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25-159

承前

159 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ:2009/03/10(火) 00:41:59 ID:/X81nue7
魚拓|・)ノ

Д・)40分くらいこえてーら.とさておき,本編より長くなりそうになりました
婚前交渉といきます.

『こんぜんこーしょー』

1.なのはさん

 カーテンの隙間から差し込む月明かりだけがこの部屋の照明だった.薄暗く,近づけば
漸く相手の顔が見える,その程度の明暗.そんな中,照らされ,一際目立つのは髪の短く
なったフェイトちゃんの金髪.
 短くなり,印象の変わったフェイトちゃん,けれど,あの頃の優しさを携えた面影は何
も変わらず,私に向かってニコニコと笑みを浮かべている様もまた,何も変わらない.た
だ,髪が短くなっただけだった.それが,私にとってはとても大きな変化のように思えて
いたけれど……そうじゃなかった.
 あぁ,でも結婚しよう,なんて言うような子だとは思っていなかった.付け加えて,婚
前交渉なんて知識がある子になっていたとは思いもよらなかった.
「な,なのはいくよ……」
 僅か緊張を伴ったフェイトちゃんの声に,笑みが零れる.その姿を見れば,同じく緊張
していたのが馬鹿らしくなり,私は両の手を開いてフェイトちゃんを誘う.
 その誘いに,おかしいなぁ?と言わんばかりの表情でフェイトちゃんが近寄り,私は,
私からフェイトちゃんへ飛び込んでいく.
 そして,包まれる.背に回した手から伝わってくるフェイトちゃんの体温,自慰行為中
に飛び込まれた所為でいつまでたっても裸だった上半身から伝わるフェイトちゃんのドレ
スに似た服装越しに伝わる柔らかい乳房と,その暖かさに身を委ねる.
 暖かかった.
 人肌が恋しいという感覚を理解できたのはこの時が最初.そして恋しければ,恋焦がれ
ればもっと欲しくなるのが人情.だから,何処にもいかないでと抱きつく腕に力を入れ,
埋めていた顔だけをフェイトちゃんに向ければ,やはりどこかおかしいなぁ?という風体
のフェイトちゃんの表情.けれど,私がそちらを向いた事に気付けば,嬉しそうな表情で
こちらを見つめてくる.
 あぁ,綺麗だ.
 とても,とても.
 言葉では表せないくらい.
 この人が私の好きな人,この人が私の大事な人.
 一旦認めてしまえば,心が弾み,幸福感に満たされ,そして同時に覚える僅かな苦しさ.
けれど,幸せすぎて苦しいだけ.
「フェイト……ちゃん」
 僅かな唇の震えと共に吐き出すのは愛しい人の名前,そうでもしないとこの苦しさにき
っと私は殺されてしまう.
 だから,そう.
 早く,貴方が,フェイトちゃんが欲しい……


2.ふぇいとさん

 おかしい,と思う.
 確か,私がなのはを責めようとしていたはずなのだが,いつの間にか主導権がなのはに
移っているような気がする,と思ったのは上半身裸のなのはが私に抱きついてきた時だっ
た.
 その行為自体は嬉しい事限りないのだけれど,でもリードしようと思っていた手前…釈
然としないものを感じる.けれど……なのはに抱きしめられ,濡れた唇を僅かに開き,上
目遣いでフェイトちゃんと口にするなのはを見れば,そんな事,もうどうでも良いと,私
はなのはを抱きしめ返す.
 上半身裸のなのはの体温が洋服越しに伝わってくるのが良く分かる.抱きしめ合い,つ
ぶれあったお互いの乳房から伝わる熱はどこか優しくも甘いものだった.
 長く伸びた艶やかな髪からは,シャンプーの匂いだろうか,僅かに薫る柑橘系の香りが.
その香りが妙に私を刺激する.だからだろうか,私は自然となのはの髪をゆっくりと撫
でていた.

