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自転車の写真です。去年の写真なんですが、夏らしく海をバックに。
でもやはりまだ使いこなせないな。。

サイクルモード(その3)

CYCLE MODE internatonal 2006 (その3)



私がスペシャライズドのブースを訪れたとき、ちょっとしたハプニングがありました。



タイヤを模したアーチのエアが抜け、スタッフの方が支えていました。う〜ん、格好がタイヤだけにパンクしたみたいで縁起悪いですねぇ。



もっとも、数分で復旧したようですが。





で、S-ワークスのルーベです。シートステーの曲がり具合が何となくピナレロチックになりつつありますが、例によってゼルツ(エラストマーの緩衝材)が仕込まれています。カーブしながらスローピングしているトップチューブはクロスバイクのシラスにも2007年モデルから採用されるなど、すっかりスペシャの顔になりましたね。欲しいです。目の毒です。



クライン、グレッグ・レモン、ゲイリー・フィッシャー、ボントレガーといったブランドを傘下に抱えるトレックのブースも非常にお金がかかっている感じでした。



トレックのロードバイクでは旗艦を担うマドンSSL6.9です。これもフレーム重量が900gを切り、ホリゾンタルの実用レーシングフレームとしては世界最軽量だそうです。ハンガー周りはやはりそれなりのボリュームですが、そこにはさらに航空宇宙産業用のハイモジュラスカーボンが仕込まれているそうです。この高性能カーボンは素材のままアジアへの持ち出しが不可、メイド・イン・USAだからこそ実現した高性能、というのがトレックの謳い文句です。

キャノンデールのアワーグラス(砂時計)型シートステーやスペシャライズドのカーブド・トップチューブもセクシーで良いですが、フォーク、シートステーその他諸々全部真っ直ぐ(厳密にはトップチューブの前方、ヘッドチューブとの接続付近下側にはテーパーがかかって、ほんの少しだけカーブしてますが)というフレームワークもなかなかそそられます。欲しいです。目の毒です。





フルサスXCのレーシングモデル、トップフューエル9.9です。当たり前のように新型XTRフルコンポです。メインフレームはカーボンですが、左右非対称のスイングアームとロッカーアーム等サスペンション周りはアルミです。スイングアームは従来のラグ接着から溶接に変わりました。このことで剛性アップと200gの軽量化になったそうです。サスアームが軽量化されたということは、当然ばね下重量が軽減されたということですから、追随性の向上、トラクションアップにもつながっているというわけですね。全く以って目の毒です。





アルミの神だったクラインもフルカーボンです。Q-エリートXXの塗装は玉虫のように光源と視点の角度によってカラーシフトするマジョーラです。写真では(私の腕では)上手く表現できていませんが、実物はディープブルーからローズへグラデーションしていく非常に美しい塗装でした。というか、これだけ美しいと傷つけるのがもったいなくて、私なんぞが持っていても床の間バイクになってしまいそうです。でも、欲しいです。目の毒です。



アンカーのニューモデルは旗艦モデルのSHM9です。



昨年まではシートステーがトップチューブより一段低い位置にオフセットされた格好でシートチューブにつながっていましたが、その見た目が評判悪かったせいか、オーソドックスなジオメトリーに戻されました。それにしても、バックが阿呆みたいにゴチャついていて主役のバイクが全く映えていませんね。もう少しディスプレイのセンスを磨いて欲しいものです。



トップチューブとダウンチューブは菱形断面で、そのサイドエッジがヘッドチューブに乗り上げるようなデザインになりました。それだけ横方向のボリュームが大きくとられ、横剛性がアップしたという感じでしょうか? こういう複雑な面構成をすると金型も高くつくでしょう。カーボンのグレードも上がったそうで、2006年モデルの SHM9 PRO から完成車で6万円アップの60万円は妥当なところですかねぇ。ここだけ見ると少々ウルトラマンチックではありますが、配色のセンスも以前よりマシになりました。





ステージにずらりと9台並べられたコルナゴ。さすがイタリアの高級ブランドは演出が違います。

左手前に見えるのがエクストリーム・パワーです。伝統のヘッドラグ一体のヘッドチューブはやはりインテグラル化されませんでした。トレックのマドンなどもそうですが、コルナゴも未だノーマルヘッドに拘っています。頑固ですねぇ。

チューブ径がコルナゴにしては大きくなった感じですが、それでもスコットやキャノンデールなどの大口径チューブに比べればずっと抑えられていて、トラッドな雰囲気いっぱいです。しかしながら、前三角のチューブは内側に0.8mmのリブ加工が施され、大口径チューブにも負けない剛性を確保しているんだそうです。逆にいえば、流行の大口径化を避けるためにわざわざ手の込んだ内部構造を採用したのかもしれません。

当代屈指のスプリンター、アレッサンドロ・ペタッキのパワーを受け止めるために作られたともいわれるエクストリーム・パワーですが、最新のハイエンドバイクとして誇るべき素性を持ち合わせながら、ノーマルヘッドや口径を抑えたチューブなど、流行を追わない至極オーソドックスなスタイル。コルナゴの意地には感服するしかありません。フレームセットで56万7000円も決して高いとはいえないでしょう。私には買えませんが。





