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ティアナがソファで期間限定のポッキーを食べているところにスバルがやってくる
「あんたも食べる？」
そうききながらティアがポッキーをくわえると、スバルは嬉しそうにポッキーをくわえた
ティアのくわえているポッキーをだ
それは新しいポッキーを出して食べるかと思っていたティアには不意打ちで、
スバルの予想外の行動とその顔の近さになにも言えずにスバルがポッキーをかじる音を聴いていた
はね上がる鼓動、熱くなる身体、そして頭は真っ白になる
スバルがどんどん食べ進んで唇が触れてしまうんじゃないかと思ったとき
『ぽきっ』という音がしてティアは我にかえった
「あま〜い。おいし〜」
スバルは幸せそうな声をあげながら両手を頬にあてる
一方ティアはなんとなく面白くなかった
「あれ？ティアどうしたの？」
「べ、別に。どうもしないわよ」
一通りポッキーを味わったあとティアのうらめしげな視線に気づいてスバルが首をかしげると
ティアは慌ててそっぽをむいた
しかしその頬は紅い
そんなティアの様子を見ながらスバルはふとお昼の出来事を思い出した
八神はやてとヴィータによる『実演』
そして自分の間違いに気づく
「ごめんティア!!」
それからいきなりティアの手を両手で握りしめた
「はぁ!?ちょっ！スバル……」度重なる急接近に今度は耳まで紅くするティア
「やり直そう！いますぐ！」
「何いって―――きゃっ」
そんなティアをスバルはソファに押し倒した
手には新たに取り出したポッキー
「大丈夫、今度はうまくやるから！」
「な、ななななな」
『何を!?』そう言うこともできずにティアはポッキーをくわえさせられて……
続かない
2012年04月28日(土) 13:49:19 Modified by sforzato0