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970 名前: ◆6Gzt0D6RRc [sage] 投稿日:2008/03/14(金) 18:23:56 ID:oka73DKy
971 名前:1/7 ◆6Gzt0D6RRc [sage] 投稿日:2008/03/14(金) 18:25:41 ID:oka73DKy
972 名前:2/7 ◆6Gzt0D6RRc [sage] 投稿日:2008/03/14(金) 18:26:05 ID:oka73DKy
973 名前:3/7 ◆6Gzt0D6RRc [sage] 投稿日:2008/03/14(金) 18:26:53 ID:oka73DKy
974 名前:4/7 ◆6Gzt0D6RRc [sage] 投稿日:2008/03/14(金) 18:27:18 ID:oka73DKy
975 名前:5/7 ◆6Gzt0D6RRc [sage] 投稿日:2008/03/14(金) 18:28:23 ID:oka73DKy
976 名前:6/7 ◆6Gzt0D6RRc [sage] 投稿日:2008/03/14(金) 18:28:52 ID:oka73DKy
129 名前:7/7◇6Gzt0D6RRc[sage 最後だけさるさるとかマジ勘弁] 投稿日:2008/03/14(金) 18:32:07 ID:62DJCif6



まだスレタイ決まってないみたいだけど、SSで埋めますよ。

バレンタインネタ(http://wiki.livedoor.jp/nanohayuri/d/13%2d519)の続きのホワイトデーネタ。7レス消費。
ギンガ→←フェイトで片想いとかやってみたら、二人とも激しくネガティブに(ry
あと、後半はエロです。



廊下の壁にもたれるように立ち、そっと部屋の中をうかがう。
なにをこんなにコソコソとしているのだろうか。
何もやましいことはない。ただ、贈り物にお返しをする。ただ、それだけのこと。
それに早くしないと昼休みが終わってしまう。さっさと部屋の中に入り、フェイトさんにこれを渡さなくてはならない。

だけど、足がすくむ。
手が震え、段々速くなっていく鼓動がやけに大きく聞こえる。

目線の先にあるのは、フェイトさんとその前にある整頓された机。
一ヶ月前のように、乱雑に何かが積み上げられていたりはしない。
だけど、さっき、それ以上のものを見てしまった。

――フェイトさんとなのはさんが、何かを交換していた。

死角だったからよく分からないけど、おそらく私の手に握られているものと同じ種類もの。
友人や同僚同士で、そういったやりとりをする人も居ると聞いたことがある。
だけど、フェイトさんがそうだとは分からないし、もしそうだとしたら、今度は私に対しても、そう言うことなのかもしれない。

あんな渡され方をしたチョコを受け取って、特別な感情を抱いていないと言うのは、考えにくいことではあるけど、さっきの光景が自信を失わせる。
一ヶ月前のあの出来事は、全部夢だったのではないか? そんな気さえしてくる。
少なくとも、目の前の幸せそうな二人の間に、割ってはいる勇気を与えてくれはしない。

もう一度部屋の中を覗き込む。
視界に入るのは、さっきと同じようになのはさんと談笑するフェイトさん。
話している内容までは分からないけど、その表情は、思わず見とれてしまいそうな、見ているこっちまで幸せになるような、そんな笑顔。

……やっぱり、帰ろう。
あのはさんとあんなに楽しそうにしているフェイトさんが、私にあんなことをするはず無い。
あれは何かの間違い。そうに決まってる。

結局、一ヶ月前と同じように、私は踵を返してその場を後にした。

(嫌われちゃったのかな……)

隣で喋りかけるなのはに相づちを打ちながら、しかし、浮かんでくるのはギンガの姿ばかり。
もう一ヶ月も会っていない彼女の姿だけ。
私も彼女も忙しい身であるから、なかなか会えないのも無理はない。
だけど、会えない日が続くほど、不安は大きくなる。

――嫌われてしまったんじゃないか

一ヶ月前に私が彼女にしたこと。
それは、陸戦魔導師である彼女を市街地の上空へ連れて行き、キスまがいの行為を強要。

どう考えてもセクハラだ。
完膚無きまでにセクハラだ。
はやてなんか目じゃないくらいセクハラだ。

はやてはああ見えてちゃんとやる相手を選んでいる。
嫌がる相手には、絶対にしない。

翻って私はどうだろうか。
確かにギンガは応えてくれた。
陸戦魔導師とはいえウイングロードで擬似的な飛行が出来る上で。
だけど、だからといってギンガが嫌がっていないと言い切れるだろうか。
それにそもそも、あのときギンガはデバイスを起動していなかった。

