最終更新:ID:LGG97ywxhg 2013年01月30日(水) 15:45:19履歴
- 243 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/08/29 17:51
- 十年前に父が亡くなった。兄は寮にいたが電話がなく
当時は携帯も普及していないので電報を打った。
ところが住所が違うようで届かない。
それは1/4だったので会社も休みで連絡が取れない。
電報も「父危篤」から「父死す」になり必死だった。
NTTの配達員さんも必死に探してくれた。
兄は以前借金を重ね、返済に困り父母が必死に返した。
この間に父は病に倒れて5年入退院をくり返していた。
朝になり兄の会社に電話を掛け出勤したら父の事を伝えてくれる様に
お願いをした。
すると昼頃兄がやっと帰ってきた。
「やっぱりだめだったか」って
通夜の後、お線香を絶やしちゃいけないって事で
兄と私で起きていると、兄がぼそっと言った
「実は昨日の夜おやじさんが来たんだ、すぅっと部屋に入ってくると
物凄い大声でさ、『おい、お前何やってるんだ!!しっかりしろ!!』
って怒鳴られてさ、俺目が覚めたよ。心を入れ替えて母さんと
お前の面倒をみるから」
年の離れた兄貴の涙を初めてみた。
それから兄貴は我が家に帰ってきて、頑張って働いて母の面倒を
見てくれている。私は結婚して家を出たけど兄貴には感謝してる。
- 244 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/08/29 18:08
- うわ〜いい話やけどちょっと怖い。
それというのも、俺がヒッキーの時、めっちゃ怖い顔で
亡くなった御婆ちゃん現れたことあったから思い出したよ。
「そんなんでいいの」って言われてるように感じた。
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