1.ボード下スペース
ボード下を利用する設備は次のようなものが考えられます。
- 電気配線
- ポイント転換設備(回路基板、モーターやソレノイドなど)
- ショート対策基板
- アクセサリーデコーダー
- ターンテーブルなどの動力機構
基板類については設置場所の制限があまりないので、ボードを切り取って地面をかさ上げし18mm程度までなら収納可能になります。
問題は、モーターやサーボなど線路配置と関わりの深い装置類の収納になる。
ポイントについては、今回超小型のRC用サーボを見つけたのでこちらに置き換えれば床下の10mm以内に十分に収納が可能となりました。
このサーボは厚さ6mm。左がこれまで使用している小型サーボ(これでも厚さは12mmとかなり小さいのだが)
2.幅と長さ
我が家での収納を考えて、できればコンテナにすっぽり収まるサイズにしたいところです。
- 最初のアイデアは、ボード下10mm。300mm(W)x450mm(L)
ボード下10mmでユニトラックをその上に乗せたレール面を高さの基準としてみました。
この場合、大き方のサーボもボードを切り取れば収納できる高さです。
ボード上からレール面まで9mmぐらいあるので、こっそり乗せているどこでもアンカプラーをレール下に固定できます。
検討すべきは、幅と重ね方です。このままだと、上に重ねてもレールに補強の角材が当たってうまく重ねられませんね。
- 次の案、300mm(W) x 450mm(L) 重ね用の角材をプラスしました。
重ねるとこうなります。(地面が追加されてます:後述)
線路脇のスペースはだいたい13cmぐらい。ちょっとしたシーナリーを展開できます。
この大きさで外形50cm x 35cmぐらいのコンテナに収納できますが、なかなかよいサイズがありません。
- もう一案 ボード下10mm、250mm(W) x 450mm(L)
幅を5cm詰めて25cmバージョンを考えてみました。
レール脇に10cmほどのスペースがとれます。シーナリーはこれでも十分です。
コンテナによっては、立てて収納できるので収納枚数が激増します。
一人1コンテナで5m分の直線レールを持ち込めるので、駅以外のスペースをほとんどシーナリー付きに変えられます。
そうそう、カーブとの協調も検討しないといけません、幅は狭い方がカーブモジュールの長さも短くて済みます。
しばらくは適当な妥協点探しかも。
3. Oスケールの枕木
こんな感じですね。
枕木の下に2mmのコルクシート、3mmの何か(スチロール板の予定)、という具合でほぼ5mmのスペースがあります。
簡易な感じにするなら枕木直下、またはコルクシートの高さまで地面にすると路盤の目立たない簡易な線路風になります。