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自転車の写真です。去年の写真なんですが、夏らしく海をバックに。
でもやはりまだ使いこなせないな。。

サイクルモード(その2)

CYCLE MODE internatonal 2006 (その2)



シマノのブースはやはり新型のXTRが一番の話題でした。



撮り忘れたので画像はありませんが、MTB用デュアルコントロールレバーは第二世代となり、変速ユニットが従来のレバー側からブラケット側に移されたのは何よりもの朗報です。(外観が気になる方はこちら

従来型は、レバーに引っ付いていた変速ユニットそのものが位置的に邪魔でしたが、そこから生えていたシフトワイヤーはもっと邪魔でした。ロード用とMTB用とではブレーキレバーの作動軸が90度違いますが、シフトワイヤーが出ている方向は同じなんですね。ロード用はブレーキレバーの作動軸とシフトワイヤーの中心軸がパラレルなので、ブレーキ操作を行ってもシフトワイヤーは僅かに平行移動するだけで、ほとんど邪魔になることはありません。

しかし、MTB用はブレーキレバーの作動軸に対してシフトワイヤーの中心軸はほぼ垂直に交わっているため、ブレーキ操作を行うとシフトワイヤーは大きくスイングし、ヘッドチューブを上下に擦る感じで干渉していました。これはブレーキのタッチにも影響しますから、非常に邪魔くさかったわけです。新型ではこれらが一挙に解消され、非常にスッキリして快適になりました。

また、これまでの変速はレバーを最後までストロークさせたところでワイヤーがリリースされて(リヤメカがローノーマルならシフトダウンして)いましたが、新型はレバーの動かし初めのところでワイヤーがリリースされ、迅速にシフトが完了するようになりました。これも非常に良い感じです。ただ、ストローク量が大きくなってしまったのは少々残念ですね。私の場合は手が異常に大きいので、さほど気にならない程度ですが、手の小さい人は馴染みにくい場合があるかも知れません。


ロード用は廉価モデルのティアグラがフルモデルチェンジされましたが、私が気になったのはこちら、



いま購入を検討中の新型ペダル、デュラエースPD-7810です。これも既に今年のツールでミルラムのエリック・ツァベルやフランセーズ・デ・ジューの数名に供与されていました。クリートとの接触面が従来から70%もアップされ、特に横方向が格段に広くなりました(クリートは従来のままです)。幅が広くなった分、ベアリングのスパンも拡大され、剛性アップ、効率アップにつながったと謳っています。また、踏面にステンレスプレートが採用されて耐磨耗性もアップ、重量バランスが見直されてフリー状態で踏面が水平となるように改良され、ステップインしやすくなった等、細かいリファインも施されています。

平均重量は公称値で3g軽くなったようですが、ま、この程度なら殆んど個体差の範囲ですね。元々シマノのペダルはロード用/MTB用を問わず軽さが売りというものではありませんでしたから、サイズアップで重くならずに済んだことを歓迎すべきでしょう(アルテグラも同様の新型が発売されますが、そちらは現行より9g重くなってしまったようです)。デリバリーは2007年1月くらいからになるようですね。欲しいです。たぶん買います。



カンパニョーロ・レコードの2007年モデルです。



既に情報誌などでも盛んに紹介されていますが、カンパの目玉はやはりシャフト一体クランク「ウルトラ・トルク・クランク」ですね。あえてイヤミな言い方をするなら、デュアルコントロールレバーに続いてシマノの後追いになります。が、シャフトを中央で分割するという独自のアイデアできれいに纏めてくるあたりはさすがカンパです。(ま、パテントの問題もあるでしょうから、全く同じというわけにもいかないと思いますが。)



従来規格のBBシェルのアウトサイドにベアリングカップを装着し、ベアリングのオーバーサイズ化、ベアリングスパンの拡大、クランクシャフト径の大幅アップを同時に行う基本構成はシマノと全く同じです。ピナレロのところでも触れましたが、従来の構造のまま単純にサイズアップしただけのピナレロ独自規格BBとは別次元の発想ですね。こうしてみると、非常に合理的なBBを発明したシマノの凄さが一層際立ち、ピナレロが独自規格を諦めたのも無理からぬことと思います。カンパが2007年モデルでシマノに追随したこの事実こそ、ピナレロ独自規格BBに引導を渡したのではないかと思えてなりません。



シマノやカンパ以上に注目を集めていたスラムのロード用コンポです。



写真はトップグレードの「フォース」ですが、ジャイアントジャパンのブースにはセカンドグレードの「ライバル」をインストールしたジャイアントのバイクがジャイアントのローラー台にセットされ、デモを行っていました。これが6台も用意されるなど、力の入れようは半端じゃない感じでした。

