四万十川の四季
最終更新：
onisensha55 2005年10月22日(土) 19:55:02履歴
データ 
解説
四万十川流域の自然と人々（特に漁師）の暮らしを追った作品。四万十川の自然とそこに生息する生物の豊かさ、川と共に暮らす人々の様子がとてもよく伝わってくるし、特に四万十川の水の美しさには目を見張るものがある。漁師達の宴も通常のフィラーとちょっと違った雰囲気を醸し出しているいい要素だ。
内容メモ
- （最初〜）緩やかでやさしく哀調のあるオカリナ曲。宗次郎か？
- 川の上を緩やかに進むカメラ。木々の中からカメラクレーンアップして川の俯瞰。そしてタイトル（タイトルがいきなり出てこない）
- 小舟の上から網が投げられる。網の形に水面が波立つ。小舟の上には笠を被った漁師。
- タモのようなものを使って川面から引き揚げられる枝の束。テロップ「柴づけ漁（木の枝で作ったワナに魚を誘い込む）」（以下カギ括弧＝テロップ）。タモからかごにあげられる魚。
- ちなみにテロップの感じは普通フィラーに使われる字体より細い感じ。よく地方局で使われてそうなテロップ
- かごの中には小さな魚やエビがいっぱい。活きのよさそうなエビ。
- 川岸に黄色い花。ピンクの筆文字風テロップで「春」
- 黄色い花にとまる蜂
- 川を渡る船に小学生らしき子供7〜8人。こぎ手は年老いた人？
- 川の中、網を引っ張りながら進む人。「ガラ引き漁（貝ガラで作った仕かけで小魚を追い込む）」。川の中のロープには貝殻が一杯くくりつけられている。笠を被った漁師がそれを引き揚げる。網の中からかごに魚があけられる。縞の入った小さな魚が一杯。
- （5:45〜）環境音。川の流れ
- 筆文字・グラデーションの入った黄緑で「初夏」
- きらめく川面と緑の葉。川面の下には魚がうっすらと見える。
- 枝に鳥。尾のあたりが青い。やがてスッと川に飛び込む。上がってきた鳥の口には魚があり、やがて飲み込まれる
- （6:45〜）アコースティックギターがメインのゆるやかな曲
- 川の中を写すカメラ。水中には黒い筋の入った魚がいっぱい。
- 川の流れの中をゆらゆらと泳ぐ魚たち。川底の石をへばりつくように泳ぐ魚（ハゼ？）、手の長いエビ。
- 川の俯瞰。奥の山には雲が立ちこめている
- 川面に降る雨。波紋が流されてゆく。
- 川にかかる橋。手すりなどはない。
- （8:55〜）透明感のある曲
- 入道雲、グリーンの筆文字で「夏」
- 透き通った川の流れ。奥の岩場から誰かが飛び込んでいる
- 岩場に子供三人。次々飛び込む。川の中の子供達。
- （9:45〜）清涼感のある静かな音楽
- 青い小舟の上柴づけ漁をする漁師。かごの中にエビいっぱい。先程よりも大きなエビが目立つ。黙々と漁にいそしむ漁師。
- （11:25〜）環境音
- 緑の山々。そしてその山奥にある小さなせせらぎ。苔むした岩肌を縫って流れる清流。清らかな水の流れる音。
- （12:45〜）ピアノっぽい音がメインのゆるやかな曲
- 川と広い川原。川面には夏の雲が映り込んでいる
- 手すりのないコンクリートの橋の上を子供三人が歩いて行く。そして橋を渡る様々な人と車。橋の下を船やカヌーが通り抜けてゆく
- 夕焼けにきらめく川面。黄昏に染まる川を船が進む
- （15:50〜）緩やかで静かな曲
- 闇夜に浮かび上がるたいまつ。「火振り漁（たいまつの火を振り あゆを追う）」。いくつもの船の上たいまつが揺れる。船尾の人がたいまつを振っているらしい。
- 網を引き揚げると魚（鮎）が何匹も引っかかっている。網から鮎を外す漁師。船はたいまつの火を川面に投げかけながらゆっくり進む。
- （17:55〜）アコースティックギターのソロ曲。どこかで聞いたことのあるメロディだが失念。
- まっ赤な紅葉。オレンジの筆文字で「秋」
- 川面を進む小舟。ヒモを引き川の中から仕掛けのようなものを引き揚げる漁師。引き揚げられた細い木箱からはうなぎ。
- 秋でも透き通った川。その中には魚がゆらゆら泳いでいるのが見える。
- 水中。流れのなかを幾匹もの魚（あゆ？）。岩肌には産み付けられた卵。
- 黄昏れる川の中に結構な数の釣り人。「落ちあゆ漁」。多くの人が釣り竿を振るっている。
- 川原に一面のススキ。遠くを船が渡ってゆく
- （21:30〜）暖かい雰囲気のあるオカリナ曲＋環境音。宴の席の様子と音楽がよくあっている感じがする。曲部分はこれも宗次郎か
- 夜。漁師の家？ 一人の男が上がり込んで談笑し始める
- 部屋の中には七輪、鍋、カニ
- 酒のようなものを飲む男。カニを頬張りながら笑う男。
- まな板に上げられたカニ。「足と胴体と…」と聞こえる。
- さばかれたカニを食べる男達。笑顔と笑い声あふれる宴。カニの甲羅に酒をつぎすする。
- （24:35〜）緩やかな曲調の曲。だが映像と同じく冬らしいが寂しい感じのしない曲。
- 白い筆文字で「冬」。水面から立ち上る湯気のようなもの。
- 川の中を歩く細い足の鳥。川辺で休む鳥や、川面を泳ぐ鴨。らしき鳥。川の上を飛び回り、獲物を見つけては川に飛び込む魚を捕らえる大きめの鳥。魚は足でがっしり捕らえて連れ去ってゆく。
- 川岸で発泡スチロールを浮かべて何かを取っている人々。「川のり漁」。
- 耳かけのついた帽子を被って、細い棒のような道具で川のりを採る漁師。川の中にはもやもやとした川のりがいっぱい。
- 川の中で川のりをじゃぶじゃぶ洗ったりまとめたり。
- 川岸に川のりの干し場。物干しのようなものに川のりが広げて干されている。濃い緑色の川のりたち。
- 手すりのない川を歩く親子三人。手前には黄色い花。季節が巡り春がやってきたようだ
- 川に網を投げ込む漁師。干された川のり。そして川の俯瞰。
関連項目
参考資料
コメントをかく