大体にして、ギンガを抱えて送ったのも問題だ。
他に幾らでも方法はあったはず。
デバイス経由で道を教えても良かったし、飛行許可を出してウイングロードで付いてきてもらっても良かった。
だけど、私はそれらを選ばなかった。

もっと近くでギンガを感じていたい。
もう少しだけギンガと一緒にいたい。

ただそれだけの、自分勝手な理由で。


「ねぇ、フェイトちゃん、聞いてるの?」

どこまでも深い思考の闇に堕ちかけた私を救ったのは、少し拗ねたような口調のなのはの声。
いつの間にか考え込んでしまっていたらしい。

「ごめん、ちょっと、ぼーっとしてた」
「そう……はい、これ」
「あ……うん、なのはにも」

笑って誤魔化すと、なのははそれ以上追求せず、私にクッキーを差し出す。
私も用意したクッキーを取り出し、なのはのと交換する。

そう言えば今日はホワイトデー。
クッキーを用意しておいて忘れるとは情けないが、今気付いた。

(他に渡してないのは……)

真っ先に浮かんできたのは、流れるような菫色の髪。
一ヶ月前は六課に来ていたけど、今回もそうとは限らない。
時計を確認すると、昼休みはまだまだ余裕がある。
今日は私がギンガの所へ行こう。そして……謝ろう。無理矢理あんなことをさせたことを。

なのはの話を遮り、出かけるの伝えて立ち上がる。
頭の中でルートを描きながら、出入り口へと向かっていると、午前から出ていたはやてが丁度帰ってきた。


――バインドで縛られ、もがくギンガを連れて。


何が起こっているのか、すぐに理解できなかった。

どうして、ギンガがここにいるのか。
どうして、バインドを掛けられているのか。
バインドを掛けているのは、誰なのか。
その人間には、どんな処罰を与えるべきか。

『Haken Form』

気付けば私はデバイスを起動し、一番有力な容疑者であるはやてに斬りかかっていた。

「フェ、フェイトちゃん、ちょう落ち着こうか」
「ダメだよー、フェイトちゃん」

しかし、なのはとはやての息のあった連携で、バルディッシュの刃ははやてに到達する前に止まる。
はやてのシールドが穂先を受け止め、なのはのバインドがバルディッシュを拘束する。
拘束されたのはバルディッシュだけだけど、私はそれ以上何も出来なくなっていた。
怯えるような目で見つめる、ギンガと目が合ってしまったから。
弁解の言葉は幾らでも浮かんでくるのに、上手く口が動かない。ギンガの視線に縛られた私の体は、全く言うことを聞いてくれない。

「六課の子に飽きて他の部隊から攫ってくるような犯罪者でも、処刑するならちゃんと軍法会議に掛けないと。ミッドは法治国家だよ?」
「……なのはちゃん、管理局は軍隊やないで。それに、なのはちゃんは、もうちょい自信持った方がええ。なのはちゃんの胸は、幾ら揉んでも飽きな――痛っ、な、なにするん!?」
「セクハラ禁止。というか、攫ってきたのは否定しないんだ?」
「いやね、クッキー持って部屋の前でくすぶってたから、ここは一つお姉さんが一肌脱ごう思うてな」
「こ、これは……」

