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二人の歩む道

273 名前:913[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 23:42:08 ID:IBGvvY0F
>>271
即レス吹いたww
ありがとう
じゃ、投下します。
PHSだから
見にくいかもしれんが許してくれ
(´・ω・)

274 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 23:43:48 ID:1bvYVft/
「遅いなあ…、フェイトちゃん」
秋空の下、わたし――高町なのははポツリと呟いた。


彼女を待ち初めてもうだいたい15分くらいだろうか。
「直ぐ行くから待ってて」という言葉を信じて、
こうして校庭のベンチで待っていたが
いっこうに彼女は戻って来ない。
いくらコートとマフラーを着ているとはいえ、
もう季節は10月下旬だ。
体もだいぶ冷えてきた様な気がする。

275 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 23:46:17 ID:xfyjm6x0
そもそも今日は、わたしもフェイトちゃんも
約2週間ぶりに学校へ登校したのだ。
最近は管理局の仕事も特に忙しく
なってきたため、はやてちゃんは別世界へお仕事。
わたしとフェイトちゃんが二人で
登校できたのはある意味奇跡的だった。
だから、久しぶりにアリサちゃんや
すずかちゃんに会えると期待していた
のだが、喜びも束の間。

276 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 23:47:55 ID:yQAfhh/K
私達の通ってる「私立聖祥大附属中学校」
は有名な進学校としても名高く、当然
勉強にも力をいれてるわけで、放課後私と
フェイトちゃんが呼ばれた教室には
山積みされたプリントの束と
先生が待ち構えていたというわけだ

277 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 23:49:14 ID:575vfpom
目の前のプリントに圧巻されつつも、
わたし達は早く終わらせるべく取り組んだのだが
フェイトちゃんには一教科だけ苦手の教科があった。
それは…古典。
かれこれ10年近く日本に住んでる
フェイトちゃんだが、それでも古典が大の苦手。
特に古文がダメらしく、わたしが4時過ぎに終わらせたのに対して
彼女が終わったのは5時過ぎだった。

278 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 23:52:09 ID:gbcdnY3s
後は先生に見せて帰るだけなのだが
職員室でフェイトちゃんが古典の先生に
捕まってしまい、こうして一人、
校庭のベンチで彼女を待っているのだ。

「はぁ〜、今日は皆と一緒に遊べると
思ったんだけどな〜」
溜め息混じりに呟く。
今日は久しぶりのOFFだったからだ。
だというのにこの仕打。
あんまりと言えばあんま
りだった。


279 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 23:53:47 ID:8v2+yVZT
「まぁ…フェイトちゃんと一緒の部屋で勉強できたけど…」
言ってから頬が赤くなるのを感じた。
フェイトちゃんが告白してくれて、
正式にお付き愛を始めたのが一年前。
以来、彼女と一緒にデートもしたし、
キスもした。
だがお互い夢に向かって歩き始めた今、
自然と二人きりの時間は減っていたのだ。
ある意味、今日みたいに教室で二人きり
(当然先生もいたが)は本当に久しぶりだった気がする。
そういう意味では先生にも感謝した方がいいのかな…
そんな事を考えていた時、突然側の茂み
で何かが動く音がした。

280 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 23:56:09 ID:+tB6J+Xq
「――――っ」
瞬間、身構える。
戦技教導隊という部隊に所属している今、
一瞬の油断が命取りになるのを学んだからだ。
実際、自分は過去に墜ちて夢を失いかけている。
―どんな場所でも油断しない―
自分自身に誓った約束だ。

茂みの音が大きくなる。
中から出てきたのは、
「ニー」
「猫…?」
茶色い模様の三毛猫だ。
どうやらまた悪い職業病がでたらしい。
落ち着いて座りなおすと、三毛猫が自分の膝に跳んできて
そのまま丸くなる。
「あなたも誰かと待ち合わせ…?」
膝の上の猫はニーッ、と鳴いて欠伸をする。
見れば、少し震えいるのが分かる。
わたしは猫を撫で、再びフェイトちゃんを待つことにした。

