檜扇 (ひおうぎ)
(Blackberry lily, Leopard flower)
・文目(あやめ)科。
・学名 Belamcanda chinensis
・夏に、オレンジ色で斑点のある6弁花が咲く。
・葉の並び方が、「檜扇」という扇子みたいなもの
・檜扇 写真集(写真9枚) もどうぞ。
(Blackberry lily, Leopard flower)
(花) (黒い実)撮影日 : 2000. 8. 5 撮影日 : 2003.10.19
(平成12年) (平成15年)撮影場所: 墨田区 向島百花園 撮影場所: 市川市 市川万葉植物園
・文目(あやめ)科。
・学名 Belamcanda chinensis
Belamcanda : ヒオウギ属 chinensis : 中国の Belamcanda(ベラムカンダ)は インドにおける俗称に由来する。学名 B へ
・鑑賞用として栽培される。
・夏に、オレンジ色で斑点のある6弁花が咲く。
・葉の並び方が、「檜扇」という扇子みたいなもの
(ヒノキの薄い板をとじあわせた扇)に 似ているところから。・「桧扇」とも書く。
・檜扇 写真集(写真9枚) もどうぞ。
・実(み)は黒色で「射干玉(ぬばたま)」または
「烏羽玉(うばたま)」という。 (この射干玉の「射干」の音読みから 名前がつけられたのが しゃが(著莪)です)・別名 「烏扇(からすおうぎ)」
実が黒であるところから。(烏は黒い)・「ぬばたまの 夜の更けゆけば
久木(ひさぎ)生(お)ふる 清き川原に 千鳥しば鳴く」 山部赤人 万葉集 「ぬばたまの 夜さり来れば 巻向(まきむく)の 川音(かはと)高しも 嵐かも疾(と)き」 万葉集 「茜(あかね)さす 昼は物思(も)ひ ぬばたまの 夜はすがらに 哭(ね)にみし泣かゆ」 万葉集 ”ぬばたまの”は 黒に関連のある「夜・夕・髪」などにかかる 枕詞(まくらことば)として用いられる。