はやての言うとおり、ギンガの手にはクッキーらしき物が入った袋が握られている。
一体誰宛のだろうか。

――私に、だったら嬉しいんだけど

そんなことあるはず無いと思いつつも、心のどこかで期待してしまう。
ギンガの方へ視線を向けると、まだ怯えの色が残る翠の瞳と目が合う。

「……ス、スバルに渡すのなんです!」
「この時間やと……食堂に居るんやないかな」
「あ、ありがとうございます!」

その瞬間、ギンガは体を強ばらせ、震える声で名前を叫ぶ――私以外の。
そして、バインドから解放されるやいなやその場から走り去り、私の視界から消えた。

――きらわれた

あたりまえだよね。
いきなりデバイスをむけるような人とは関わりたくないよね。
いきなり間接キスをせまるような人とは関わりなくないよね。

……あやまらないと。
ギンガにあって、ちゃんとあやまらないと。
ギンガにあって、あやまらないと。
ギンガにあわないと。

ギンガにあいたい。

自分からは、渡しに行けなくて。
八神二佐から貰ったチャンスも、自分でふいにして。
それでも、機会はまた巡ってきた。

――話があるから、屋上まで来て欲しい

フェイトさんが念話で伝えてきたその言葉に応えて、私は屋上へと向かっている
もしかしたら渡す決心が付くかもしれないし、話というのも気になる。
それに何より、フェイトさんの様子がどうもおかしかった。
心ここにあらずというか、生気が無いというか、そういう印象を受けた。
その上、念話の返事も返ってこない。
これで心配するなというのは、無理な話。




「フェイトさん?」
「あ……ギンガ、来て……くれたんだ」

ようやく屋上に着いた私を待っていたのは、ただ立ちつくしているフェイトさん。
私の呼びかけに振り返った彼女は、どこか虚ろな瞳で私を見つめる。

「さっきは、ごめんね。怖かったよね、部屋の中であんな物振り回して。一ヶ月前も、あんなこと無理矢理させてごめんね。イヤだったよね、もう会いたくないよね。……でも、反省してるから、だからお願い……キライに……ならないで……」
「フェ、フェイトさん!?」

そして、フラフラと私に近づき、泣きそうな声で謝り始める。
あまりに予想外の出来事に、私は何も出来なかった。
私に抱きついて、胸の中で嗚咽を漏らすフェイトさんを抱きしめ返す以外に。

フェイトさんも、私と同じように悩んでいた、と、言うことらしい。
きっと、さっき私がフェイトさんの前から逃げてしまったのが、だめ押しだったんだ。
あそこで私がクッキーを渡せていたら、フェイトさんはここまで苦しまずに済んだはず。

「フェイトさん」
「な、に……ギンガ……」
「っ――」

私も謝ろう。
そう思ってフェイトさんに声を掛けたのだけれど、それに応えたフェイトさんの、目尻に涙を浮かべた上目遣いの表情が、あまりにも可愛すぎて。

「んんっ――」

思わずその唇を奪っていた。
フェイトさんは最初、何が起こったのか分からないといった表情をしていたけど、段々恍惚とした表情へと崩れていく。

「キライになんて……なりませんよ。……ずっと、好きでした。初めてあったときから、ずっと大好きです。さっき、スバルに渡すって言ったクッキーは、本当はフェイトさんの為に作ったんです」

食べてくれますか? と、包みから取り出したクッキーを一個口に銜える。一ヶ月前と同じように。
フェイトさんも、差し出された反対側の端を口に銜える。
ここで私が口を離せば、一ヶ月前と同じ。
だけど、嬉しさと恥ずかしさが入り交じった、ほんのりと紅いフェイトさんの顔を見ていて、自分を抑えられなくなってしまった。
俗に言うポッキーゲームの要領で、キョトンとするフェイトさんにキスして、

「っ!」

私の唾液でドロドロになたクッキーを、フェイトさんの口に流し込む。
フェイトさんがそれを飲み込んだのを確認すると、唇を離す。

「フェイトさん……私にも、食べさせてくれますか?」
「え……あ……あ、あるよっ、わ、わたしも、クッキ――んんっ」

ポケットから何かを取り出そうとしたフェイトさんを遮って、強引に唇を奪う。
そして、唇の隙間から舌を押し込み、ほんのりと甘いフェイトさんの口内を、本能のままに蹂躙する。
フェイトさんの体は次第に力を失い、瞳からは意志の光が薄らいでいく。