281 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 23:58:52 ID:ydzT0aUQ
「それじゃあ、失礼しました」
「ええ、ご苦労様」
気を付けて帰りなさいよーと言う
先生に返事を返し、職員室の扉を閉める。
時計を見るともう6時前。
なのはを先に行かせてからかなり時間がたっていた。
はぁっ、と軽く溜め息をつく。
結局、先生から解放されたのはこの時間。
部活動の生徒達も帰り支度をし始める時間帯。
待っていてもらうように言ったなのはも当然帰っているだろう。
メールが入って無いか携帯を見るが、特に無し。
愛想つかれちゃったかな、なんて
考えながら下駄箱に向かう。
なのはへの謝罪の言葉はどうしようかと
思考を働かせていると、遠く離れた
校庭のベンチで見慣れた薄い栗色の髪が見えた。

282 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 00:01:50 ID:Fka0fIPW
夕暮れの中、ベンチまで駆け寄ると
予想通りなのはがいた。
ここからじゃ反対側だから、背中しか見えない。
怒っているのかな、そう考えて
反対側へ回ってなのはを確認した瞬間、
息が詰まった。


そこにいたのは、夕日の斜光を一身に浴び、
眠り続ける私の恋人――高町なのはが、いた。
普段私を魅了し続ける蒼い瞳は閉ざされ、
小さいピンクの唇は夕日の茜色に染まっている。
風が吹くと同時に髪がサラサラと流れ、
それと同時に膝の上の猫が耳を動かす。
―――それはまるでそこだけ時間が
止まってしまったかのように、
幻想的で現実離れした光景。
世界中のどんな名画よりも美しい風景。
私は、しばらくそこから動くことができなかった―

283 名前:913[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 00:12:31 ID:tH+41cf/
以上、前半終了。
続きはまた後日にでも
ちなみにこのお話、時期は14歳の冬―
つまり中学二年生頃ですね
次回はずっとフェイトの王子様タイムになります。
きっと。多分。もしかしたら。

余談ですが作中のプリントいっぱい\(^o^)/のシーンですが、
私が高校二年生の頃の実体験がもとです。
盲腸で入院していざ復学したら単位とるために国語の教科書30ページ丸写しとかマジ死ねるorz

522 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:11:52 ID:iK8482xB
柔らかな木洩れ日の中、わたしは
フェイトちゃんの押す車椅子で進む。
花壇からは春の日差しを受けて育った
花花の香りがし、それに誘われた
小鳥のさえずりが心地好い。
ここは、異世界「ミッドチルダ」の
首都に隣する大手病院。
その中でも
三本の指に入る巨大病院で、
とても院内の庭とは思えない
立派な庭園着きだ。
わたし達は今、その庭園で
春の訪れを感じていた。


523 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:13:44 ID:YPcdbkIG
「暖かい日差しが気持ちいいね〜」
「そうだね、気持ちいいけど…、なのは。
本当に大丈夫?クラクラしない?」
「も〜、大丈夫だって、
フェイトちゃん心配しすぎ!」
「心配するよ…なのはは痛くても顔に出さないから…」
「う゛…」
それを言われると弱い。
「なのははたとえどんなに痛くても、
私達に相談しないから私は心配だよ…」
「ご、ごめんね…、フェイトちゃん…」
「責める気は無いんだ。
…ただ、なのはのことが純粋に心配で…」
「フェイトちゃん?」
最後の方はよく聞こえず、ふと振り返ると
フェイトちゃんの目元は潤んでいた。

524 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:18:47 ID:snGBjjsR
「私…、なのはが墜ちたって聞かされた時…
頭真っ白になって…
本当に辛いのはなのはだって
分かってるのに、涙が止まらなくて…」
彼女の悲痛な声が痛い…
もうその声は聞きたくないのに…
わたしが空から墜ちてから早、三ヶ月。
身体中に
巻かれた包帯は今だ解く
こともできず、
自分の力で車椅子を動かすことも
ままならない。
だからこうして外で散歩するにも、
誰かの力を借りなくてはならないのだ。

