25-104
104 名前:名無しさん@ローカルルール変更議論中:2009/03/07(土) 09:54:45 ID:wRucrapj
「・・・なのは」
「なに?」
「手、繋いでもいい?」
「うん。いいよ」
控えめに握られた手は小さくて、少し冷たくて―――
「・・・なのは」
「うん?」
「ぎゅってして?」
「うん。わかった」
抱き寄せた身体はすぐに壊れそうなくらいに細くて―――
「・・・ねぇ、なのは」
「今度はなに?」
「・・・キスして?」
「うん。じゃあ、目閉じて・・・んっ」
柔らかい唇は少し震えていて―――
「んっ・・・ありがと、なのは」
「ふふっ、どういたしまして♪」
照れた笑顔は何故か不安そうで―――
「なのは・・・」
「なぁに? フェイトちゃん」
「ずっと、私の傍にいてね? どこにも行かないでね?」
小さな瞳が寂しそうに濡れていて―――
その眼差しに何だか胸が凄く痛くなって―――
「・・・うん♪ 私はいつでもフェイトちゃんの傍にいるからね」
離さないよ・・・離すもんか。
全力で彼女を抱き締めながら、私は心の中でそう強く誓った。
甘々なのって難しいよ・・・。
「・・・なのは」
「なに?」
「手、繋いでもいい?」
「うん。いいよ」
控えめに握られた手は小さくて、少し冷たくて―――
「・・・なのは」
「うん?」
「ぎゅってして?」
「うん。わかった」
抱き寄せた身体はすぐに壊れそうなくらいに細くて―――
「・・・ねぇ、なのは」
「今度はなに?」
「・・・キスして?」
「うん。じゃあ、目閉じて・・・んっ」
柔らかい唇は少し震えていて―――
「んっ・・・ありがと、なのは」
「ふふっ、どういたしまして♪」
照れた笑顔は何故か不安そうで―――
「なのは・・・」
「なぁに? フェイトちゃん」
「ずっと、私の傍にいてね? どこにも行かないでね?」
小さな瞳が寂しそうに濡れていて―――
その眼差しに何だか胸が凄く痛くなって―――
「・・・うん♪ 私はいつでもフェイトちゃんの傍にいるからね」
離さないよ・・・離すもんか。
全力で彼女を抱き締めながら、私は心の中でそう強く誓った。
甘々なのって難しいよ・・・。
2010年02月11日(木) 01:37:41 Modified by ami_solger