このまま続けるのは難しそうなので、いったんキスを中断して、フェイトさんを近くの壁にもたれさせる。
そして、その上に覆い被さり、囁くように言う

「クッキーじゃなくて……フェイトさんを……」
「っ――」
「良いですよね……?」

返事を待たずに、私はフェイトさんの服に手を掛ける。
布越しにフェイトさんの胸の柔らかさを楽しみながら、上着のボタンを外していく。

「ま、待って! こ、こんな所じゃ……」
「大丈夫ですよ、認識阻害をしておきますから」

足下に魔法陣が展開し、私たちの周りを結界が取り囲む。
それを見てフェイトさんが、ほっとしたような顔を見せる。

「フェイトさんが大きな声を出さなければ、ですけど」
「ひゃんっ」

本当はそんなこと無いんだけど、思わず虐めたくなってしまった私は、そんなことを口走る。
同時にブラジャー越しに突起を摘み、嬌声を上げさせる。
自分の声に驚き手で口を塞ぐ姿が、私の嗜虐心を煽る。

「あれ、そんな声だして……もしかして、見られたいんですか?」
「ちがっ――ふあ……やめっ」

絶対に誰にも見せませんけどね、と心の中で付け足しながら、ブラジャーを取り去る。
目の前に晒された形の良い乳房にそっと手を当て、少しずつ力を入れていく。
均整の取れた胸が歪に形を変え、フェイトさんの口からは押し殺した喘ぎ声が漏れる。
必死で嬌声を堪える姿が、私をさらに煽る。
手で弄るだけでなく、胸の頂点に吸い付き、突起を舐め回す。

『ここ、堅くなってきましたよ?』
「ひゃぅっ……い、言わないでぇ……ひんっ」

突起に前歯を立てると、フェイトさんは軽く達する。
だけど、私は満足できず、フェイトさんのスカートの中に手を差し込む。

「っ! そこはっ」
『こっちもシてあげないと、可哀想ですよね』
「ひゃあ、やめっ――ふあっ」
『ショーツまでぐちゃぐちゃになってるんですから』

既に下着の用をなしていないショーツ越しに、割れ目を撫でる。
くちゃくちゃと淫らな水音を立てながら、私の指がフェイトさんの割れ目をなぞるたびに、新たに溢れた露がショーツをさらに汚し、結界内には殺しきれない嬌声が響く。

「いやぁ……こえが、あんっ、でちゃ――ひゃうっ、やめっ」
「なら、止めましょうか?」
「あっ……」

もっともっと滅茶苦茶にしたい衝動を堪えて、愛撫の手を休め立ち上がる。
フェイトさんのさらに恥ずかしそうな表情を見るために、再び飛びつきたくなるのを必死で抑える。

「フェイトさん?」
「あ……えっと、その……」
「どうして欲しいのか、ちゃんと言ってくれないと分かりませんよ?」
「っ――」
「あと、ちゃんと出来るようにもしてくださいね」

そう言って視線をフェイトさんのスカートに持っていく。
その視線の意味に気付いたフェイトさんが、顔を赤くしてうつむく。


先に折れたのはフェイトさんで、フラフラと立ち上がり、スカートのホックに手を回す。
そして、スカートと自らに愛液とベトベトになったショーツを、足下に落とす。

「ギンガ……お願い、イかせて……もう、ツライの…………ひゃんっ」

言い終わるのとほぼ同時に、私はフェイトさんに襲いかかっていた。
もう焦らすのは限界だと思った矢先に、あんなことをされては我慢できない。

衝動に任せて、後ろの壁に体を押さえつけて、強引に唇を奪い、舌をねじ込む。
同時にフェイトさんの割れ目に左手をあてがい、中指を突き立てる。
フェイトさんのことを気遣う余裕はなかったけど、私の指は抵抗無く飲み込まれていく。

私は唇を離して、フェイトさんの耳元に口を寄せる。

「いきなり指入れても平気だなんて……エッチな人ですね」
「やぁ、そんな……あんっ」
「安心してください。エッチなフェイトさんも好きですから……はむ」
「ひゃぁっ」

少し不安そうな表情を見せたフェイトさんにそう言って、ついでに耳たぶを甘がみする。
不意打ちの刺激にフェイトさんの体が跳ね上がる。
あまり意味のない行動だったけど、思いがけず良い反応が返ってきたので、フェイトさんの耳にそっと舌を伸ばす。

「クス……フェイトさん、耳が好きなんですね……れろ」
「はぅっ……ちがっ――やぁ」
「だったら、んっ、どうして耳を弄るたびに、れろ、私の指を締めるんですか、はむ」
「あぅ……それは……ひゃぅ」

