誰も教えてくれない用語集

分散系(オープン系)では、かなりのシェアを占める。
技術者も多く、ネットで検索すると大体情報が見つかる。
Oracleでいい基盤を作ろうとすると、かなりコストがかかっちゃうので要注意。
一方、開発者に優しい。to_char関数など、超便利な関数が最初から準備されている。
Oracleでの開発に慣れちゃうと、他のDBMSでの開発は不便に感じると思われます。

他のDBMSとの違い(売り)として豪語している、UNDOセグメント（旧：ロールバックセグメント）を使った読み取り一貫性技術であるが、確かに更新と参照が互いに影響しあわないことは良いと思うけど、UNDOセグメントで必要なディスクのコストがあまり問題にしないのが納得いかない。大量バッチがガンガン動くシステムだと、UNDOセグメント用のディスクがデータベースに引けを取らないくらい大きくなる。DB2のロック管理をよく批判するけど、そういった意味で、お互い一長一短だ。

現状、複数ノードでActive/Active状態で動かせるDBMSはOracle RACのみといってよい。
DB2 EEE でもActive/Activeにできるが、やっぱりOracleRACの方がスケーラビリティ、アベイラビリティ的に申し分なし。さすが!!

DBMSに深刻な異常が発生したとき、ORA-600 が出力される。その際はゾッとする。ORA-600発生時は、インスタンス停止したり、しなかったりするが、インスタンスがちゃんと動いていたときはかなり安心する。

Oracleよりも安いのに、十分エンタープライズ!!とうことで、急速にシェアを伸ばして、今ではOracleを脅かす存在に成長。
IBMサーバシステム群は、WebSphere,MQ など一通りIBMで統一できることから、DBMSだけを見るのではなく、インフラ全体を見たとき、最適な構成というのはIBMで統一した方がゴールに近いんじゃないかと思う今日この頃。
最近は増えたけど、技術者がまだそんなにおらず、インターネットでもあまり情報が転がっていない。すぐ英語を読まないといけなくなる点でちょっとまだ敷居がある。

他のAPがDB更新中は、他の参照APもロック待ちになることが、Oracleユーザからは信じがたい仕組み。OracleでのAPシステム開発者がDB2でAPシステム開発を行うと、大抵ロックの問題が発生する。やけに応答が遅いくせに、CPUやディスクが使われてない。あれれ。ロック待ちかよっ。という事象は良くあることだ。
ただし、OracleのUNDOセグメントのような領域が不要なので、Oracleよりはディスク装置のコスト削減が可能。

HACMPと連動してActive/Standby構成が組める。むしろ、Active/Standby構成の方が得意。
切り替えに数分〜１０分程度かかるが、Oracle RACとのコストを見るとそのくらいなら我慢できるね。と納得してしまう。

Windowsでは圧倒的シェアを誇る。Unix版は出す気はさらさら無し。とにかく安い。値段勝負となった場合、オープンソース以外で敵なし。

他のDBMSでは有償オプションや別製品であるものが、SQLServerに付いてくる。
・Analysis Service(OLAP)
・Reporting Service(Web帳票)
・データインテグレーション(他DBMS製品とのデータ連携)
・データマイニング(データの傾向・暗黙的法則を抽出)

クライアントOSでWindowsが多いのもあり、クライアントとの親和性がかなり高い。
管理ツールのGUIの出来が他のDBMSより良い。
他のDBMSベンダー(Oracle,DB2)はJavaベースの管理ツールであるが、
SQLServerは、Windows-APで作成されており、やっぱり動きが軽快で利便性が高い。

これだけ安いと多少の不満は、我慢できる。

SQL Sever2005では、Oracleの読み取り一貫性と、DB2のロック管理を選択できる。
OracleやIBMはお互いの仕組みを批判しあっているが、中立的なMicrosoftは両方を搭載しちゃいました。的な・・・。DB2やOracleにも見習って欲しいくらいの、すばらしい取り組み!!
管理ツール群では、他社がツールが乱立する中、Visual Studio に全部統合した。これもすばらしい取り組み。