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第八十二景 白刃(はくじん)

第一景 駿府城御前試合の先を描いた記念すべき回

あらすじ

ついに始まった真剣試合。忠長を始めとする観衆らが見守る中、源之助と清玄は静かに対峙する。桜吹雪の中で心と心をつなぎあった源之助が、乙女の胸の内に棲む何者かの存在を知らぬ筈はない。三重の深部に潜みし魔を断ち、永久の契りを交わすために。藤木源之助は今、運命の妖刀を抜いた。
鞘を落とし、横に構える源之助に対し、清玄は一を足の間から地面に突き刺す。その姿は、数々の虎眼流内弟子を屠った無明逆流れ。源之助の目には、死神のような顔、女の乳房、そして張り裂けんばかりの目が合わさったいような姿に見えた。それはまさに怪物の様。その場に居合わせた全ての者が、清玄の異様な姿に吸い寄せられるが如く、あの駿河大納言忠長さえも… この誘引力こそが清玄の魔技を必殺たらしめているのだった。
それに挑む西方の源之助。陽は徐々に高くなってきたが、源之助から見て逆光のこの場所は、明らかに不利な場所だった。ゆっくりと右側に回りこむ源之助。当然見えていると言わんばかりに振り向く清玄の構え。固唾を飲んで真剣試合を見守る武士。仇討試合の時とは比べものにならぬ静寂に、盲竜の感覚は研ぎ澄まされた。ゆっくりと正面から左足を前に構えを変える源之助。あの虎眼流が刀を担いだ。その頭の中には、いつかの三重の姿が映る。

そしてあの時と同じ虎殺七丁念仏が、今解き放たれようとしていた。
舞台
駿府城南広場
道具
虎殺七丁念仏、一
主要単語
仇討試合、盲竜
詳細

掲載ページコマ文字
チャンピオンRED 2010年7月号
単行本15巻
28ページ95コマ文字

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最終15巻

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