160 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ:2009/03/10(火) 00:42:30 ID:/X81nue7
 目を閉じ,受け入れるままに,けれど心地よさそうにするなのはの表情が愛しい.その
表情を見ていれば,色んな人に聞いた独占欲というのも良く分かるものだ.この目の前の
彼女の表情を他の輩に見せたくは無い,私だけを見つめていて欲しい,と.
 そうして暫く,時間にしてほんの数秒だろう,なのはを見つめていれば,がなり立てる
ように鼓動が激しくなってくる.興奮,だろうか.緊張とはまた別の感情に流されながら,
私はいつしか自然と顔をなのはに近づければ,同時に近づいて来るなのはの顔,それに
合わせるように閉じた瞳,そして震える睫.そして,同じように私も瞳を閉じ,触れる.
 潤った唇だった.
 自分の唇を通して伝わるなのはの熱.単なる物理的接触が,けれど,それを超える何か
が私の躰の隅々まで走り抜ける.それはなのはの想いだろうか?
 躰中をなのはの思いに満たされ,唇を合わせながらも,私は自然と笑みを浮かべる.そ
して,不意に感じる…え,何?
「んっ!?」
 唇を通して触れていた感触が変わる.そこから恐る恐ると言った風に出てくるなのはの
舌,だろうか?それが私の唇を舐める.
 舌で唇を舐められる,そんな体験したことのない行為に閉じていた眼が驚きに開く,が,
眼前にはなのはの閉じられた瞳しか映らず,さりとて離れることもできないし,したく
ない現状,私はなのはのされるがままだった.
「んっ……」
 ぴちゃ,ぴちゃ,となる水音と同時に時折漏れるなのはの吐息が可愛らしく,厭らしく
も感じる.それを聞いていれば自然と躰の芯が熱を持つのが分かる.
 けれど,え?何?なのはは何してるの?
 その行為に呆然とすれば,唇がなのはの舌にこじ開けられ,なのはの舌が侵入してくる.
そして漸く,なのはが何をしたいのかを理解する.
 応えるように私も舌でなのはの舌を向かえ,絡める.
 なるほど,これがいわゆるでぃーぷきすとやらか,と納得しながらなのはの舌を堪能す
る.甘く,愛しいなのはの舌.最初はちろ,ちろと臆病な感じで触れていたけれど,でも,
いつのまにか吸い付くように,厭らしく絡め,なのはの唾液を舌で舐め取る.
 次第,なのはの背中に回していた手に力を入れ,もっと近くに,もっと近くに,お互い
がくっついてしまうくらいになのはを抱き寄せ唇と,舌を味わう.それは,多分なのはも
同じで,背中に回る手の力が増していた.
 ぴちゃ,ぴちゃ,と鳴る音が部屋に響く.
 月明かりだけが照明となっているこの部屋で,延々とその音が響き続ける.触れ合う感
触だけでなく,その音が耳朶を通り私を刺激する.
「んぁ……はぁ」
 零れる吐息もまた,私を刺激する.持ち始めていた熱が私の躰を侵し,服なんて着てい
られないというくらいに,熱を持つ.
 なのはから手を離し,それに,はっと顔をあげ眼を開くなのはに苦笑しながら,「ちょ
っと待って」と口にしながら背に手を回しファスナーを下げれば,したり顔というか悪戯
顔というか……なのはが口を開く.
「フェイトちゃん,私が脱がせてあげるよ」
「え?いいよ」
「だーめ.フェイトちゃんは大人しくしていることー!」
 小悪魔的とでもいうのだろうか,今のなのはは.結構だと言っているのに,いつのまに
やらいそいそと私の上着やらスカートやらを脱がせていく.あっという間だった.エリオ
とキャロで知っているけれど,人の服を脱がせるのは存外難しいものなのだが……
 そんな事を考えていれば,いつのまにやら下着姿.熱を帯びた所為で紅色に染まった肌
が暗がりながも良く分かる.その事に気付かれまい,と手でブラ越しに乳房辺りを抑えて
みるものの意味もなく,最初から上半身裸のなのはからすれば今更,何やってるの?とい
う事で両手あげてーと言われ,挙げれば脇の下をなのはの手が通り,背中に回ればブラの
ホックが外される.
 なんという一連の作業,とある意味感心しながら,え?これじゃ私女の子役じゃ?と短
いながらも3年程男役を目指そうとがんばっていた事が否定され始めていることに気付く.
 むむ,と顔を僅かにしかめれば,
「ベッドシーンでのリードはまた別」
 と口にされる始末.
 えっ!?と唖然とすれば,それが隙だったのだろう.私はなのはに覆われていた.ベッ
ドに横たえられ,その上になのはが,いやに嬉しそうな顔で私を組み敷いていたのだった.