525 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:20:30 ID:9scEgwEx
「…うん、ごめんさい。
フェイトちゃん、
心配ばかりかけて。
わたしはもう大丈夫だよ。
リハビリだって頑張ってるんだから!」
「なのは…」
わたしの言葉に安心してくれたのか、
フェイトちゃんは笑ってくれた。
うん、やっぱりフェイトちゃん
は笑顔が一番綺麗。
「なのはは…いつも私を幸せにしてくれるね」
「ふぇ?」
「今の一言だってそう…私の心を
温めてくれる…」
「そんな…、買い被りすぎたよ」
「そんなこと無いよ。
なのはの
言葉は私の心にいつも響くんだ。
まるで水の波紋みたいに…」
「うーん…、きっとそれは言霊が
宿ってるからじゃないかな」

526 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:22:41 ID:WRmkvWhB
「ことだま?」
わたしの返事にフェイトちゃんは首を傾げる。
そんな動作が可愛らしくて、
内心笑ってしまう。
「うん。お母さんから聞いたんだけどね、
言葉には想いを込めると魂が宿るの。
それが言霊って言うんだって」
「…想いを、込める…」
一息ついて、わたしは続ける。
「さっきわたしは、フェイトちゃんに
『安心して欲しい』って想いを込めた。
だからわたしの想いが言霊になって、
フェイトちゃんの心に響いたんじゃないかな」
「まるで魔法みたいだね…」
「うん!皆が使える幸せの魔法だよ!」
わたしの答えに納得してくれたのか、
フェイトちゃんは頷きながら
顔を赤く染める。
―…って、なんで赤くなるんだろう。
わたし変なこと言ったかな…?

527 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:24:55 ID:nuW+SLkL
「ね、ねぇ…、なのは。
今の説明だと、言葉に想いを
込めると、相手に伝わるんだよね…?」
「ふぇ…?
そうだけど、どうしたの?
顔、赤いよ?」
わたしが返事をする間にも、
ますます彼女の顔は赤くなる。
外で話してたから体が冷えちゃったのかな?
「あ、あのあのあのあの…、
わ、私もなのはに伝えたい言葉が
あるんだけど、その…いっ、いいかな…?」
「?
いいけど…」
いよいよフェイトちゃんの顔は湯気
がでそうなくらい真っ赤になる。
どうしよう…
お医者さん呼んだほうがいいのかな?
幸いここは病院だし…
そんなことを考えていたから、一瞬フェイトちゃんの言葉が理解できなかった。

528 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:27:05 ID:OPXTwl51
「…なんだ。」
「…え?
ご、ごめん。
フェイトちゃん、今なんて…?」
いや、本当は聞こえていた。
でも彼女がその言葉を発言したとは
思えなくて、わたしは、もう
一度聞き直す。
「う…うん、私、フェイト・テスタロッサ・
ハラオウンは、高町なのはのことが…、
す、好き…、大好きなんだ…!」



529 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:30:35 ID:07+h9Cp0
----------------------


「う、うーん…」
私の後ろでなのはが身じろいだ気がする。
…起こしちゃったかな?
「なのは、目覚めた?」
「ふぇ…、え、あれ?
フェイトちゃん…?でも…、どこ…?」
意識が覚醒したばかりなのか、なのはの
寝惚けた声が聞こえる。
ああ…、そんな声も可愛いなぁ…
「すぐ前にいるよ」
「うん、あれ…
え、ふぇぇぇぇぇぇ!?」
突然なのかが叫ぶ。
まぁ…、理由は分かっているのだが。
「どうしたの、なのは?」
いかにも分からないような返答。
我ながら巧みな演技だな、なんて思ったり。
「ど、どうしたのって…!
な、なんで…、なんで…!」
きっと今、なのはの顔は羞恥と驚きで
真っ赤になってることだろう。
それを見えないのがこの体制唯一の心残だ。
「なんでフェイトちゃんが、
わたしをおんぶしてるのー!!?」
夜の海鳴に、なのはの声が木霊した。


530 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:33:08 ID:GcwBh7wt
「なんでって…、私がおんぶしてるからだよ。
なのは、覚えてない?」
「お、覚えてないってなにが…?」
「なのは、学校のベンチで熟睡してたんだよ
あのままじゃ、風邪ひくところだったんだよ」
「え…、あ…」
そう、あの後なのはを見つけた後、
学校発の終発バスは既に出てしまっていた。
起こすのもあんまりだったし、
なにより愛しいなのはを暖めてあげたくて
私はなのはをおんぶして帰宅しようと
考えたのだ。
鞄二人分は流石に重いけど…


