15-524
524 名前:名無しさん@秘密の花園[sage] 投稿日:2008/03/26(水) 20:02:34 ID:Pok+k36x
夕方なのに蒼い、妙な空だった。
けれども私にはそれが酷く綺麗な事に思えて、何をするでもなく蒼を見上げていた。
蒼――彼女の、色。
「ありがとう、フェイトちゃん」
『さよなら』や『ごめんなさい』ではなく『ありがとう』と、彼女は言った。
別れでも謝罪でもない、感謝の言葉。
それがとても彼女らしくて、私も思わず口にしていた「ありがとう」と。
きっと、その言葉には色んな事が詰まっている。一言では言い表せないような言葉が、沢山。
私は、君に会わなければこの場に存在すらしていなかった。
私は、君に掛け替えのない物を貰った。
私は、例えこんな結果に終わってしまったとしても君を、
「――ありがとう、なのは」
ポタリ、ポタリ、と零れ落ちる中見つけた答え。
本当は、ずっと前からそこに存在していた答え。
終わらせない。
今でなくていい。何十年先だっていい。君の隣に、どんな形でもいいから私の存在を置いて欲しい。
そしていつか、3人でまた笑い会える日が来たら、その時はちゃんと言うよ。
私、フェイト・T・ハラオウンは、高町なのはを愛しています。
私、フェイト・T・ハラオウンは、高町ヴィヴィオの事が大好きです。
二人に向ける想いの違いはあるけれど、どちらも大切な家族だから。
いつの間にか、青空の蒼、夕暮れの紅、夜空の黒とキラキラとした光が交じり合った空を見上げながら私はまた、口にした。
「ありがとう。――これからも、宜しくね」
――それは、未来を紡ぐ言葉。
今書いてるのをこうしてみたいんだけど、どうもしっくりこないから小ネタ的扱いで。
ごめんね。どうしても私はフェイトそんを幸せにしてあげる事は出来ないみたいだ。
夕方なのに蒼い、妙な空だった。
けれども私にはそれが酷く綺麗な事に思えて、何をするでもなく蒼を見上げていた。
蒼――彼女の、色。
「ありがとう、フェイトちゃん」
『さよなら』や『ごめんなさい』ではなく『ありがとう』と、彼女は言った。
別れでも謝罪でもない、感謝の言葉。
それがとても彼女らしくて、私も思わず口にしていた「ありがとう」と。
きっと、その言葉には色んな事が詰まっている。一言では言い表せないような言葉が、沢山。
私は、君に会わなければこの場に存在すらしていなかった。
私は、君に掛け替えのない物を貰った。
私は、例えこんな結果に終わってしまったとしても君を、
「――ありがとう、なのは」
ポタリ、ポタリ、と零れ落ちる中見つけた答え。
本当は、ずっと前からそこに存在していた答え。
終わらせない。
今でなくていい。何十年先だっていい。君の隣に、どんな形でもいいから私の存在を置いて欲しい。
そしていつか、3人でまた笑い会える日が来たら、その時はちゃんと言うよ。
私、フェイト・T・ハラオウンは、高町なのはを愛しています。
私、フェイト・T・ハラオウンは、高町ヴィヴィオの事が大好きです。
二人に向ける想いの違いはあるけれど、どちらも大切な家族だから。
いつの間にか、青空の蒼、夕暮れの紅、夜空の黒とキラキラとした光が交じり合った空を見上げながら私はまた、口にした。
「ありがとう。――これからも、宜しくね」
――それは、未来を紡ぐ言葉。
今書いてるのをこうしてみたいんだけど、どうもしっくりこないから小ネタ的扱いで。
ごめんね。どうしても私はフェイトそんを幸せにしてあげる事は出来ないみたいだ。
2009年03月05日(木) 22:47:44 Modified by coyote2000