東京駅と交通博物館
最終更新：
onisensha55 2007年03月10日(土) 00:01:57履歴
データ 
- 時間
- 30分
- ロケ地
- 東京
- アスペクト比
- 4：3
- 使用曲数
- 9曲
- 曲名表示
- なし
- モーニング・ドリーム/今田勝
- COKUMO ISLAND/渡辺香津美
- マーメード・プリンセス/今田勝
- RIPPLES IN RECIFE/今田勝
- 3×3 STEPS/今田勝
- 黄昏のワル/ツ本多俊之
- テイク・ミー/CASIOPEA
- サーフ・ダンス/今田勝
- 孤独なピアノ/日向敏文
曲目リストは2chNTK板映像散歩スレ
（http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1100001748/・dat落ち）
の510、新宿夢仙人 ◆ab.zYUME/E氏により提供されたものです。
解説
東京を代表する場所の一つである「東京駅」と、東京駅にほど近い場所にあった「交通博物館」に取材した番組。東京地方に取材したものというと30分番組の中では人気が高めではあるが、この「東京駅と交通博物館」は特に人気が高いような気がする。全編にわたって鉄道に関連した映像が続くというのは他にないだろうし、普段あまり観られない東京駅の貴賓室が出てくるせいもあるかもしれない。
映像面では全編鉄道ネタという面白さがあるこの番組だが、選曲もやたらと印象深い。大半で使われている今田勝の「モーニングドリーム」からの楽曲が番組の雰囲気にドン決まりなのもナイスだけれど、快速アクティー・スーパービュー踊り子・つばさのパートで流れる渡辺香津美の「Cokumo Island」が快速・特急列車や新幹線のスピード感をうまく盛り上げてくれていて凄い。シメの「孤独なピアノ」も、もの悲しさを醸し出しすぎるくらいで非常によい。
それにしても、交通博物館のパート前半で流れるのがカシオペアの「Take Me」なのは狙ってるんだろうか（カシオペアのキーボードの向谷氏は鉄道マニアであることで有名）。
ちなみに後半の取材地である交通博物館は2006年5月14日に閉館している。2007年10月14日に「鉄道博物館」として移転・開館するようであるが、気になるのはこの「東京駅と交通博物館」。そもそも教育テレビでの10分枠がなくなったり30分番組のうち地方ものの放送が極端に少なくなったりなど放送される機会は少なくなっているが、取材地のうちの一つが今はないということになると今後放送されることがあるのかどうかとてつもなく不安になってくる。
ムリだとは思うけれど、「東京駅と鉄道博物館」を作って欲しいなぁ。でも新しくオープンする鉄道博物館はさいたまに出来るらしいからなぁ…
映像面では全編鉄道ネタという面白さがあるこの番組だが、選曲もやたらと印象深い。大半で使われている今田勝の「モーニングドリーム」からの楽曲が番組の雰囲気にドン決まりなのもナイスだけれど、快速アクティー・スーパービュー踊り子・つばさのパートで流れる渡辺香津美の「Cokumo Island」が快速・特急列車や新幹線のスピード感をうまく盛り上げてくれていて凄い。シメの「孤独なピアノ」も、もの悲しさを醸し出しすぎるくらいで非常によい。
それにしても、交通博物館のパート前半で流れるのがカシオペアの「Take Me」なのは狙ってるんだろうか（カシオペアのキーボードの向谷氏は鉄道マニアであることで有名）。
ちなみに後半の取材地である交通博物館は2006年5月14日に閉館している。2007年10月14日に「鉄道博物館」として移転・開館するようであるが、気になるのはこの「東京駅と交通博物館」。そもそも教育テレビでの10分枠がなくなったり30分番組のうち地方ものの放送が極端に少なくなったりなど放送される機会は少なくなっているが、取材地のうちの一つが今はないということになると今後放送されることがあるのかどうかとてつもなく不安になってくる。
ムリだとは思うけれど、「東京駅と鉄道博物館」を作って欲しいなぁ。でも新しくオープンする鉄道博物館はさいたまに出来るらしいからなぁ…
見どころ
- 快速アクティーから始まる「Cokumo Island」パート
- 普段はあまり見られない「竹の間」「鹿の間」
