酔いどれ天使 - そんな腐女子がいたことを
☆作り手と受け手

大学時代私は文芸サークルに入っていました。
サークルの活動は月1回の部誌発行(学内で無料配布)、学園祭の出展などです。
普段の活動は部誌に掲載する作品を持ち寄り、部員同士で批評・感想を話し合っていました。
全部の作品の批評が終わった後、部誌に掲載するのにふさわしい(つまり普通に読んで面白い・文芸に興味がない人でもとっつきやすい)作品を投票で選びます。

こんなことをやっていたので、自然と

*「受け手」としてではなく「作り手」として他の人の文章を読むクセがついた
(自分の興味のないジャンルでも、『楽しむ』のではなく『勉強する』ように読むようになった)

*文章を書く時に「受け手」を意識するようになった

こんな姿勢になりました。

☆なぜ見せるのか

書く事自体で満足しているなら、文芸サークルに入って批評しあう必要も、ネットで作品を公表する必要もありません。
だけど私は文芸サークルに入り、ネットで公表しました。
そうしたのは、自分の言いたい事(=作品)を他人に見てもらうことで、「何か」を得ようとしたからです。

その「何か」は、批評・指摘・感想・共感・理解、いろいろあります。
「ずいぶん欲張りだ」とか言わないで下さい。

☆作風?

文芸サークルでは欝ポエム(散文?)・短歌・川柳を作っていました。
あるシーン・単語がバッと浮かんでそこから妄想やら想像が発展するタイプです。
なので、まとまりが必要となる長文はさっぱりです。
普通の文章でも一文中に主語が2つ出たり、ワンセンテンスがだらだら長いなどと読みにくいので気をつけています。