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自転車の写真です。去年の写真なんですが、夏らしく海をバックに。
でもやはりまだ使いこなせないな。。

サイクルモード(その1)

CYCLE MODE internatonal 2006 (その1)



どうも、とほほWikiに参画させて頂くことになったのに3ヶ月以上も音沙汰なく、模範的幽霊編集者となっていた石墨です。この汚名を返上すべく、11月4〜5日に千葉県の幕張メッセで開催されたサイクルモード・インターナショナル 2006の模様をレポートしたいと思います。

初めにお断りしておきますが、今回は1台たりとも試乗しませんでした。コンポーネンツのデモンストレーションで触れたもの等を除き、インプレッションの類は一切ありません。ウンチク重視です。ちなみに、試乗しなかった理由は以下の2点です。

(1) 待ち時間がかかるので、見て回れる範囲(あるいは密度)が減少してしまうから。
(2) 試乗して気に入ったら絶対に欲しくなってしまうから。

特に(2)の理由が大きいです。過去にも(このイベントに限りませんが)試乗して欲しくなってしまって、半ば衝動的に買ってしまったバイクが何台かあります。同じ轍を踏まないためにも、今年は試乗を我慢することにしました。



さて、入口に近いところで立派なブースを構えていたのはピナレロでした。



お馴染み、マグネシウムフレームのドグマですが、モデルチェンジでドグマFPXと称するようになりました。チューブがダブルバテッドからトリプルバテッドになるなど、幾つかの変更点があるようですが、最も特筆すべきなのはピナレロ独自規格のM.O.stオーバーサイズBBをやめたところでしょうか。

ご存じの通り、BBシェルの呼び径はJIS規格が1.37インチ(約34.8mm)、イタリア規格は36mmですが、ピナレロ独自規格は55mmもありました。これにISISオーバーサイズスピンドルとオーバーサイズベアリングを組み込み、剛性アップ、フリクション低減、ペダリング効率の向上を謳っていたわけです。しかし、BBシェルを特殊なサイズにしなくても大幅な改善が可能だということをシマノがBB軸一体クランクのホローテックIIで示し、今般カンパニョーロもこれに続き、ついに決着したと見るべきでしょう。いずれにしても、消耗部品にも影響する部分は一般的な規格のほうが安心ですね。

う〜ん、それにしてもこのカラーリング、こういうバルール(色価)の高い色は上手く扱わないと下品になってしまいがちですが、無彩色とバランスさせて実に品よく纏めてきましたねぇ。メチャメチャ格好良いです。欲しいです。目の毒です。





スペインのプロチーム、ケース・デ・パーニュに供給されているものと同じカラーリングを纏ったパリFPカーボンです。これも目の毒ですね。アルミで勇名を馳せたパリもついにフルカーボンになってしまった、と昨年話題になりました。最近までフルカーボンはオペラブランドに任せ、ピナレロブランドはメタル+カーボンバックといった具合に、ブランドの棲み分けが明確でした。マテリアルの区別が取り払われた今後、両ブランドをどのように展開させていくのか注目ですね。





タイムトライアル用のモンテロFP8です。これくらいになってくると、さすがに大丈夫です。指を咥えなくても見ていられます。それにしても、ピナレロのアッパーレンジは軒並み現社長のイニシャルである「FP」を称するようになっていますね。普通なら創業者に敬意を払ってジョバンニ・ピナレロのイニシャルを用いそうなものですが。息子のファウストは自己顕示欲が強いんでしょうか? それとも単なるミーハー? (イギリスのスポーツカーメーカーのロータスはエンブレムに創業者コリン・チャップマンのイニシャル、A.C.B.Cを刻んでいるんですけどねぇ。)



インターマックスも充実していました。



ニューモデルのコルサ・イタリアです。価格帯からしてフルカーボンフレームの主力レーシングモデルだったフォルツァFCと被りますが、必ずや主力の座を奪うものと思われます(税込みの価格差が僅か16,800円ですから)。

