く.
「フェ,フェイトちゃん?!」
「切ないんだ.切なくて…それで,なのはが…なのはにしたいんだ」
「そ,そんなつもりじゃなかったんだけどー」
 だからって,二人で隣同士座って一人でするのも…なんかおかしいよね?なんて答えながら,私はなのはに自
身の顔を近づけていく.
 そうしていれば,なのはも観念したのか,それとも受け入れ準備が整ったのか,瞳を閉じ,私を待つ.
「んっ…」
 あぁ…なのは.
 なのは….
 伝わってくるなのはの唇の柔らかい感触.
 それをもっと感じたい,と私はなのはを抱き寄せ…なのはに抱きしめられながら,より強くなのはの唇を求め
る.
 なのはの体温が唇を通して私に伝わり,それが全身に伝わっていく.あぁ,熱かったのがもっと熱くなってい
く.
「なのは…」
「フェイトちゃん…」



367 名前: (ω・`ミэ)ピチピチ (11/42〜43) 支援thx [sage] 投稿日: 2008/05/30(金) 00:33:31 ID:Pk31juF6

 唇を離し,なのはの表情を見ていれば,先程より尚,恥ずかしそうで…それがたまらなくなり,再び唇を奪う

 今度は昨日のように,唇だけではなく,舌を出し,なのはの唇を,歯を超えてなのはの舌に触れる.
 くちゅり,くちゅり,と部屋に響く私たちの口付けの音.互いの唾液を交換しあう,そんな淫らな音.
 その音は耳朶に響き,私に更になのはを求めるように即し,応えるように更になのはに力を入れて抱き寄せる

「っ!」
 力を入れすぎたのか,なのはから苦痛の声が上がるが…けれど,なのははそれを良しと思ったのだろう.自分
の方からもっと,もっとと私に擦り寄ってくる.
 そんな風にされれば,私はもっとなのはが欲しくなるのは当然だろう.
 だから,唇を合わせ,舌を絡ませ合いながら,なのはを抱いていた手を片方だけ離し,潰れ合う乳房…は無理
なのでなのはの大事な所へと,指先を這わす.
 座って抱き合っているのが好をそうしたのか,お互い抱き合っているのは上半身のみ.なので,そこは無防備
だった.しいていえば,私もそうなのだが…
 嫌がるそぶりも見せず,なのはが私の指先を受け入れる.
 既にそこは,私の所と同じく淫靡な空間に成り果てていた.薄い陰毛は愛液に染まり,ぬるぬるとぬめってい
る.それを,指先で味わいながら入り口へと向かう.
 と,その時だった.
「んっ!?」
 塞がれている唇からくぐもった喘ぎが漏れる…私の.
 なのはも私と同じように,私の股間…アソコに触れていた.しかも,その動きは私と比べるのもおこがましい
くらいに巧みで,指先が動くたびに私は,唇を離してしまいそうな程,躰を震わせてしまう.
 けれど,離れる事は叶わない.
 なのはが離れないようにと私の後頭部を抑えているのだから.
 それなら…私もすることは一つだった.
 なのはのアソコに指先を宛がい,割れ目に添うように指先を動かす.稚拙な,動きだった.けれど,なのはが
それに合わせて喘ぐ.
 当然,それに対して相応の返礼は頂いたのだが,けど,負けないとばかりに私はその動きを早くする.しどし
どと愛液に潤ったアソコの上を上に,下に.それを繰り返していれば,ふいにぷく,と熱くなっている陰核に指
先が触れ,瞬間,なのはが,
「ひゃうっ!?」
 と,今度こそ舌を絡ませる余裕もなくなり,私から離れていく.といっても,上半身だけで,隣にいることに
も指先が届いている事にも変わりはないのだけれど.
「あ,ここが良いんだね」
 なのはの弱点発見,とばかりに私はそこを中心的に触れる.人指し指の腹で撫でるように,そして他の指でス
リットを撫で続ける.
「ぁっ,ぁっ…っぁぁん」
 私への反逆も忘れ,力が抜け,ベッドの裾に背を持たれてしまうなのはを見て,もっとしたい,もっとしたい
と私の心が叫ぶ.
 だから,と.私は,少し躰を持ち上げ,ぐでんとなっているなのはに覆いかぶさり,唇を合わせ,そして同時
になのはのアソコをしつこく弄る.
 あぁ,なのは.なのは…愛しい.愛しい.
 私の下で快感に悶え,喘ぐその姿.紅色に染まった頬,紅色に染まった四肢,興奮に発熱したその躰からは珠
のような汗が流れていた.
 綺麗だと,そう思った.
 そして,この綺麗な人を独り占めしているのが自分である事に気付けば,得もいえぬ悦びに躰が震える.
「なのは…なのは…」
 顔を動かし,舌をなのはの躰に這わせていく.もう,ここに至れば心の思うがまま.ただ,本能のままに….
「あんっ…ぁんっ…フェイトちゃぁん」
 乳房へと辿り着いた舌が,その先端に触れれば,より甲高いなのはの喘ぎが.それをもっと聞きたくて…だか
ら,私はなのはの乳首を吸う.
「そ,そこっ!き,きもちいいよぉ」
 まるで幼子のような声でなのはが鳴き,鳴けば鳴く程,私はその責めを強くする.乳首も,そしてアソコも.
 私の指がふやけてしまうのではないか,と思えるくらいに濡れたそこ…そこにある入り口…そこに私は指を入
れる.一応そういう事だけは昨日の内に把握している.ここが,子宮へと至る入り口.
「ぁっ!そ,そんなっ.フェイトちゃんっ」
「大丈夫,入り口だけだよ」
 流石に奥の方まで入れるのはまだ早い,と思い入り口付近を入ったり出たりを繰り返していれば,なのはも安
心したのか,
「ぁぁっ…そこもきもちいいの」



