Wiki内検索
メニューバーA
タグ
11-471 28-206 28-342 28-519 304 428 458 47 532 6-502 913 aa gbhs4w75 mspuqpiv pluto ピチピチ ◆1gx5q3ma8y ◆34ietljps6 ◆6gzt0d6rrc ◆8giervnano ◆9oq0gi8lfs ◆gtd5kcksn. ◆jhf0qdqssc ◆k1m2.fa0dm ◆nna2fui0zk ◆okpddn8iwc すいもう すずか すずか×アリサ なのは なのは×ティアナ なのは×フェイト なのはフェイトの娘 はやて はやて×すずか はやて×カリム アギト アクエリアス アリサ アリサ×すずか アリシア アルキメデス アルフ ウーノ ウェンディ エイミィ エリオ エロ オットー カリム キャロ キャロ×フェイト ギンガ ギンガ×フェイト クアットロ シグナム シグナム×ティアナ シャーリー シャッハ シャマル シャマル×キャロ スバル スピノザ セイン セッテ チンク ティアナ ティアナ×なのは ディード ディエチ デバイス トーレ トーレ×セッテ ドゥーエ ドクター ナカジマ家 ナンバーズ ノーヴェ バルディッシュ フェイト フェイト×なのは フェイト×ギンガ プレシア ヤンデレ ユーノ ユーノ×ロッサ ヨン◆h7y.esozi リインツヴァイ リイン初代 リンディ ルーテシア レイジングハート レティ ロッサ ヴィータ ヴィヴィオ ヴィヴィオ×なのは 或る捜査官 恭也 空気ブレイカー 高町家 鮫島 士郎 紫水 自作絵 修学旅行 宵月 八神家 非エロ 美由希 落ちはまだ未定 薔薇
最新コメント
最近更新したページ
フリーエリア

13-458

母親なんて、望んでないに対する続編のようです
フェイトルート

458 名前:MSPUQPiv[sage] 投稿日:2008/02/13(水) 19:00:59 ID:2LPFRlah
なんか、なのはとヴィヴィオのCPばっかり言われてるから投下しずらいんだけど
KYでフェイトルート書いてみた。
ものすごく短いんだけど、いきます。


460 名前:MSPUQPiv[sage] 投稿日:2008/02/13(水) 19:03:44 ID:2LPFRlah
「それで、満足した?なのはの優しさにつけこんで、大切な人を傷つけ、泣かせて。それで、ヴィヴィオは満足した?」
「わたしはっ」
「自分の思い通りにならないからって大切な人を傷つけるのは、ただの我侭だよ。ヴィヴィオが本当に相手のことを思っているのなら、なのはがどんな思いで抱かれたわかるはずだ」
「フェイト…ママ…」
フェイトは、ヴィヴィオを優しく抱きしめる。
「ヴィヴィオは、わたしにヴィヴィオの気持ちはわからないって言ったけど、わかるよ。わたしにもヴィヴィオの気持ち、わかるよ」
「嘘っ」
「大切な人に笑って欲しいのに、愛して欲しいのに、どんなにがんばっても得られない悲しみ。わたしにもわかるよ」
フェイトは、儚げな笑みを浮かべてヴィヴィオを見つめる。
「嘘、嘘だっ。だって、フェイトママはなのはさんにあんなに愛されてるじゃない。そんなの嘘だよ」
「嘘じゃないよ」
ヴィヴィオの言葉を否定したのは、フェイト自身じゃなくてなのはだった。
「なのは…さん?」
「フェイトちゃんは…フェイトちゃんは…」
なのはは、フェイトの心の傷に触れてしまうのではないかという恐れから、そこから先を言うことが出来なかった。
「ヴィヴィオ、聞いて。わたしには、リンディかあさんとは別にもう一人母さんがいたの。わたしは、母さんに笑って欲しかった。そのために何でもした。けど、結局、母さんにとってわたしはいらない子で、最後までその手を取ってはくれなかった」
「そんな…」
ヴィヴィオの顔が、少しずつ青ざめる。
「そんなわたしをなのはは愛してくれた。もう一人の母さんは母として愛してくれなかったけど、リンディ母さんがその愛をくれた」
「……」
「なのはの愛は、ヴィヴィオが求めてるものとは違うのかもしれない。けど、なのははヴィヴィオのことを母として確かに愛しているよ。」

461 名前:MSPUQPiv[sage] 投稿日:2008/02/13(水) 19:04:11 ID:2LPFRlah
「でも、それじゃ嫌なんだっ」
「ヴィヴィオ、だからってなのはを傷つけたこと許されると思う?」
ヴィヴィオの目から、涙がこぼれる。
「今、ヴィヴィオが欲しい愛を得られなくても、けど、いつかヴィヴィオだけを大切に思う人が、ヴィヴィオもその人だけを大切に思える人がきっと現れる」
「ほんとに?」
「うんっ、だから、ヴィヴィオ、大切な人を傷つけたこと、ちゃんと謝らないとね」
「……」
ヴィヴィオは、おそるおそるなのはを見る。
なのはは、母親として優しい笑みを返す。
「ごめんなさい…なのは…ママ」
「いいよ、ヴィヴィオ。わたしもヴィヴィオが苦しんでるのわかってあげられなくて、ごめんね」
「なのはママ、ごめんなさい、ほんとにごめんなさい」
ヴィヴィオは、なのはの胸で思いっきり泣いた。
「それと…、これだけはちゃんと言っとくね」
「?」
「わたしもヴィヴィオのことは大好きだけど、なのははわたしのだから。例え、それが大切なヴィヴィオだって、譲る気ないからね」
「フェイトちゃん…」
なのはの顔が真っ赤になる。

「だから、ヴィヴィオは他をあたりなさいね」

フェイトは、にっこり笑ってヴィヴィオとなのはをまとめて抱きしめた。


465 名前:MSPUQPiv[sage] 投稿日:2008/02/13(水) 20:41:09 ID:2LPFRlah
すいません。
ちょっと続きが今思い浮かばないので、とりあえずこれで終わりです。

GJありがとうございました。
2008年02月13日(水) 22:34:37 Modified by nanohayuri




スマートフォン版で見る