俗に「カーボン」と呼ばれている複合素材の正しい呼び名が「CFRP(炭素繊維強化プラスチック)」なのは今更いうまでもないと思います。このCFRPの性能は炭素繊維のグレードや積層方法、プラスチックの性能などによります。が、炭素繊維を固めるプラスチックからどれだけ気泡を取り除けるかということも性能を大きく左右するんですね。バイクのCFRPフレームは内側から圧力をかける「内圧成形」が一般的なんですが、インターマックスはこのコルサ・イタリアで内圧だけでなく外圧も加え、内部気泡の除去に非常に有利な工法「オートクレーブ成形」を採用しました。実際に生産しているのは例によってイタリアのデダッチャイですけど。

レーシングモデルとしての剛性をキープしたまま、フォルツァFCより270gも軽量に仕上げてきたコルサ・イタリア。フレーム重量920gというと、同社の2006年モデル最軽量だったエアーワン(体重80kg制限のコンフォートモデル)と同じです。F1マシンのシャシーや主要部品と同じオートクレーブ成形で作られるフレームセットが315,000円とは、なかなかの戦略的価格です。欲しいです。目の毒です。

ところで、このコルサ・イタリアの写真を撮っていたとき、ハンドルの向こうに見える人物がこれを動かそうとしました。インターマックスのブースはグレーのカーペットが敷かれている部分までなので、通路にはみ出ていたのを所定の位置に戻そうとしたのかも知れません。が、私がカメラを構えていることに気づいて、「ああ、済みません、どうぞ撮って下さい」と、どこかで聞いたことのある声。ふと見ると…



同社の代表、今中大介氏でした。ナイスガイです。私ごときの撮影に気を遣って下さるとは、恐縮至極です。





これもニューモデル、スクアドラ・イタリアですが、写真はハンガー部の上あたりをアップで撮ったものです。パワーをかけたペダリングでたわまないよう、ここらへんからハンガー部へ至る部分のボリュームをたっぷりとるのが一般的になってきましたね。そして、よく見ると、「Produced by Imanaka」と刻まれています。ちょっとさりげない感じがグッドですね。

この他にもインターマックスはフルカーボンフレームにシマノの105を組み合わせ、税込みで247,800円というロープライスの完成車、クワトロをリリースします。これまでも比較的安価なX-ライトやエアーワンのフレームセットに105を組んだリーズナブルなショップコンプリートが販売されるケースはありましたが、インターマックス自らそうしたボリュームゾーンに切り込むマーケティングをやってきたというわけですね。





今中さんが実際に使用してきたフォルツァFC(2006年モデル)です。自転車情報誌などのメディアにも何度となく登場してきたせいか、それなりに使い込んだ雰囲気(汚いという意味ではありません)になっていました。もっとも、今中さんが今後これに乗る機会はほとんどないでしょう。ここではポラールのハイエンドモデル、S720i+パワーセンサーキットのデモ用になっており、不特定多数の人にガチャガチャと触れられてしまう状態でしたし、そもそも今中さんはインターマックスの製品を自らプロモーションしていますから、来年の活動では当然ニューモデルに乗り換えるでしょう(恐らくコルサ・イタリアに)。


しばらくバイクを中心に見て回り、用品類を見るためにインターマックスのブースに戻って来ると、ご覧のような黒山の人だかりが…



原因は今年のジロ・デ・イタリアを制したイヴァン・バッソがサイン会をやっていたからでした。



このあとイベントステージでバッソと今中さんのスペシャル対談があったようですが、前段のリサ・スティッグマイヤー(ピナレロを乗り継いでいるそうです)のトークショーでも既に猛烈な混雑だったので、私は遠慮しておきました。





で、インターマックスが輸入しているメットのニューモデルです。既にスペインのプロチーム、サウニエル・ドゥバルに供給されていたストラディバリウス199はその名の通り199gで世界最軽量だそうです。これだけ軽くても車連公認は大丈夫だよね? と思ってチェックしてみると、「公認予定」になっていました。ま、新製品なので現在のところは申請中ということなのでしょう。私はストラディバリウスIIを愛用していますが、270gを重いと感じたことはありません。ストラディバリウスIIに対して71gの軽量化で9,870円アップです。1gあたり139円です。100gなら13,900円です。松阪牛も真っ青です。


(その2へ続く)


(C)石墨
2006年11月12日(日) 23:24:26 Modified by ishi_zumi

添付ファイル一覧(全15件)
6dfa14c406e0b603.jpg (118.90KB)
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