内容メモ
- （0:00〜）モーニング・ドリーム/今田勝
- タイトル「東京駅と交通博物館」。ビル街から左にパンすると東京駅。俯瞰。
- 「東京駅」。今度は地上からのショット。赤い煉瓦の風格ある建物。歴史を感じさせる意匠。
- ゆっくりと入ってくる列車。明るい金属色に黄緑のライン。”山手線”とある。
- 駅構内の看板。”神田→東京→有楽町”。
- 山手線の列車から降りてくる人々。山手線だけにかなりの数の人が降りてきて、入れ替わりに同じくらいの人が乗ってくる。
- 閉まる列車の扉。閉まると同時に後ろに退く扉近くの乗客。そして発車する列車。
- 階段を行き交う人々。コートを着込んだ男性が多い印象。
- 駅構内。人の数は多い。
- ホーム内。線路と線路（奥の線路には山手線の車両）の間にパイプが走っており、さらにその脇に小さな道標のようなものがある。
- 道標のアップ。「鉄道の起点・ゼロキロポスト」。道標の上部は数字のゼロを模っている。
- ゼロキロポストのアップ。台にはうっすらと”起点”と読める文字があり、ゼロのなかには”KM”というレリーフがある。
- 柱に寄り添って列車を待つ人。上にパンすると柱の上部はホームの屋根から突き出している。上部はT字になっており、古めかしい装飾がなされている。「開業当時の架線柱」。
- 架線柱の先端をアップにすると、玉ねぎのような装飾。T字の先端には今でも線がかけられている。
- 架線柱の離れた場所からのショット。置くにも同じ形式の架線柱がある。そしてバックには巨大なビル。
- （3:07〜）COKUMO ISLAND/渡辺香津美
- 鉄骨のような柱が立ち並ぶ無機質な風景の中、画面奥からゆっくりカーブしながら入ってくる列車。先頭車両は白地にT字のような意匠（縦ラインは赤）。目の前を横切るときに、二階建ての車両で、扉は赤であることがわかる。奥の線路には白地に青ラインの列車が走っている。部分的に二階建ての客車。新幹線？
- 停まったホームは7番ホームらしい。やってきた列車に乗る人々がちらほらと。乗務員（運転手か車掌？）がホームをこちらに向かって歩いてくる。
- 方向幕には”快速アクティー 熱海 FOR ATAMI”とある。アクティーの部分に斜めに赤いラインが4本入っている。
- 列車の中に入るカメラ。二階建てで、上段と下段にいく階段がある。手すりは赤。
- 再度快速アクティーの先頭車両。面長。
- 今度は全く違った車両。前面の窓が広く出っ張っており、下がすぼまった感じ。配色は白とブルーグレイっぽい色。
- 方向幕は”特急 LIMITED EXPRESS スーパービュー踊り子 伊豆急下田 FOR IZUKYU SHIMODA”（IZUNYUの最後のUには上に横線付き）。下にグリーン車のマークが見切れている。
- 踊り子に乗る人々。ドア横には乗務員（女性）が建っている。
- 運転席に入る運転士。窓が本当に広い。
- 何かの合図をするように手を挙げてから、踊り子に乗る乗務員。そして10番ホームから発車する踊り子。ホームから線路の向こうへ吸い込まれるように消えてゆく踊り子。
- 場所は変わって駅構内。ずらっとカウンターが並んでいる。カウンター上部には路線表示のような者がある。カウンターに向かって中の人にお金を払う人。
- ”東北・山形新幹線空席状況”。ディスプレイには”［11:38］現在”の状況が表示されている。列車名には”やまびこ””あおば””つばさ”、行先には”盛岡””仙台””山形”とある。
- 再びカウンターに並ぶ人々。
- 駅内の看板。”← 東北・山形・上越 新幹線乗り場 Tohoku・Yamagata・Joetsu Shinkansen Tracks”。
- ホームに入ってくる緑ラインの新幹線。先程の快速アクティなどとはちがい結構なスピードで入ってくる。そして緑ラインの新幹線の後ろには銀色の新幹線が連結されている。
- 銀色の新幹線、方向幕には”つばさ TSUBASA 山形 FOR YAMAGATA”。
- 緑ラインの新幹線と比べるとやや鋭角なデザインのつばさ。
- つばさに乗る人々。冬なのかスキーを抱えて乗る人も。ドア付近以外にはホーム側に柵がある。そしてつばさ側からはホームとの隙間をふさぐようにステップが出ている。
- つばさ車内。コートを脱ぐ人々。