368 名前: (ω・`ミэ)ピチピチ (12/42〜43) 支援thx [sage] 投稿日: 2008/05/30(金) 00:34:08 ID:Pk31juF6

 と.
 嬉しい.
 そう言ってくれるのが嬉しかった.私の拙い知識と指で感じてくれているのが嬉しかった.
 しばらく,そうしていれば…なのはが,また恥ずかしそうに私を見つめ,「噛んで…」と口にする.どこ?な
んて無粋な事を聞くほど私も野暮じゃない,とは思わないが,この状況を考えれば直ぐに分かる.
「うん,分かったよ…」
 だからといって,思いっきり噛むのは流石におかしいだろう,とかりっと痛みを感じない程度に優しく…私は
なのはの乳首を歯で噛む
「ひゃんっ!」
 今日,多分一番大きな喘ぎだろう.その事実に,なのは自身が驚いたように,手で口を押さえる.
「んっーっ!ぁぁっ」
 指先を出し入れすればくぐもった喘ぎが,甘く噛めばくぐもった喘ぎが漏れる.布団でも被せれば思うように
声を出せるのではないか?と,思ったもののそうすると私がなのはの表情を見れないので却下.
 だから,仕方ない,と私は攻め続ける.
「ぁっ…あっ…ぁぁっ」
 次第,なのはの喘ぎが断続的になり,アソコに入れていた指先がひくひくとする,なのはの入り口の感触を伝
えてくる.
「なの…は?」
 何事だろう?と思って聞いてみても,けれどなのはの喘ぎは止まらない.むしろ大きくなっている.変わらず
口腔を押さえている手ももう,あまり意味がない.
「あっんぁっ…フェ,フェイトちゃん,フェイトちゃんっ」
「なのは?」
「イきそうなの…なのはイっちゃいそうなの…」
「あ,うん」
 と,言われても良く分からない.が,とりあえず雰囲気で続きをして,と言っているのが分かる.ので,とり
あえず後で聞くとして,私はなのはへの行為を続けようとして,そんな事を考えていた所為だろう,ついうっか
り…がりっとやっていた.
「ぃっ…ひゃ!?ぁぁぁぁぁっん」
 瞬間,響いた喘ぎ声は甲高く,下手すると階下まで響いているのではないだろうか,と思う程だった.その…
なのはの喘ぎが終わった時,なのははぐったりと,ベッドに躰を横たえ,口を隠していた手もだらん,とベッド
へと.
 そして…入れていた指先が痛いくらいに圧迫されている感触を味わいながら,なにやらなのはが…イった?と
いう事を理解した私だった.
「あ.これが…絶頂って奴なのかな?」
 ふいに,思い出した本に記載されていた事柄.そうか,これがそうなのか.とりあえず,凄そうなものだとい
う事は理解できた.だって,ほら.なのはがこんな風に呆然とした表情でだらけきった姿になるのだから….
 それからしばらくして,漸くなのはが自分を取り戻した後,一言口にした.
「……誰にも言っちゃだめだからね,私が痛くされるの好きだなんて」
 要約すると,乳首をがりっとやられた所為で絶頂に達したの!という事,及びちょっと刺激が強い方がなのは
は良いらしい…
 えーっと,それはつまり,あの鞭でびしばしされるのがなのは好きって事…?こんな事ならプレシア母さんに
習っておけば良かった……のかな?
 なんて会話をした後,なのはが,『明日はちょっと思う所があるから…』と,何やら明日の事を言い出したの
だった.



