DS ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 光と影の英雄 攻略wiki

ホルス「クリス殿。
　　　　貴公には命を助けていただいた、
　　　　感謝している。」
クリス「いえ、そのような。
　　　　お礼ならどうかマルス様に。
　　　　ホルス殿を助けに行くと
　　　　決断を下されたのは、
　　　　マルス様ですから。」
ホルス「…なるほど。
　　　　マルス様と貴公は
　　　　よく似ておられるな。」
クリス「…え？」
ホルス「…いや、失礼。
　　　　主従とも同じようなことを
　　　　言われるので、おかしくてな。
　　　　マルス様にも言われたのだ、
　　　　礼ならクリスに、と。」
クリス「そ、そうだったのですか。」
ホルス「うむ。
　　　　マルス様とクリス殿は
　　　　良い主従だな。
　　　　私も見習いたいものだ。
　　　　そのためにも…」
クリス「はい、ホルス殿。
　　　　ニーナ様を
　　　　必ずお助けしましょう。」
ホルス「クリス殿がそう言って
　　　　くださるのは心強い。
　　　　私も微力ながら、
　　　　マルス様のために全力で
　　　　働かせていただく。
　　　　よろしくお頼み申し上げる、
　　　　クリス殿。」
クリス「こちらこそ。
　　　　ホルス殿。」

クリス「ホルス殿は、暗黒戦争の時も
　　　　マルス様を助けて戦ったとか。」
ホルス「うむ。だがその戦いで当初…
　　　　私は恥知らずにも
　　　　マルス様に槍を向けた。
　　　　その罪は、
　　　　君にも謝らねばなるまい。」
クリス「でもそれは、
　　　　村を人質にとられていたからと
　　　　聞き及んでいます。
　　　　マルス様と戦わねば、村人の命はない。
　　　　が、戦うのは国に逆らうことになる。
　　　　逆賊の汚名をきてまでも、
　　　　民を守った騎士。
　　　　私は立派だと思います。」
ホルス「過分な心遣い、痛み入る。」
クリス「こうしてホルス様と
　　　　共に過ごすとわかるんです。
　　　　ホルス殿は本当に
　　　　まっすぐな方…
　　　　そういうの、私好きですよ。
　　　　あ、もちろんその…
　　　　き、騎士として好感が持てる、
　　　　という意味で…」
ホルス「君にそう言って
　　　　もらえるのは光栄だ。
　　　　感謝する、クリス殿。」

ホルス「クリス殿。」
クリス「ホ、ホルス殿？
　　　　なにか御用ですか？」
ホルス「ああ、君と話がしたくて参った。」
クリス「は、はいっ！」
ホルス「クリス殿の戦いぶり…見事だ。
　　　　同じ騎士として、感じ入った。
　　　　戦場での活躍はもとより、
　　　　常に主君を守るその忠義…
　　　　とても好ましく思っている。」
クリス「こ、好ましく…？」
ホルス「ああ。そこで、
　　　　これからおつきあい
　　　　いただけないだろうか？」
クリス「お、おつきあいですか！？」
ホルス「ああ。
　　　　一手、手合わせを願いしたい。
　　　　クリス殿なら、
　　　　相手にとって不足はない。
　　　　全力をもって挑むことができる。」
クリス「あ、ああ、なんだ…
　　　　手合わせのことだったのですね。
　　　　はい、もちろん喜んでお相手します。」
ホルス「感謝する、クリス殿。」