コルナゴ/フェラーリのダブルネームも圧巻です。フェラーリのライバルたるポルシェからもバイクはリリースされてます。が、自動車メーカーのポルシェとは創業者が同族というだけで資本関係も希薄なデザイン会社のポルシェデザインが企画し、ポルシェからブランドを借用して設計・製造関係はストークに丸投げしたOEMでしかありません。こうしたやり方をすると、スポーツバイクを知らないお金持ちが気まぐれに買って、ママチャリとは別次元のクォリティに感激し、「さすがはポルシェが作った自転車!」などと悲しいことになってしまいがちです。でも、フェラーリとコルナゴのダブルネームなら、こうした誤解を生むことも殆んどないでしょうから、ずっと気持ちが良いですね。

ただ、筋金入りのクルマ通はこうしたブランドにいかないでしょう。個人的にはMAZA(マーツァと読むような気もしますが、自信がないので以下もMAZAと表記します)がエンスージャスト的にひとつの究極だと思います。MAZAは元々ランボルギーニでミウラの鋼板ファブリゲートフレームを溶接していた職人2人が興したテライスタ(フレーム工房)です。1960年代中頃から1970年代くらいにかけて世界的に渦巻いたスーパーカーブームの頃、フェラーリやランボルギーニなどはこうした職人たちのハンドメイドでシャシーフレームを作っていたんですね。でも、時代がスポット溶接のモノコックへ移行していくと、こうした職人たちは別の身の振り方を模索したわけです。自転車業界へ転身した人はMAZAの2人以外にもいたのではないでしょうか? う〜ん、だいぶ脱線してしまいましたね。





ルック595ウルトラです。以前のルックはメーカーロゴのあしらい方も特筆すべきものはなく、少々野暮ったい雰囲気すらありました。585あたりからグッとセクシーになってきましたが、この595を筆頭に2007年モデルからは社外デザイナーを起用して一層のパワーアップを図っています。例えば、ダウンチューブにはメーカーロゴを入れるのがお約束ですが、あえてそれを破り、デカデカとモデルナンバーを入れてきました。メーカーロゴはシートチューブにレイアウトされていますが、595ではさらにインテグラル・シートチューブを利用し、トップチューブを突き抜いたアグレッシブなグラフィックにトライしてきました。

ルックはフレームメーカーとしての歴史は浅いものの、すっかりハイエンドメーカーの風格が板に付いてきましたねぇ。コルナゴは完成車で15万円程度のエントリーモデルもあり、その生産をジャイアントに委ねていますが、ルックは低価格路線を切り捨て、中・高級路線に絞ってきた感じです。チュニジアに先進的な自社工場も造りました。

トレックやキャノンデールはメイド・イン・USAに拘っていますが、指定されたクォリティを満たすことができれば、拠点は何処にあっても同じでしょう。日本に入ってくるメルセデスのCクラス以下は南アフリカ製ですし、ホンダのフィットもセダンはタイで作っていますが、他の車種と品質に差があるという話は聞いたことがありません。現代のマスプロダクションにおいては何処で作っても同じクォリティがキープできる企業力を持ったメーカーこそ一流なのかも知れません。ルックがチュニジアを選んだのも、恐らくは同じフランス語圏で言葉の壁がなく、故にコミュニケーションの障害が少なく、クォリティ・コントロールがしやすいという理由も大きかったと思います。



ハイエンドメーカーといえばやはりデ・ローザにとどめを刺しますね。



コンフォートバイクのタンゴです。フレームが踊っています。まるで現代彫刻のような造形はデビューから3年になりますが、良い意味で見慣れることがありません。何度見ても実に前衛的です。





写真だと解りにくいかも知れませんが、これは大人用ではありません。説明書きがなかったので詳しい素性は解りませんが、フルカーボンフレームに24インチホイール(たぶん)を履かせたキッズモデルです。デ・ローザですからキッズモデルといえどもシマノのコンポは使いません。カンパのゼノンです。カンパを使い続ける理由を創業者ウーゴの息子で、デ・ローザの職人でもあるクリスティアーノはこう語っています。「昔からの付き合いだからね。」 う〜ん、こういう絆ってステキです。





ロングライド向けのカーボンバイク、アヴァンです。先日、テレビ朝日系列でOAされた『草野キッド』で浅草キッドの二人がホノルル・センチュリー・ライドに出場したとき乗っていたバイクの2007年モデルですね。

で、その時に玉袋筋太郎が着ていたジャージがパールイズミのブースにありました。



それにしても、浅草キッドはコンビなのになぜ複数形の「キッズ」じゃないんでしょうか? 日本は女性のお笑いタレントに対しても男性形の「コメディアン」といって、「女性形はコメディエンヌだろ!」と誰も突っ込みを入れない国ですから、単数か複数かなんてどうでもいいことなんですね? え?そんな話こそどうでもいい? 失礼しました。


(その4へ続く)


(C)石墨
2006年11月15日(水) 20:49:16 Modified by ishi_zumi

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