161 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ:2009/03/10(火) 00:43:00 ID:/X81nue7
3.なのはさん

 
 フェイトちゃんを脱がせ,ベッドに横たえ,私はその上に乗る.
 キスに興奮したのか赤みがかったフェイトちゃんの白い肌がとても綺麗で,思わず顔を
近づけ,そのまま口付ける.
「な,なにするのなのひゃっ!?」
 驚きに声をあげるフェイトちゃんの姿に,もっとしたい,もっと欲しいと首筋に舌を這
わせれば,再び声があがる.その事に嬉しさを覚え,覚えながら舌を這わせていく.
 首筋,鎖骨,そして乳房を迂回して脇辺りを通りわき腹までつつ,と滑らせる.
「やっ……あっ」
 やめて,といわんばかりに私の頭を手で押さえつけるフェイトちゃん,だけれど,私に
とっては触れられているという事はただ嬉しいだけの事で,本当に嫌なら蹴ってでも逃げ
てくれれば良いのだ.だから,これはOKの合図なんだ,と勝手に解釈して,わき腹からお
へその方に舌を向かわせる.
「だ……だめだよ,なのはぁ」
 悶えるように,耐えるように声を出し,抗う様子を見せているフェイトちゃん.でも,
「何言ってるのフェイトちゃん……まだ触っても無いのに……そんなにして」
 おへその辺りから顔だけをフェイトちゃんの顔に向ければ,途中の頂,乳房の頂上には
見るからに張り詰めた乳首の姿.厭らしいんだから,なんて思いながらも感じてくれてい
るのだと思えば嬉しさが増す.
「こ,これは違うんだよ……ほ,ほらさっきのキスの所為だよ」
「うそつき」
 笑みを浮かべながら,先ほど脱がせていた時にはそこまで張り詰めていなかったのを思
い出す.だから,うそつきにはおしおき,とおへやから舌を離し,首元へと戻る.そして,
思いっきり吸う.
「っ……」
 多少,痛みが走っただろう.けれど,これは嘘つきの罰なんだから……と言い訳すれば,
キスマークの出来上がり.
「ふふふー,なのはマークのできあがり」
 なんて,勝手な事してはしゃぐ私.多分,相当にフェイトちゃんに甘えているからだろ
う.けれど,抑え切れない.
「え……な,なのはぁ!?」
 どうしてくれるのーと言わんばかりのフェイトちゃんに,ごめんね,と伝える.けれど,
どうしても証が欲しかったのだ.
「なのはにも付けて良いから……ごめんね」
「あ,うん.良いんだよ!」
 ゲンキンな.などとは思わない.私も,フェイトちゃんに証を付けて欲しいから……け
れど,今は責めるのが先.
 今度は反対側の脇を通り,けれど乳房を迂回せず舌を乳房に這わせ,フェイトちゃんの
上に体重を掛けながら空いた手でもう片方の柔らかく大きな乳房に触れる.
「ん……ぁっ」
 漏れ出る喘ぎに耳を傾けながら乳房を舐め,揉む.大きいなぁと多少の嫉妬を覚えなが
ら,ゆっくりと手のひらでフェイトちゃんの乳房を堪能する.
「あっ……そ,それだめっ」
 見上げれば,首を逸らせ天井を見つめるかのように喘ぐフェイトちゃん.一見苦しそう
に見えるそれは,同性の私には分かる,気持ち良いのだ,と.
 だから,それに応えるように私は乳房を虐めるのを続ける.完全にフェイトちゃんに体
重を掛け,両の手で下から持ち上げるように同時に,時折タイミングをずらして二つのた
わわなそれを揉み,空いた唇で……触れる.
「ぁっ!やっ,あぁんっ」
 やはり,乳首で一番感じるのだ,とフェイトちゃんの喘ぎを聞きながら私は冷静に考え
ていた.乳房を揉むより,乳首に触れた時の方が反応が良かったのだ.であれば,片方を
舌に任せ,もう片方を指先で擦るのも当然だろう.
「そ,それ感じすぎるっ」
 はぁはぁ,と吐息を吐きながらもご丁寧に説明してくれるフェイトちゃんに喜びと好感
を覚える.しかし,感じるって言葉分かるのね,フェイトちゃん.
 ハタチ頃にはまったく知らなかったはずなのだが……あぁ,でも先ほどのディープキス
辺りで戸惑っていたのはその名残なんだろうし……相変わらず妙に知識が隔たっていると
いうか…などと考えながら,フェイトちゃんも一人でした事があるのだろうか,と思えば

