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自転車の写真です。去年の写真なんですが、夏らしく海をバックに。
でもやはりまだ使いこなせないな。。

サイクルモード'07(その10)

CYCLE MODE international 2007 その10

(パーツ・用品編 2/2)




■ FSA




モーターサイクルでは20年くらい前から「目」の字断面のアルミ押し出し材でフレームを作ったりしていましたが、FSAのK-フォース・ライトは中空カーボンで「θ」の字断面です。



カーボンリムの成形にはバルーンを入れたりしますが、そんな感じの技術が応用されているのでしょうか? いずれにしても、この構造はわざわざカットモデルで見せびらかすだけの価値があります。

クランクはQファクター(ペダル取り付け部の外面間距離)などの都合で横方向の厚さに少なからず制約があります。ですから、剛性を落とさずに軽量化を図る(あるいは重量増を回避しつつ剛性を上げる)には、こうした断面形状が非常に有効なのは間違いないでしょう。個人的にはデュラエースの単純ながらんどうのカーボンクランクよりずっと高度なことをやっているこちらのほうが遥かにそそられてしまいますね。



■ Skull




「ダーティドッグ」という名のディスクローターです。ま、私の個人的な趣味とは重ならない世界ですが、こういうアイテムはキメる人がキメると実にカッコイイんですよね。

ご覧の通り一枚物ですが、プレスで抜いたんだろうか? と思って説明書きを見ると、「レーザーカッティング」とありました。ま、こういうニッチなアイテムはプレス型を作るよりレーザーで抜いたほうが遥かに安上がりでしょうから、納得です。デザインもデータ入力も1/6だけやれば後は反復で済みますから、そんなに手間もかからないでしょう。

で、お値段ですが、160mmが9,450円、185mmが9,975円、203mmが11,025円(いずれも税込)ということで、意外にもXTRより安く、なかなかリーズナブルです。ストリートカルチャー系のスタイルがお好みの向きにはオススメです(レース用には向かないと思いますが)。



■ Inside Ride


3本ローラーを乗りこなすのは非常に難しいということは、少し自転車に興味がある人なら誰もが知るところだと思います。ほんの僅かでもバランスを崩すと簡単に脱輪→落車というのがその主な理由ですが、これまでの3本ローラーの脱輪防止機構は決定版といえるものがありませんでした。

私はエリートのパラボリック・ローラー(実際は全く放物断面ではありませんが)を使用しており、これなどは糸巻き状に両端を高くしているため、横方向には幾分脱輪しにくくなっています。それゆえ、かなり乗りやすい部類といわれていますが、それでも片手放しがせいぜいで、両手放しやダンシングなど私には絶対不可能です。

しかし、少し練習すれば誰でもダンシングが出来るローラー台ということで、一部では大変な話題になっている3本ローラーがこのe-モーションです。



まず、横方向の脱輪はローラー外側にある水平ホイールが防いでくれます。ミノウラのAC-アドバンスように固定されたストッパーでは、回転するタイヤが当たれば摩擦で不意に減速させられたり、弾かれたりします。が、e-モーションの水平ホイールは滑らかに回ってタイヤとの間に大した摩擦は生じませんし、ホイールも柔軟な素材で出来ていますから、強く弾かれてバランスを崩すようなことにはなりにくいように出来ています。

何より画期的なのは前後方向にも脱輪しにくいことです。実は、ベースになる黒いフレームとローラーがセットされた黄色いサブフレームは別体になっていて、スプリングのテンションで前後方向へ自由に動けるんですね。要するにフロート構造になっているわけです。

こうした機構で前後にも左右にも脱輪しにくいため、ダンシングもこなせるというわけです。ま、言葉で説明しても解りにくいと思いますので、こちらのビデオギャラリーをご参照頂いた方が早いでしょう。普通の3本ローラーなら一発で脱輪し、もんどり打って転げてしまうであろう乗り方をしても、軽くいなしてしまうのですから驚きです。

従来の3本ローラーは僅かでも変な動きをするとたちまちバランスを崩してしまうため、フォームをビシッと固定しなければなりません。普通に道を走るより遥かに部分疲労が蓄積しやすいんですね。そうしたときはやはりダンシングしたくなりますが、従来の3本ローラーは中国雑技団で活躍できるような素質のある人でない限りダンシングなんて無理です。

固定ローラーは主に退屈との戦いとなりますが、3本ローラーは部分疲労の蓄積とも戦わなければなりません(ま、退屈とも戦う必要はありますけど)。しかし、このe-モーションはダンシングが出来ます。多少変な乗り方をしても受け容れてくれます。長時間のライディングにも従来のものより耐えやすいでしょうし、トレーニングの幅も広がるでしょう。

ただ、従来の3本ローラーはちょっとしたブレも許してくれないその難しさ、それこそがムラのないキレイなペダリングを身につけるには最良の矯正ツールとなります。この辺をどう判断するかというところで意見が分かれるでしょう。ま、私の場合は税込15万円という定価を見た瞬間に迷いは強制終了となってしまいましたけどね。