耳たぶに舌を這わせながら、割れ目をかき回すと、切ない喘ぎ声が溢れ、
ぐちゃぐちゃと淫らな水音を立てながら、耳元で囁くと、段々横顔の頬の朱色が濃くなる。
時折、割れ目に差し込んだ指が、キュッと締め付けられるのが、とても心地よい。

「立ってるのも辛そうですね……ちょっと待ってください」
「ふあ……ぎんが……?」

このままイかせようと思ったけど、力が抜け掛かったフェイトさんを支えるのが大変になってきたので、いったん中断して先ほどのように壁にもたれさせる。
直に座らせるのは不味いので、ひとまず上着を脱いで下に敷く。確実に汚れちゃうけど、他に適当な物がないから仕方ない。

二度に渡って中断され、不満そうな顔でフェイトさんが私を見つめる。
その可愛らしさにクラクラしながら、フェイトさんの膝を掴んで、脚を外側に広げる。

「えっ――っ!」
「ダメですよ……フェイトさん……」

一瞬の間の後、耳まで真っ赤にしたフェイトさんが脚を閉じようとする。
だけど、既に脚の間には私の体が収まっていて、それはかなわない。

「やぁ、こんなかっこう」
「綺麗ですよ、フェイトさん……」
「うぅ……」

目尻に涙を浮かべたフェイトさんに睨まれながら、舐めるようにフェイトさんの体を眺める。

羞恥心で染まった紅い頬。
程良い大きさの膨らみの頂点で自己主張するピンクの突起。
少し汗が浮かんだ白いお腹。
整えられた髪と同じ色の茂みの奥で膨らんだ蕾。
その下でよだれを垂らしてひくつく割れ目。

今日何度目かの衝動に突き動かされ、フェイトさんに飛びつく。
露を溢れさせる割れ目に指を二本押し込み、胸を鷲掴みにする。
辺りに響くのは、フェイトさんの快感に染まった嬌声。
さんざん焦らしたので、あっという間にフェイトさんは高みに昇る。

「ひゃぁっ、はげし――はぅ、ああっ」
「イくときは、言ってくださいねっ」
「ふあぁ、ぎんがぁ、イっちゃ――ひゃぁああぁ」

これ以上焦らすのは可哀想だし、そもそも私が保たない。
指を根本まで突き刺して先を折り曲げて、真っ赤に充血した蕾に置いた親指を支点に引き抜く。
同時に掴んだ胸の真ん中の突起を指の腹で転がし、反対側には歯を立てる。
フェイトさんは一際高い嬌声を上げると、ぐったりと全身を弛緩させる。

ある種の満足感を覚えながら、後ろの壁に身を任せ、荒い息を付くフェイトさんを見下ろしていたけど、次第に冷静さが戻ってくると、わき上がってくるのはどうしようもない後悔の念。

――フェイトさんは仲直りしたかっただけなのに

何も出来ずに呆然と立ちつくしていると、下から見上げるフェイトさんと目が合う。
その瞬間、体がビクリと震え、逃げ出したくなる。
だけど、体は全く言うことを聞かず、その間にフェイトさんがゆっくり口を開く。
私に出来るのは、死刑確定の判決文を待つ被告のように、その言葉を待つことだけ。



「えっと……その……もっと、食べて……くれないかな?」








「ちょっと渡せる雰囲気やなかったなぁ」
「あ、ちゃんと作ってきたんだ」
「そや。なのはちゃんも分もな」
「あ、ありがとう」
「なのはちゃんは……当然作ってるやろ」
「えっと……」
「まさかとは思うけど、私の分はないとか言わへんやろな?」
「……ごめんなさい、そのまさかです」
「ほほう……」
「ちょっと失敗して、材料足りなくなっちゃったの、にゃはは」
「……しゃーない、体で払って貰おうか」
「えっ……は、はやてちゃん、冗談だよね?」
「私が冗談言う人間に見えるか?」
「見えるけど……?」
「そやな。だけど、残念ながら今回は本気や」
「え、えっと、後で埋め合わせるからじゃ……ダメ?」
「ダメやな。さっき揉み損ねて、この手が疼くんや」
「ま、待って、は、はなしを聞い――」
2008年03月24日(月) 02:54:39 Modified by nanohayuri




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