スラムのデュアルコントロールレバーはブレーキレバーの手前に重ねられたもう1本のレバーを内側にストロークさせるだけでシフトアップ&ダウンの両方が操作できます。リヤ(右手側)の場合、小さくストロークさせればシフトアップ(ケーブルリリース)、大きくストロークさせればシフトダウン(ケーブルリワインド)という動作になります。アップ&ダウン共に同じレバーを同じ方向へストロークさせるのでコツがいるかと思いきや、意外にはっきりとアップorダウンを区別してくれる感じです。

ただ、気になったのはそのストローク量ですね。ケーブルをリワインドさせるとき、ストロークの序盤はリリース機構を飛び越えるための空回り状態になっているのか、ストローク量が非常に大きく感じられました。もっとも、レバーが外側に15度オフセットされてハの字になっているため、相当手が小さい人でも最後までストロークしにくいといったことはないでしょう。

シマノがMTB用デュアルコントロールレバーを発売したときは既にロード用で12年もキャリアを積んでいましたが、その完成度は上述の通り決して充分なものではありませんでした。それに比べれば、スラム初のデュアルコントロールレバーは遥かに完成度が高いと断言できます。ゼロからの出発でここまでちゃんとしたものを作ってきたことにまずは拍手、今後のリファインにさらなる期待といったところです。

ちなみに、先だって某プロショップの方に聞いた話では、アフターマーケット向けは初回ロットが予約完売状態で、いま予約を入れても2007年の2〜3月くらい、各ショップがストックして誰でもすぐに買えるようになるのはいつになるか解らないそうです。となると、補修パーツ類のデリバリーもしばらくは怪しい感じです。また、スラムのインポーターはカワシマサイクルサプライでしたが、日本国内の正規取扱いはジャイアントジャパンとなり、アフターサービスも2007年1月から全てジャイアントジャパンへ移行されます。本気でレースをやられている方が導入されるなら、こうした過渡的状況がクリアされ、落ち着いてからのほうが無難かも知れませんね。



何故か後輪が外されていますが、MTBでお馴染み、GTのGTRカーボン・シリーズ1です。



同社はベルギーのプロチーム、ロット(現在のダヴィタモン・ロット)に供給してツールにも出場を果たすなど、1990年代後半くらいから2000年代初頭にかけてロードバイクもレーシングモデルで気を吐いていましたが、近年の日本市場でGTのロードバイクはドロップアウトしていました。2007年モデルはカーボンフレームの3モデル、30〜60万円台の完成車で様子を窺うようです。ま、とりあえず Welcome back ですね。



キャノンデールのブースはそれなりの広さこそありましたが、かなり質素な感じで、簡単なフロア展示のみでした。



中目黒や軽井沢などにオープンしたオシャレな直営ショップに比べると、少々チープな雰囲気だったと思います。(あるいは、ショップにプロモーションの予算をつぎ込んでしまって、こちらが削られたとか?)





2007年から2年間、イタリアのプロチーム、リクイガスと機材供給契約を交わしたキャノンデールですが、同チームへ供給されるであろうフラッグシップ・モデルのシステムシックスです。ショップへのデリバリーも始まっており、既に何度か実車を見ていましたが、何といっても目に付くのは太い太いヘッドチューブですね。

キャノンデールはこれまでにも独自規格のフロントサスペンション、ヘッドショックやレフティで太いヘッドチューブのMTBを作ってきましたが、あれはサスペンションが仕込まれていたり、片持ちサスで応力のかかり方が特殊だったりで、太くても違和感はありませんでした。が、ロードでこれはちょっとゴツ過ぎると感じたのは私だけでしょうか?



ヘッドショックを装備するMTB、タウリンのヘッド周りと…



システムシックスのヘッド周りです。ま、厳密に同じスケールで撮れてはいないでしょうから、この画像で単純に比較することは出来ませんが、システムシックスはステムのボリュームがあるせいか、さらにゴツく感じます。

独自規格で互換性のない構造はパーツ交換の際に混乱が生じたり、選択肢が限られたり、デメリットも色々あると思います。MTBのキャノンデールサイズを一般的なオーバーサイズに変換するダウンサイザーも売られてはいますが、ま、そういうイレギュラーな対応も個人的にはイマイチな気がします。

しかし、思い起こしてみると、ヘッドショックが発表されたのは1994年、キャノンデールサイズのヘッド規格はもう12年も齢を重ねているんですねぇ。キャノンデールも業界屈指の頑固なメーカーだと思いますから、システムシックスのヘッド規格も短命で終わる心配はいらないでしょう。また、近年はインテグラルヘッド化が進み、互換性のない規格が幾つも乱立している状況ですから、新規格の一つや二つ増えたところでどうという問題はありませんね。


(その3へ続く)


(C)石墨
2006年11月13日(月) 21:28:12 Modified by ishi_zumi

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