■ SHIROMOTO


シート高やハンドル高は言うに及ばず、ステムの突き出し量もアジャスト可能で、ポジションの見直しが実車より柔軟かつ容易にシミュレートできそうだということで、昨年大いにそそられたシロモトのバイクトレーニングマシンが今年も出品されていました。しかも、画期的な機構を組み込んで、着実に進化しています。



何と、新型はクランク長までもが調節可能なんですね。可変式ステムは色々商品化されていますが、アジャスタブルクランクなどというものは聞いたことがありません。といいますか、実車では危なくてどこもやりたがらないでしょう。でも、コケる心配がない定置トレーナーならこういうギミックも問題なしということですね。

具体的には150〜180mmまで2.5mm刻みでアジャストできるそうです。Qファクターがやや広くなっているのは残念ですが、それでもポジション決めのテストライドには他に例のない武器といえるでしょう。

そもそも、クランク長を変えるにはクランクをゴッソリ交換しなければなりませんし、クランクは比較的高価なパーツでもありますから、サイズの見直しもコストの兼ね合いでなかなか自由にはならないでしょう。また、クランク長が変わるとサドルの位置も見直さなければなりません(特に高さは必須です)。そうなればハンドルの位置も影響します。

実車でごちゃごちゃいじると大変な騒ぎになりますが、このマシンならアジャスト可能な部位には殆ど目盛が設けられ、目安も付けやすいようになっていますから、作業性も良く、混乱も起こりにくいと思います。そうしてポジションを探ったら、諸々の寸法を計測し、実車に応用すれば効率的なのでは? と思います。

それにしても、このクランクはなかなかキレイに作ってありますね。トレーニングマシンそのものは税込でほぼ20万円と、私には手が出しにくい価格です。が、このクランクだけ売ってもらえるなら是非とも欲しいです。実車に付けても固定ローラー台で使う分には危険もありませんので、色々試してみたくなりますね。



■ Power Magic




インドアトレーナー古参のパワーマジックです。ま、何年も変わってませんね。重いスチールフレームで50kgくらいあります。フライホイールを駆動するのは手前のノーマルタイプが一般的なチェーン、奥のパワーマジック・プラスがメンテナンスフリーのベルトドライブですが、負荷は単純な摩擦式です。

単純な構造ゆえ壊れにくさと安さが魅力といったところでしょうか。ノーマルタイプのハンドル/サドル/ペダルレスなら税込で5万円強くらいがボトムです。この価格ならかなり現実的ですし、折角のバイクをインドアトレーニングで消耗させたくないという向きには悪くないチョイスかと思います。



■ KOWA




今年のサイクルモードで見た中で一番欲しいと思ったのはこれだったかも知れません。ご覧のように雑然と置かれているにも拘わらず、普通の人が見ても何に使うのかよく解らないような機械を見逃さないで(といいますか、向こうから呼ばれたような気すらします)食い付いてしまった私はかなりの変態なのでしょう。

これはスポークカッターといいまして、長めのスポークから必要な長さを切り出し、ニップルをねじ込むネジ山の揉み上げも1台でこなすという大変便利なマシンです。ま、レバーを引いて1本1本人力で作業するわけですが、効率的な作業が出来るように様々な工夫が凝らされているんですね。

ホイールの手組みで実際にスポークカットも自分でやったことがないとピンと来ないかも知れませんが、例えば一般的な32本組で前後1セットのホイールを組むとなれば、都合64本のスポークを処理しなければなりません。それを1本1本スケールで長さを測ってはボルトクリッパでカットして、切断面をグラインダで整えて、ホーザンのC-700スポークネジ切り器を使ってネジ山を揉み上げて、その度に切削油を注して、などと単調な作業をシコシコ64本も繰り返していると気が狂いそうになります。

このマシンを使えば、左にあるスケールのところで1度長さをセットしてしまえば、スポークを落とし込んでレバーを引くだけで、バンバン正確に切断できます。しかも、ボルトクリッパのような圧着切断ではなく、シャーリング切断で切断面もキレイですから、何の後処理もせず、そのまま右側のスレッドカッターでネジ山の揉み上げ作業ができるんですね。猛烈に便利ですし、何より作業時間も桁違いに短縮できます。

説明書きには「切断とねじ切りの操作は、およそ7秒で終了します。」とあります。私がいつもやっている方法で1本にどれくらいの時間がかかっているのか測ったことがないので解りませんが、64本やっつけるのに1時間ではまず無理ですから、少なく見積もっても10倍くらいの差があるのは間違いないでしょう。

同じような製品は旭スポークも作っていますが、噂によると数十万円するそうです。このコーワの製品も作りや機能は大差ありませんから、恐らく同程度の価格帯になるでしょう。ということで、やっぱり私はシコシコ作業するしかありません。どなたか「買ってはみたけれど飽きたので要らない」なんて人…いるわけないですね。



■ bolle




このアイウェアはフランスのボレーという来年で創業120年になるブランドで、日本代理店はタスコ・ジャパンになるそうです。ま、個人的にはどうという印象もないのですが、国民的なアイドル選手が使っていると、やっぱり話題になるのかなと、ふと思った次第です。





まとめへ続く)


(C)石墨
2007年12月25日(火) 20:45:10 Modified by ishi_zumi

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