別名、改名 | |
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人相書き | 修行僧のような格好と、六尺はありそうな体躯 |
出生、死亡 | 藤木源之助を透視し、無明を見る |
経歴、略歴 | |
年表、年譜 | |
関連人物 | 伊良子清玄、伊良子清玄(医師)、三枝高昌、馬淵刑部介、藤木源之助 |
その他 |
初登場は第六十一景 俄雨(姿のみ、名前は第六十二景 黒髪)
駿府に向かう源之助らが、街道筋の閻魔堂で出会った男。修行僧のような格好で、物腰は穏やか。しかしその過去は、江戸の町医、伊良子清玄に仕えていた助手だった。そのとき出会った現在の伊良子清玄が名前を盗み、駿府で出世をしていると聞きつけ、師の仇を討つために向かう途中だった。
駿府に到着後は三枝邸にて待機しており、隻腕の源之助が戦えるという証を立てるため、立ち会うことになった。お互い木剣を置き、素手の戦いとなったが、源之助の虎拳一発で、瞬安は吹き飛びよろめいた。どうにか立ち上がるように見えたが、そのとき源之助を透視し、心の奥底の無明をのぞいてしまう。そして赤子のような泣き声を上げ、目を開けたまま絶命した。