- つばさと緑ラインとの連結部分。つばさの先端部分から連結器が出ている。
- そして発車するつばさ。今度は緑ラインが引っ張られている。
- 駅構内の売店。キオスクではなく弁当や土産物メインのところらしい。
- ディスプレイの中に”きんつば 手づくり”。サンプルで、一部中の餡が見えるようになっている。”大江戸”の焼き印入り。店員と買う客。店員の動作は手慣れている風。
- （8:57〜）マーメード・プリンセス/今田勝
- 駅構内の動く歩道。縦に二台並んでいる。
- 動く歩道上からのショット。両脇には広告が並んでいる。動く歩道を歩く人も。
- 動く歩道終点近く。上から”歩道終点 足もと注意”という看板がぶら下がっている。
- 動く歩道から降りる人々。
- ”TOKYO ST. 東京駅名店街”の看板。様々な店が並んでいる地下街のようなところ。
- おもちゃ屋の店頭で立ち止まる人々。店頭には動くぬいぐるみ（笛を吹いたり太鼓を叩いたりシンバルを叩いたりするぬいぐるみ）。
- （11:01〜）RIPPLES IN RECIFE/今田勝
- 再び東京駅外観。
- 赤絨毯の敷かれた長い廊下。石の床は天井の照明を写し込んでいる。
- 扉を開けるとそこにはひとり掛けのソファとテーブルがいくつも並んだ広いスペース。「貴賓室 竹の間」。
- ソファ・テーブルの並んだ中央には花。そして奥には屏風。
- 壁に掛かった平安絵巻風の画。タイトルは”王朝”らしい。
- 菊の刺繍の入った屏風。シックな色合いで風格がありそうな感じ。
- 部屋全体のショット。壁際には壺や書など。
- 壺のうち一つのアップ。縦に太細のラインが交互に描かれている。”織部花瓶”とある。
- 屏風がもうひとつ。木にとまるクジャクか何かが一匹大きく書かれている
- 石造りの部屋。入口からは先程の竹の間の屏風が見えている。パンするともうひとつ入口。奥には動物のレリーフのようなものがかかっている。
- 「鹿の間」。入口奥にあったのは鹿の彫刻で、その両端に大きな壺が置かれている。
- 鹿の彫刻と、横の壺のアップ。壺には鯉か何かが精細な筆致で描かれている。
- 赤絨毯の廊下再び。恐ろしく長い。
- （13:37〜）3×3 STEPS/今田勝
- 東京駅外観。車寄せからパンすると、駅前の道路からこちらに向かって馬が数頭走ってくる。「大使信任状奉呈の儀装馬車」。奥をぐるりと回って馬車が車寄せに入ってくる。
- ぴたっと立ち止まる、人を乗せた馬たち。そして大きな羽根付きの帽子を被った御者が馬車を走らせ、ゆっくりと去ってゆく。
- 走り去る馬車と馬たち。東京駅を後にし、東京の街の中へ消えてゆく馬車たち。
- （16:17〜）黄昏のワル/ツ本多俊之
- 東京駅を正面から。そしてクロスフェードしてくる白黒の絵か写真。東京駅の昔の姿のよう。
- さらに昔の姿。”鉄骨工事の完成した東京駅（明治45年頃）”。
- そして開業当時の東京駅の姿を描いた絵（カラー）。駅前を古めかしい車や路面電車が走っている。駅の姿も今とはずいぶん違う印象。両端に伸びた部分が今より一階多く、中央の建物の上にはドームのようなものがある。
- ”消失した東京駅（昭和20年5月）”。文章が一部切れているが、空襲により一階分減っているという旨の文章があるよう。そして上部が破壊された東京駅。
- 再び昔の東京駅の写真（白黒）。
- ”つばめ TUBAME”と描かれたヘッドマーク。その後ろには女性が二人手を振っている。写真横のキャプションには”つばめ号”とある。
- 続いて”特別急行列車「はと」号増発（昭和25年5月）”というキャプション。つばめと同じようにヘッドマークの横で女性が手を振っている。
- 今度は”東海道新幹線開業出発式 東京〜新大阪館（昭和39年10月1日）”。写真（白黒）には新幹線とその横のくす玉が移っている。
- 会議室のような広い部屋の壁に、白黒の写真が並べて貼ってある。
- 駅舎の天井のドームから下にパン。駅構内。中央には地球儀のようなものが置いてある。壁には自動券売機。
- ”原首相遭難現場”というプレート。大正10年11月4日の原敬首相（当時）が襲撃・殺害された時の状況が説明されている。パンすると床に小さな印がつけられている。
- ”東京駅赤煉瓦地下通路”。ほの暗い煉瓦造りの地下通路。
