7月15日に発売されるDSのファイアーエムブレム 新・紋章の謎 光と影の英雄の攻略サイト・wikiです。

マリクとリンダ1

リンダ「あれ?
    魔道書がない…
    ここに置いたはずなのに。」
マリク「ごめん、リンダ。
    ぼくが少し借りていたんだ。」
リンダ「あら、そうなのね。
    だけどあの魔道書は
    女性にしか使えないものよ?」
マリク「だから借りていたんだ。
    やっぱりぼくには使えなかった…
    不思議だ、どうしてなんだろう?
    きみのお父様…ミロア大司祭様は
    オーラを使うことができたんだろう?」
リンダ「…お父様から聞いたことがあるわ。
    高位魔法はそれを生み出した者、
    引き継いだ者によって、
    使用者に制限をかけられるって。」
マリク「…なるほど。魔道書を扱う条件は
    必ずしも性別だけで
    決まるわけじゃないってことか。
    どういう方法で使用者に
    制限をかけているんだろう…」
リンダ「魔法にはまだまだ
    解明されていないことが多いわ。
    知れば知るほどわからなくなる。」
マリク「その通りだね。
    ぼくもずっと魔法の勉強を
    しているけれど、疑問は尽きない。
    そうだ、もし興味があるなら
    読んでほしいものがあるんだ。
    まだ書きかけの論文なんだけど…」
リンダ「え…論文を書いているの?
    マリクって本当に勉強熱心なのね。
    読んでみたいわ!」
マリク「うん。
    ぜひ感想を聞かせてほしいな。」

マリクとリンダ2

リンダ「ねえ、マリクはどうして
    魔道士になろうと思ったの?」
マリク「え…?
    なんだい、どうしてそんなことを?」
リンダ「アリティアといえば
    宮廷騎士団が有名じゃない。
    パレスでもアリティア出身の
    魔道士は少なかったわ
    それにマリクは
    アリティアの貴族でしょう?
    騎士になろうと思わなかったの?」
マリク「ぼくは体を動かすより
    本を読むほうが性に合ってたんだ。
    周りは騎士志望が多かったから
    カダインへ留学するぼくに
    いろいろ言う人も多かったけれど…
    マルス様とエリス様だけは違ったな。
    魔道士になりたいっていう
    ぼくの夢を応援してくれた。
    あの二人がいなかったら
    くじけていたかもしれない…」
リンダ「…だからなのね。
    マリクとマルス様の仲が良いのは。」
マリク「うん、マルス様は
    ぼくの恩人でもあるんだ。
    今まで学んできたものが
    彼の役に立つなら
    いつ、どこへでも飛んでいくさ。」

マリクとリンダ3

リンダ「あら、マリク…それは?」
マリク「うん…これは
    カダインに留学するときに
    エリス様からいただいたお守りだよ。
    幸運を呼び込んでくれるんだって。」
リンダ「エリス様…どうしておられるかしら。
    ご無事だといいんだけど。」
マリク「エリス様はとても優しい方だ。
    前の大戦では
    体を張ってマルス様を助けていた。
    今回の戦争でも…」
リンダ「きっと大丈夫よ、マリク。
    そんなに思いつめた顔を
    しないで…」
マリク「ごめん、心配かけたね。
    エリス様はぼくにとって
    特別な人だから、気が気でなくて。」
リンダ「特別…そうなんだ…」
マリク「どうしたの、リンダ?」
リンダ「ううん、なんでもないわ。
    さあ、元気を出して。
    そんな顔をしていたら
    いざというときに力が出せないわよ?」
マリク「ありがとう、リンダ。
    そうだね…悩んでいても仕方ない。
    今はただ、前へ進まないと。」

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