 3日目:海のそばにある町海鳴市 フェイトパート
 


今日は夜ね,となのはに言われたおかげで本日昼,私は暇を持て余していた.今日も昼からなのはの所へ行こう
と思っていたのだが,『夜なの!夜!』と言われてしまったので,こうやって私は一人,海鳴市を散歩している

 まぁ,確かになのはの言い分も分かるのだ.昨日は朝からずっとそんな事をしていたのだから,その次の日く
らい何もしなくても…とは思うのだが,まだ私の知的欲求を満たせたわけでもないので,僅か欲求不満ではある
のだけれど,お相手であるなのはにそう言われてしまえば頷くしかないのである.
 なので,今日は夜まで暇だった.
 そのため,昨日はできなかった陰毛処理を朝からずっとやっていたのは,なのはにもまだ伝えていない事だ.
おかげで綺麗さっぱり,子供の頃のような状態になっている.



369 名前: (ω・`ミэ)ピチピチ (13/42〜43) 支援thx [sage] 投稿日: 2008/05/30(金) 00:35:11 ID:Pk31juF6

 あるとあるで悩みどころではあったが,なくなってしまうとそれはそれで子供っぽくて切ないものである.そ
して…剃ってから気付いたのだが,同僚と一緒にお風呂に入る時,どう言い訳しようか.
 裸を見られるのは別に良いし,多少コンプレックスであった所を処理したのだから,自信満々に剃ったの!と
言えば良いのだろうけれど,剃るに至った理由はなのはとの会話のおかげなわけで…そうすると,その理由は二
人だけの秘密にしておきたい,と思ったりするのだ.
 余談ではあるが,後日,『軽くしてスピードを上げるために剃ったんだ』などと言ったのだが,その時の同僚
達の何言ってるのこの人,みたいな微妙そうな表情を私は一生忘れないだろう.ちなみに,そんな理由で納得し
てくれた人がいた.シグナムだ.私が言うのも何だけど,シグナムもずれてるよね….
 閑話休題.
 そんな午前を終え,午後は没収されてしまった資料を買い足そうとして,本屋に行こうとしていたのも昨日の
内になのはに止められており,仕方なく私は図書館へと訪れていた.
 図書館で本を借りる分にはなのはも何も言わないだろう.没収もできないだろうし.
 とはいえ,図書館にそんな本があるのかな?
 とりあえず,探してみようと思い,ジャンルを考える.性?エッチ?…なんか違う.一応繁殖のためであるか
ら,医療関連だろうか?などと考えながら図書館の棚を一つ一つ見て回る.
 保健体育でやっていたとなのはが言っていたのを思い出し,その辺りを見てみても,成長について云々と記載
されているだけで,私の求めるものではなかった.
 …うーん.と,本を開いては閉じ,開いては閉じを繰り返していると,ふいに視線を感じ,そちらを見れば,
「フェイトちゃん?」
「あ,すずか」
 すずかだった.清潔な,清涼感溢れる白いワンピースに身を包み,手には何冊かの本を持っている.その姿に
,らしい,と思うのは失礼だろうか.それぐらいすずかには,白いワンピースと本が似合っていた.
「おはよう.フェイトちゃんが図書館って珍しいね」
 はやてもそうだが,すずかも本が好きで図書館に良く来ている.子供の頃に覚えた習慣は年をとっても変わら
ないという事だろう.対して私は,本は買うものだと思っているわけで…そんな私が図書館というのは珍しいの
だろう.確かに,図書館に来た事があるのは数える程度だ.
「ちょっと暇つぶしも兼ねて探しものなんだ.買うのはなのはに止められたから…」
「と,止められたって…何買おうとしてたの?」
 なのはちゃんに止められた本ってなんだろう?なんて呟きながら色々考えている内に,すずかの顔が真っ赤に
なったのを私はしっかりと見ていた.
「えっと,実用書…なのかな?」
「あ,そうなんだ…」
 残念,なんていう呟きもしっかり私の耳に入っている.
「エッチな奴なんだけど,やっぱり図書館にはないのかな?」
「流石にそういうのはないかなぁ…って,フェイトちゃん!?」
「すずか声大きいよ.…そうだ,すずか持ってない?なのはが買うと没収だっていうんだよ.だから,貸して貰
うなら良いかな…ってすずか?」
「フェイトちゃん……ちょっとこっち!」
 というわけで,なぜか私は,すずかに連れられて,すずかの家に向かう事になったのであった.
「フェイトちゃんが,そういうのに興味があるなんて知らなかった…」
 と,すずかの部屋に連れられて,部屋に着いて,着いてみれば既にテーブルには紅茶のポットと茶菓子セット
.その事に疑問を持ちながらも,妙に豪奢な椅子に座り,紅茶と茶菓子を摘みながらのすずかの言葉がそれだっ
た.
 なんだか同士を見つけました,みたいに嬉しそうな笑顔なのは何故なんだろう?
「えっと,その…私も一応女の子だから」
「そうなんだ.で,相手はやっぱりなのはちゃん?」
「あ,うん…って…ちがうよ!?ちがうんだよ!?」
 と,弁解しても時既に遅く,にこにこと嬉しそうなすずかの姿.
「二人ともお似合いだもんね.アリサちゃんと一緒に何時になったらくっつくか気にしてたんだ」
「…ありが…とう?」
「どういたしまして」
 そんな会話もそこそこに,ふいに椅子から立ったすずかが本棚を探り始める.
「ちょっと待っててね」
 という事は貸してくれるという事だろうか.ありがたい.これでなのはに文句を言われず色々知ることが出来
るのだから.まぁ,見つかると見つかるですずかに被害が行きそうなので,なのはの家には持っていかない事に
しよう.



