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フェイト「……！」
なのは「フェイトちゃん、そんなに画面に近いと目が悪くなるよ？」
フェイト「あ、うん……そうだね。気をつけるよ」
なのは「そのゲーム、こないだ発売された私たちのやつだよね？ 最近随分と熱中してるけど、どうしたの？」
フェイト「な、何でもないよ！ 疚しい気持ちなんかこれっぽっちもない！」
なのは「……ゲームで疚しい気持ちになるの？」
フェイト「あ、いや、違っ……」
なのは「ちょっと見せて。……フェイトちゃんが使ってるのって私だよね？ 水着ってわけでもないし、どうしてそんな慌てるの？」
フェイト「なな何でもないってば！」
『撃ち抜いてみせます！』ﾁﾗｯ
フェイト「あ、見えた……！ オレンジのかわいいパンｔ……あ」
なのは「……そーいうこと」
フェイト「いやそのっ！ いつも見てるわけじゃないんだよっ！ たまになのはの普段着衣装使うと、ことあるごとにパンツが見えるから……ホントだよ！ ホントにたまにしか……」
『全力、全開……！』ﾁﾗｯ
フェイト「っ……！」
なのは「フェイトちゃん、ニヤニヤしてる」
フェイト「あ、いやっえとその……」
なのは「……はぁ。もう、しょうがないなぁ」
フェイト「あぅ……ごめんなさい」
なのは「いいよ、そんなの。フェイトちゃんが変態さんなのは今に始まったことじゃないし」
フェイト「へ、へんたい！？」
なのは「ゲームとはいえ、私のことを見てくれてるんだもん。怒れないよ」
フェイト「なのは……」
なのは「でも、ゲームだけじゃなくて現実の私もちゃんと見てくれないと嫌だよ？」
フェイト「うん、うんうんっ！」
2012年04月28日(土) 13:39:43 Modified by sforzato0