531 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:35:48 ID:XUWiVYFv
「待っていてくれたのは嬉しいけど、
ちゃんと健康には気を付けなきゃ駄目だよ。
これからまた忙しくなるんだから」
「う、うん…
ごめんなさい…」
「分かれば良いよ
それにこっちは福眼だったし」
「え…?」
「なのはの寝顔。
とっても可愛いかったよ」
「――…っ〜〜〜〜〜〜」
背中をどんどんと叩かれる。
彼女の照れ隠しの表現はいつも愛らしい。
「もっもう…、フェイトちゃん恥ずかしい
こと言い過ぎ!
それより重いでしょ?
もう降りるよ」
「大丈夫だよ。なのは位の軽さなら。
全然平気」
「でも悪いよ…、疲れてるでしょ?」
「うーん、そうだな…、
それじゃあこうゆうのはどうかな?」
「え、ふぇ、フェイトちゃん!?」
そう言って私はなのはを背中から
降ろすと、そのまま腰と
足首に腕をまわす。
そして持ち上げれば、

532 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:40:45 ID:pLPqCe45
「ふぇ、フェイトちゃん!降ろして!
恥ずかしいよ!!」
「だーめ。
自分の健康を考え無い人の文句は聞く耳もちません」
「だ…だからってこんな…!」
「お姫様だっこ。
一度やってみたかったんだ。
これならなのはの顔もよく見えるしね」
「あぅぅ……」
そう言ってなのはは私の腕で
赤くなって黙りこんでしまう。
そんな姿がやはり愛しくて、
私は彼女を抱く力をさらに込め
この幸せな時間を満喫するのだった。


533 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:43:10 ID:+drWxBC0
「ねぇ…、フェイトちゃん…」
「なぁに、なのは」
「その…、いつもありがとうね」
「…どうしたの急に?」
いつの間か、なのはは顔を上げて真剣な
眼差しでこちらを見上げている。
「さっきまでね…、夢を見てたの…」
「夢…?」
「うん…、フェイトちゃんがわたしに
告白した時の夢…
フェイトちゃんは覚えてる?」
「…忘れる筈が無いよ。
病院の時だよね?」
なのはが頷く。
忘れる筈が無い。
あの日、私の告白になのは答えてくれた。
多分あの時の興奮は生涯忘れないだろう。
「あの時のフェイトちゃんは
可愛いかったなぁ…
顔を真っ赤にして」
「う…、でもそういうなのはだって
私に告白された後、真っ赤になっちゃったじゃない」
「あははっ、そうだったね」
くすくすとなのはが私の腕で笑う。
確にあの時は自分でも心臓がはりさけると
思うぐらい緊張したけど…


534 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:46:24 ID:P01uM48L
「…でね、わたし思ったんだ。
あの頃からフェイトちゃんに助けてもらってばっかりで…
今もこうしてフェイトちゃんに抱かれてるし…
そう考えたらありがとうって
伝えたくなっちゃって…」
「なのは…」
月の光に反射した彼女の蒼い
瞳が私を捕える。
「こんなわたしだけど、これからも
よろしくね。
あなたの彼女の高町なのはは、
フェイト・テスタロッサ・ハラオウン
を愛してるよ」
「……分かってるよ。
なのははもう私のものだもの。
一生嫌いになんてさせないから」


535 名前:二人の歩む道 913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:50:32 ID:IF7rxZbJ
月明かりの下、私達は語り合う。
これから先、どんな事が起こるか
分からないけど、二人で共に歩いていこう。
辛いことも、悲しいことも、
二人でわけあっていこう。
そして一緒に幸せになろう。
夜空の星々が、私達を祝福して
くれたような気がした。

536 名前:913[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 12:57:37 ID:WGrcx7tT
後半終了。
なんだか最後は詰めこみすぎてグダグタに
なってしまった…
この悔しさをバネに、次回はギャグもの
でも書いて見ます。
あと最後に、感想をくれた方々、
ありがとうございました
2007年11月19日(月) 13:13:20 Modified by nanohayuri




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