372 名前: (ω・`ミэ)ピチピチ (14/42〜43) 支援thx [sage] 投稿日: 2008/05/30(金) 00:35:38 ID:Pk31juF6

 ごそごそとやるすずかの後姿を見ながら,しばらくすれば4冊の本を手に,すずかが戻ってきた.
「はいどうぞ.初心者から玄人まで〜」
「ありがとうすずか」
 『レズ』『How to』『SM』『最新グッズ』だとかが並ぶ文字を見ながら,すずかに礼を伝える.どういたしま
して,とにこにこ私を見つめているのは,つまり,今すぐ見てね?という事なのだろうか.
 という事で,『How to』某という本に手をつける.他の本のタイトルは今の私には知識不足っぽい.まぁ,こ
こにすずかがいなければ,『SM』を開いていたかもしれないけれど…なのはのために.
 ぱらぱら,とページを捲っていれば,男女の絡みについて書いてあるのが殆どであり,だから…あまり役に立
たないのではないかと思っていた時である.
 『舐める』だとか,『後ろ』だとかいう単語が目に入る.
 前者は言葉通り,昨日少しなのはにした事と同義であろう.とりあえず,見てみれば,大事な所を舐めるのも
良いと書いてある…後で試してみたいものである.そして,後者の『後ろ』であるが,それについて…眺めてい
ると,ふいにすずかがいつもの笑顔のまま,声をかけてくる.
「なのはちゃん,ちょっとMっぽい所があると思うから,そっちも大丈夫だと思うよ?」と.
 何故知っている,とは間違っても口にしてはいけない.言わないと約束したのだから.
「そ,そうなのかな?」
「うん.最初はちょっと嫌がると思うけど…してれば…ね?」
 確かに最初にキスした時も,昨日も,なのははされると盛り上がってくるように思える.だったらこれも…そ
うなのかな?
 『だ,だめだよフェイトちゃん,そっちは…』なんて嫌がってるけど,でも拒絶はしない,というようななの
はを想像していた所為だろう,すずかが,『アリサちゃんも最初は嫌がっていたけど…今ではもう,ね?』なん
て言っていたのを聞き逃したのは.
 そんな話を延々としていると,あっという間に夕方になっていた.
 すずかのおかげで本も借りられたし,貴重な話も聞けたので,暇だと思っていた一日も有意義な時間だった.
それに,これからなのはと密会なのだから,今日は一日とっても有意義に過ごせるという事になる.
 そして,すずかの家を出る所で,すずかが…そういえば,と口にする.
「道具とかも色々あるから…入用だったら言ってね?」
「うん,その時はよろしくお願いするよ,すずか」
 