162 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ:2009/03/10(火) 00:43:36 ID:/X81nue7
どきどきと胸が高鳴る.
「ねぇ,フェイトちゃん」
「なっ…んぁ…に?」
「フェイトちゃんって,一人でするの?」
「ぁんっ」
 喘ぎが答えとはどっちなのだろう,なんて馬鹿な事を考え,まぁしてるのだろうなぁと
結論付ける.この反応の良さは性感が発達してないと無理だろう.私,自身がそうなので.
さておき.
 なら……少しくらい強くしても,と思えば唇が乳首を含み,歯を立てず唇だけで乳首を
吸いながら舌で乳首を触る.
「ぁっ……ぃっ」
 良い反応だった.とても良い反応だった.私の背に回された手に力を入れ,びくんっと
躰全体が跳ねるように動いていた.
 それを見ていると,私は,今度は私自身が触って欲しいと思ってしまう.そして,躰は
それに従うように動き,気付けば太ももを擦り合わせていた.触って欲しいのに触っても
らえないという不満感と不安感に似た欲望に,フェイトちゃんの太ももに股を開き秘所が
擦れるよう位置取る.
 股から伝わるフェイトちゃんの体温.暖かいそこに私の秘所がショーツ越しに触れる.
さっきの自慰も中途半端だった所為でショーツも酷い事になっているだろう.だから,多
分フェイトちゃんにはばれると思う.
 けれど,フェイトちゃんはまた何か私がするのだろうか?とびくり,と緊張に躰をこわ
ばらせるだけ.なんだか釈然としない.
 なので,そのまま何もせずフェイトちゃんの心臓の音を聞こうと躰をフェイトちゃんに
向けて倒す.
 どくどく,と肌を通して聞こえるその音に心が落ち着いていく.落ち着いていけば……
暫らくして,いい加減気付いたのだろうか?いいや,露骨に股間を押し付けて太ももを跨
いでいるのだから気付いてくれないと切ない.私が恥ずかしがると思っているのか,僅か
に太ももを揺らし,私の欲望を満たしてくれる.
「なのは……」
「はぁ……フェイトちゃん」
 すり,すりと躰の上を滑るように移動しながら顔を近づけ,ちゅっと唇を重ねる.そし
て,それだけで私は,再びフェイトちゃんを触りたくなるから困ったものである.
 自分よりもフェイトちゃんに感じて欲しいなんて思うくらいだった.
 だから,太ももを跨いでいたのは相変わらずだけれど,少し股を開いてもらい触れる.
漸く,フェイトちゃんの大事な所に触れられる.
 ショーツ越しのそこは,思った程濡れてはいなかった.人それぞれなのかなぁ?と多少
不安に思いながら,ショーツ越しにスリットに指を這わせれば,
「ぁぁっ」
 甲高い喘ぎと共に溢れ,ショーツ越しに感じるフェイトちゃんの愛液.それに触れたと
同時に胸が締め付けられるようにきゅん,と高鳴る.
「はぁ…はぁ,フェイトちゃん……」
「な,なのは?息荒いよ?」
 そうなのである.フェイトちゃんに触れ,フェイトちゃんを触り,フェイトちゃんの喘
ぎを耳にしてきて,フェイトちゃんの愛液を感じていた私は……どうやら相当に昂ぶって
いたのだった.
 収まらない,どうすれば収まるんだろう?フェイトちゃんに愛され尽くさないと収まら
ないんじゃないだろうか?だったら……
「はぁ……ねぇ,フェイトちゃん,なのはを」
「あ……うん」
 そして,入れ替わる.
 私が下に,フェイトちゃんが上に.
「なのは……」
 先ほどまでの私の責めに快感に蕩けた表情,だけれども綺麗だった.今まで見た事のな
いくらいに,綺麗だった.
 そう思えば,思うほど……躰が高ぶりを覚え,昂ぶる.だから,きっと……
「あぁっ!?」
 先ほどのお返しにと首元を吸われ,それすらも痛みよりも愉悦が.快感が私の中を駆け
る.ぬるりとぬめる舌の感触,それが全身に伝わっていき,フェイトちゃんに躰中を舐め
られているかのようで……
「……きもち……ぃ」

