2ちゃんねるオカルト板「心霊ちょっといい話」のまとめwiki

313 あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/09/20 05:58
私の家の犬が、私が小学六年の時に交通事故で死にました。
家の目の前の道路で、うちの犬が好きな車(よく車で出かけてました)に自分から突っ込んで
いったのです。轢いた車はうちの車にそっくりでした。
その犬は、私たち家族といつも一緒でした。旅行の時も、その車で長期旅行をしたものです(ドライブかな?)
轢かれたとき、まだ生きていて、轢いた車の乗り主も降りてきて、泡を噴き、水を飲ませたら二口くらいのんで、そのまま死にました。
一番ショックを受けていたのは父でした。父が一番可愛がり、車によく載せていたのも父だから、凄く後悔していました。
そして、父はオレンジ色の毛布にくるまった犬の死骸を抱いて、どこかに埋めにいきました。その場所は父しか知りません。

そして数年後、私の家の新しい犬が、失明しました。元々目の病気を持っていたので、それが悪化したのです。
私たちは悲しみました。医者に言われた「もう二度と見えることはない」って…
それを通告されて、二週間ぐらい?後のとある夜。私は夜更かししていて、深夜までおきていました。
そしたら玄関のドアをバン!!と叩くような音と「ワンワン!!」って確かに聞こえました。
私はビックリして玄関に走りました。どこかの野良犬か?とも。
しかし、うちには玄関フードがあり、野良猫進入阻止のためにかぎもかけてあり、ドアを直接叩くのは不可能でした。
親もでかけていません。玄関フードを叩いたぐらいじゃあんな音は出ないし、第一犬の声が聞こえるじはずもない…。
気のせいだったのでしょうか。
しかし数日後、その失明した犬を検査のため病院に連れて行ったらなんと、片目だけ視力がわずかだけ回復している、と。
奇跡としか思えませんでした。

今年、父の母と父が亡くなり、骨壷を墓に入れる現場に立ち会いました。
墓の石を動かして、中を見たとき、私はびびりました。
あの、オレンジ色の毛布があるのです。何か、包んであるような…。
それはまぎれもなく、あの我が家の死んだ犬でした…。

全然心霊っぽくなくてすいません。父の気持ちが、凄く伝わってきて…

片目の視力回復の奇跡も、このこがもたらしてくれたもの、と私は思いたいです…

どうやって墓の中に入れたのか、もしくは本当にあれがあのコだったのかはわかりません。

あのコが、私たちを見守っていてくれますように、と。

明日、そのこの命日です。1996年九月二十一日四時五十三分あの日も土曜日でした。確か。当時Vジャンプにはまっていた私がその発売日に買ったから、間違いはありません(笑

前へ | 次へ


タグ

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

スレッド別メニュー

スレ1(01/02/12)

スレ3(01/10/06)

どなたでも編集できます