 
 3日目:海のそばにある町海鳴市 なのはパート
 


日が沈み,海の色は黒く染まっていた.
 海鳴市というだけあって,海の鳴る音…砕波の音は色々な所で聞こえてくる.特に今のような夜であれば,周
囲の音は幾分小さくなり,なおさら海の鳴る音が良く聞こえてくるのだ.塩の香りも,昼よりも夜の方が強い,
と思うのは私だけだろうか.
 そんな夜の海.暗く,何も写さず,ただ灯台の光だけが照明となっている夜の海には結構な人がいる.
 単に夜の海を見にくる人,釣りをしに来る人,デートしている人.そんな風にいろんな人が夜の海…海岸線に
いる.
 何の暗黙の了解があるのか,ほぼ等間隔に並ぶようにその人達はそこにいる.唯一あっちへ行ったり,こっち
へ行ったりしている例外は釣り客くらいだろう.
 そんな場所に,私は今,フェイトちゃんといる.
 打ち寄せ,戻る波の崩れていく穏やかな音.引いては戻り,戻っては引く,その繰り返し.それをBGMに,二
人で大きめのシートに座っていた.
 暑苦しく,寝苦しい熱帯夜も,この場所では例外だった.おかげで,ここ数日着る必要のなかった上着を着て
いる.といっても,肌着に少し厚めの白いブラウスだけれども.
 対して,フェイトちゃんは短めの黒いスカートに,水色のシャツに黒いリボンをつけたカジュアルな様相.そ
の下は肌着も着けずブラなのだから,陽光があれば透けて見えるに違いない.その事に何か言ってあげたくもな
るのだが,けど,今の目的を思えば,それはそれで良い.
 今日の目的とは,フェイトちゃんに恥ずかしいという感情を与える事である.
 どうも,二人きりでそういった事をしている時にはフェイトちゃんは恥ずかしがらないのである.まったくど
ういうわけなのだろう.
 なので,こういう場所でそういう事をすれば,少しは恥ずかしいと思ってくれるのではないかと思ってこんな
時間に,周りはデートをしている人がいっぱいな所に来ているのである.
「フェイトちゃん.昼どうしてたの?」
「散歩だよ.あと,途中ですずかにあったから,すずかの家にいってきたんだ」
「そうなんだ.すずかちゃん元気にしてた?」



373 名前: (ω・`ミэ)ピチピチ (15/42〜43) 支援thx [sage] 投稿日: 2008/05/30(金) 00:36:03 ID:Pk31juF6