163 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ:2009/03/10(火) 00:44:12 ID:/X81nue7
 恥じらいもなく,感じている事を伝えれば,フェイトちゃんが微笑みを浮かべ,私の乳
房に近づいていく.あぁ,触るの?フェイトちゃん触るんだね……期待に満ちた私に,け
れど応えずフェイトちゃんはそのままもっと下まで下がっていく.
「ぁ……」
 そう,フェイトちゃんは……私の期待よりも上を行ってくれるのだった.私の下の方に
行く下がりがけ,ショーツに手を掛け,ショーツを脱がせようとショーツの横に付いた結
び目を外せば,ふぁさ,と音も立てずに外れる.
 瞬間,触れた外気に私は身を捩る.
 そして,『こんな風になってたんだ』などと同性じゃん,と突っ込みたくなる発言をし
てくれた後,フェイトちゃんがそこに顔を寄せる.
「あ,ダメ……」
「大丈夫だよ……綺麗だ」
 そういう問題では!とかフェイトちゃんそんな事どこで覚えたのっ!?……などと考え
ながらも,どこか期待している私がいるのも確かだった.フェイトちゃん,最初にするの
が舐める事なの?なのはのアソコ舐めちゃうの?……どこか変態じみた思考をしながら,
待ちわびる.一人では決して行う事のできないソレが一体どれ程私を……その瞬間だった.
「ひゃぅっ!?」
 全身を走る電気的な痺れに似た快感.それがフェイトちゃんの舌が動くたびに伝わり,
私は抵抗すら出来ず,身をよじり,ベッドのシーツを手で掴みながら喘ぐ.
「あんっ…ぁぁっ」
 自然と,躰が持ち上がるのをフェイトちゃんが抑えながら,フェイトちゃんは変わらず
私のソコに舌を這わし,時折……その奥に入れようと舌を細め動かしていた.それが……
見えもしないのに分かる.
「っぁ……はぁぁ」
 フェイトちゃんが私の股間に顔を埋めている姿,それしか見えず,顔から股間という短
い距離しか離れていないのに覚える不安に身を焦がしながらも,けれど私は快感に悶えて
いた.
 ぞくり,ぞくりと襲ってくる愉悦.終わる事のないフェイトちゃんの愛撫.そんな中,
もっと,もっと,と鳴く私.
「はっ…ぁぅっ……」
 蕩けるような快感に昇り詰めていくのが分かる.でも,まだ果てたくない……いいや,
果ててしまってもまだまだ時間はあるじゃないかだったら,上り詰めようよ……自分が複
数いるようなそんな錯覚を覚えながら,私はフェイトちゃんの愛を受け止め続ける.
「っぃ……ぃっく」
 瞬間,目の前が真っ白になり,私は,私自身がイっている事を理解する.一瞬の緊張の
後の脱力……そして,けれど終わらないフェイトちゃんの愛撫.
「あっ,やっ……ま,まって」
 イった後のその躰にその刺激は……と思う間もなく,続けられる愛撫.弛緩と緊張を繰
り返す私の躰,イった直後の敏感な躰に快感を与え続けられれば,耐えられるはずもない.
ゆえに,一分もしないくらいだろう,私は再び果てる.
「あぁぁぁっ」
 一際高い甲高い声,自分でも驚くくらいの声を出し,完全に脱力する.でも,フェイト
ちゃんは私の方を一瞥しただけで,行為が終わるわけがなかった.
「ゃ………ゃめ」
 その声に,にょこっと顔を持ち上げにこっと笑みを浮かべてまた沈む.私が二度もイっ
た事も分からず,とても嬉しそうな顔で舐めているフェイトちゃんの顔が容易に想像でき
る.
「はぁっ,んぁ……ぁぁっ」
 終わらない快感.
 終わらない愉悦.これが幾度続くのだろう?婚前交渉にしてはやりすぎじゃないフェイ
トちゃん,なんて愚にも付かない思考が思いも付いては消え,思いついては消え,何度も
イかさせられる私.
 後,何度果てれば終わるのだろうか,けれど,でも,愛しさはそのたびに増すばかりな
のだから……私も相当なんだろうと,思う.
 でも,明日は覚えていてよフェイトちゃんっ.


おわり.



164 名前:(ω・`ミэ)ピチピチ:2009/03/10(火) 00:47:12 ID:/X81nue7
ちなみにその頃の思春期少女ヴィヴィオ Strikers:

 「うるさい……」
 ぐったり.


以上,お目汚し失礼致しました.
僅かでも満足頂ければ幸いです.

では,またその内.

風呂|(ω・`ミэ)ピチピチ
2010年02月11日(木) 02:15:31 Modified by ami_solger




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