368からすの数霊 - 7月24日岩手地震
岩手地震、けが人91人=重傷は15人、土砂崩れも−東北新幹線、昼まで運休

7月24日5時0分配信 時事通信

 岩手県沿岸北部を震源とした24日未明の地震で、被害にあった負傷者は同日朝までに、青森、岩手など東北地方を中心に5県で計91人に上った。うち重傷者は15人。気象庁は、震源の深さを約120キロから108キロに修正、6月の岩手・宮城内陸地震とは深さからみて別とした。余震は低調だが、震度4程度が起きる可能性があるとしており、警戒を呼び掛けた。
 東北・秋田新幹線は同日昼ごろまで、仙台駅から北で、安全点検などのため運休する見込み。東京〜仙台間は平常通り運行した。
 警察庁によると、負傷者は青森が49人(うち重傷5人)、岩手31人(同7人)、宮城8人(同3人)、秋田2人、千葉1人。
 各県の災害対策本部などによると、震度6強を記録した岩手県洋野町では、女性(59)が大腿(だいたい)部に重傷を負った。
 震度6弱を観測した青森県八戸市では、けがをした人のうち11人が入院。マンションの一室で火災があったが、間もなく消し止められた。
 岩手県ではこのほか、久慈市などで住宅が一部損壊。盛岡市役所の本庁舎で天井の一部がはがれるなどの被害があった。
 宮古市や野田村では落石や土砂崩れが発生。同村や岩泉町の県道で全面通行止めとなっているほか、宮古市の国道340号では大型車両が通行止めとなっている。