 行き成り切り出すのもどうかと思い,ふいに今日の行動を聞いてみれば,友人の名前が出た.そういえば,折
角の休みだというのにフェイトちゃん以外誰とも会ってない.
 それなら明日は誰かの家に遊びに行こうかと思う.あぁ,もちろん,フェイトちゃんも一緒である.
「ねぇ,フェイトちゃん.今日はね…」
「あ,そうだ.なのは…ちょっと手貸して」
 と,切り出そうとした所へ,フェイトちゃんが有無を言わせず私の手を奪っていく.そして,奪った先に向か
った所といえば…フェイトちゃんのスカートの中.
「ちょっとフェイトちゃん!誰かに見られちゃうよ!?」
「え?大丈夫だよ.隣とも結構離れてるし,見えないから」
 …うぅ,計画の最初からもう破綻してるよ.
 そんな私の嘆きを知らず,おもむろにスカートの下から私の手を入れて,その下のショーツに触れさせる.
「ほら,ね?分かる?」
「えーっと……?」
 何だかんだと流されてしまった私は,指先に触れる感触に集中するが,けれど,伝わってくるのはショーツの
模様くらいだった.
「あれ?」
 模様だけとは是如何に.この年の女の子ならば,というか昨日もいちゃいちゃしていた手前良く知っているが
…ショーツ越しに,その…毛の感触というものがあるはずなのだが.
「えっと…本当に剃っちゃったの?」
「うん.なのはに言われた通りにね」
 …自分で言っておいて何だけれど,本当に全部剃るとは思ってなかった.確かに水着とかを着る時には処理を
するので,それ位の意味合いで言ったつもりだったのだが.
 しかしそれはそれで,こうなってくると…それを楽しみたいと思ってくる自分がふつふつと沸いてくる辺り,
私もどうかしている.
 何て言い訳をしながら,けど,手は正直だった.
 ショーツだけの感触,それは逆に言えばつるつるとしたフェイトちゃんの皮膚がショーツの下に隠されている
事を意味している.だから,それに触れてみたい,と何度も何度もフェイトちゃんが乗り気になってくるように
と,ショーツに触れていく.
 時折,大事な所へと僅かに触れるように,ゆっくりと….
「んっ……なのは,誘ってるの?」
「そんな言葉どこで覚えてきたの…」
 けど,その通りだった.そんなつもりないんだよ,と誤魔化すように言ってみても,結局指が動いているのだ
から,困ったものである.これでは,私はフェイトちゃんを夜の海岸に呼び出して,野外でして欲しいと興奮す
るエッチな女の子になってしまうではないか.
 実際に,そういう事をしようとは思っていたのだけれど,この状況はまったく予想してなかった.
 フェイトちゃんに羞恥心というものを教えようとしていたのに,いつのまにか私がフェイトちゃんを誘うよう
にしているのだから.
「ねぇ…なのぁっん」
「何?フェイトちゃん?」
「して欲しい事があるんだけれど……良いかな?」
 少し,顔を赤くして…といっても照明が結構遠くの,あっちこっち動いている灯台と,星しかないため,それ
程見えないけれども.けど,多分紅くしているのは分かる.そんなフェイトちゃんのお願いと言われれば聞かね
ばならない,と口元に,耳を寄せ,何を言うのかと楽しみにしていれば,
「舐めて欲しいんだ」
 一瞬,何の事か分からなかった.
「あ,もちろん綺麗にしてきたよ?大丈夫だよ?ほら,ショーツも紐の奴にしてあるし」
「…フェイトちゃん!!」
 ここ数日で何度フェイトちゃん相手に叫んだだろう.もう驚かないと,決める事はきっと私には出来ないのだ
ろう.それと…没収した本,詳しく見てないけれどそういう事まで書いてあったかなぁ.どちらかといえば,新
書のような感じだったのだけれども.
「フェイトちゃん,ちょっと良い?」
「あ…何かな?」
「フェイトちゃんには羞恥心ってないの?そういう事言うの恥ずかしくないの?こういう場所でするのも別に恥
ずかしいとか思わないの?」
「羞恥心はもちろんあるよ.ほら,最初に濡れた時に漏らしたと思った事とか.ああいうのは,恥ずかしいと思
うけど…」
 あぁ,そういえば顔真っ赤にしていたなぁ,と思い出す.まったくもって,フェイトちゃんが羞恥を感じるラ
インが分からない.仮におしっこしてる所見せてなんて言ったら恥ずかしがってくれるのだろうか?…いや,言
わないけどね.私が恥ずかしいから.
「あと,ここは…なのはが見つけてきてくれただけあって周りから結構離れているし,別にそっちは気にならな



374 名前: (ω・`ミэ)ピチピチ (16/42〜43) 支援thx [sage] 投稿日: 2008/05/30(金) 00:36:37 ID:Pk31juF6

いよ?」
 …それはもう,私は聞かれると恥ずかしいのだもの.人の影が微妙に見えるけれど,他には声が届かず,けれ
どフェイトちゃんに羞恥心を喚起させる所といえばここしかなかったのだ.が,それが仇となったというわけで
ある.
 私が恥ずかしいと思う時点でもう計画は破綻していたと,そういうわけである.
「あ,そうだ.なのはの服とか下着を着てしてもらう,とかだと流石に恥ずかしいかも」
「どういう事?」
「えっと…その,と,とにかく恥ずかしいの!」
 …なんだか良く分からないが,恥ずかしがっている.さっぱり私には分からないけれど,なら,そういうのも
良いかもしれない,と思う私がいる.
「じゃ,明日はそうしようね?」
「えっ!?……わ,分かったよ」
 恥ずかしいんだよ本当に,なんてぶつぶつ言っているフェイトちゃんが可愛くて仕方がない.どれを貸してあ
げようかなぁ…と考えていてふいに,そういう事か,と気付く.
 恥ずかしがっているフェイトちゃんを見たかったのだ,私は.なんとも変な性癖である.けど,そう,あの時
だって…恥ずかしがっているフェイトちゃんはとっても可愛かったのだ.
「昔,一緒にお風呂はいる時,恥ずかしがってたよね.今だから言うけど,可愛かったよ」
「う……あれは,その…粗相をしたらいけないとか考えてたからで…あと,一人で髪洗えないとか……」
 なるほど,つまり,みんなが出来ることができないというのが,フェイトちゃんにとっての恥ずかしいの一つ
の基準なのだろう.エッチな事もそうなんじゃないの?と,思えばそれはそれで違うらしい.
「だって,なのはの事好きだし,色々したいし,されたいんだ.だから,そういう事は恥ずかしいと思わないよ
?どちらかというと知らない事が悔しいって奴だね」
 とか,答えてくれちゃって…私が恥ずかしいよ.だから,その恥ずかしさを誤魔化すためにも,私は…有無を
言わさずにフェイトちゃんの唇を塞ぎ,そして直ぐに離す.
「それじゃ,期待に答えないとね」
 多分,今,顔真っ赤だと思う.
「うん,お願いするね…」
 しかし,私も人様のそこを舐めた経験はないので,勝手は分からない.が,とりあえず,ショーツを脱がせる
事にしよう.ご丁寧に横を紐で蝶々に結んであるそこを外せば脱げるタイプなので…簡単だった.
 はらり,と音を立てる間もなくスカートの下にはフェイトちゃんのつるつるなそこが.触ると,良く分かるが
…本当に子供のようで,ついつい楽しくなってそこを何度も何度も触ってしまった.
「ひゃっぁん」
 フェイトちゃんの喘ぎを耳にし,下に引いたシートへとフェイトちゃんを横たえ,少し足を開かせ,膝を立て
させ,私は,そこに顔を近づける.
 近づく,その行為だけで,私の鼓動は早くなっていた.それもそうだろう,こんなエッチな事なんてした事な
い.一応知識として知っているは知っているが,けれど…する相手もいない以上まったく未知の世界.だから…
そんな知的好奇心もない交ぜになった…興奮なのだろう.
 それに…だ,フェイトちゃんのここを舐める事ができるのは私一人だけという独占欲が,私を駆り立てていた
.ここに口付けできるのは私だけ,この美しく可憐な少女に口付けできるのは私だけ…誰にも,渡さない.
「フェイトちゃん…」
「ふぁっ!?な,なのは,そこでしゃべらないでっ」
 吐息が吹きかかり,びくん,とフェイトちゃんが躰を揺らす.
 それが僅か面白く,ふぅぅと吐息を掛け,びくん,とフェイトちゃんが揺れるのを楽しむ.が,いい加減怒ら
れそうなので,私は舌の届く範囲まで,顔を近づける.
 むわ,と香るフェイトちゃんの匂いが鼻腔を刺激する.海から香る潮の匂いよりも尚濃く,私の鼓動を高鳴ら
せる匂いだった.ボディシャンプーと汗と僅かに流れる愛液のない交ぜになったフェイトちゃんだけの匂い.
 その匂いに,私の脳は汚染されたのだろう.きっと,そうだろう.私は,いつのまにかフェイトちゃんの香る
そこでくんくん,とやっていた.
「な,なのはぁ!?」
「あ,これは,恥ずかしいんだ」
 その焦るような声に笑みが零れる.けど,またフェイトちゃんの羞恥のラインが不明確になった.ほんと不思
議.
「ごめんね」
「ぁぁん!」
 お詫びに,と漸く舌をそこに這わせる.瞬間,フェイトちゃんが喘ぎ,それに気を良くした私は,子供のよう
なつるつるとしたそこから,舌を這わせ,蜜を吐き出すそこまでを,何度も何度も往復する.




続き) とある一週間のお話-2
2009年05月05日(火) 21:15:03 Modified by coyote2000




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