- （20:15〜）テイク・ミー/CASIOPEA
- オレンジの電車が高架を走ってゆく。そしてパンするとそのわきには新幹線と蒸気機関車が突き出た白い建物。「交通博物館」。蒸気機関車には”D51426”というプレート。新幹線は青ライン。
- 交通博物館館内。黒い蒸気機関車が二両置かれていて。一台には”9856”とナンバーがついている。さらにパンすると二台の他に小振りの蒸気機関車がある。”鉄道記念物 一号機関車”。
- 機関車の車体に、”VUNCAN FOUNDRY Co Lo NEWTON LE WILLOWS No614. ENGINEERS 1871 LANo WNGLAND”と描かれた円形のプレート。
- 一号機関車の内部。釜の扉らしきもの。
- 別のSL。先頭に赤いプレートがついている。プレートには”C57135”。
- C57135の上部についたライト。そして横から見たC57135。
- ”鉄道記念物 一号御料車”。外見は木そのものの色らしくシックだが、部分的に細かいレリーフがある。車体に施されたレリーフには菊の御紋も見える。
- 一号御料車内部。中にはつやつやしたソファが置かれており、壁もソファと同じような布貼りとなっている。扉部分には木々と鳥が描かれている。天井に菊の御紋があしらわれた部分がある。
- 今度は”鉄道記念物 二号御料車”。一号御料車と比べると外装の木の色が濃くなっている。窓の外から窓枠の装飾（カーテン？の刺繍）が見える。
- 二号御料車内部。菊の御紋の入った布が掛けられたソファ。テーブルには解説文が書いてある。
- 外観の一部（天井近く）のアップ。一号御料車のようなレリーフは目立たないが、装飾が施されている。
- （24:11〜）サーフ・ダンス/今田勝
- JRのマークが大きく入った車両の一部分。輪切りにされたような車両の一部のまわりに人が3人ほど。
- その内部は電車のシミュレータになっている。先頭車両から撮影したビデオ映像を使ったもの。シミュレータを神妙な顔で操る人。
- 運転席には各種計器類と、水平方向に回すハンドル（右）と垂直方向に上げ下ろしするハンドル（左）。右ハンドルの上には”ブレーキハンドル”、左ハンドルの上には”3 マスコンハンドル”というプレート。右ハンドルの右にあるプレートには”うごかしかた”という文字が見える。
- スクリーンに流れる車窓風景。青い電車とすれ違う。スピードメーターは40km/hから上がってゆき60km/hに達しつつある。スピードメーターの上には”（65）”（○の中に65）というマークが光っている。
- そしてブレーキを弱から強の方に回す手。スクリーンの車窓風景は橋の下をくぐり駅に入るところ。ホームに入り減速し、停まる車窓風景。
- 再びシミュレータ外観。後ろには黄色と赤で塗られた列車の先頭車両がある。ヘッドマークに”なかよし”。
- ガラスケースの中に細いレールのようなものが敷かれたジオラマ。レールの上を何かが走っていて、多くの人がそれに見入っている。「模型鉄道パノラマ」。
- ジオラマの中に何本もの線路が敷かれている。高架もある。そこを走り交う鉄道模型。その中には先程出てきた快速アクティーのものと同じ車両も見える。
- 先程交通博物館の傍らを通り過ぎていったオレンジ色の車両。鉄橋を渡って走ってゆく。
- その様子を指をくわえて見ている子供。
- 山沿いに走り、トンネルに入ってゆく黄色い列車。覆道をくぐり抜けるのは快速アクティーの車両。
- ジオラマの片隅でマイクを持って解説する男。その傍らにはトンネルがいくつもある大きな山。そして背景画。
- トンネルから出てくる、コンテナを乗せた貨物列車。またトンネルに入ってゆく。線路そばの丘には山小屋風？の建物。
- 山の遠景。いくつもの列車が出たり入ったり。
- 発車する新幹線。さすがに新幹線は速い。新幹線がトンネルに入ると同時に暗くなるパノラマ。鉄道模型の窓やフロントライトから光が漏れている。
- （27:55〜）孤独なピアノ/日向敏文
- 鉄道模型から実際の線路を走る列車の姿がフェイドイン。青とクリームっぽい色の機関車に引っ張られて、白ラインの入った青い列車が入ってくる。
- ホームに停まる青い列車。ヘッドマークは”さくら”客車のドア上部に★マーク三つと”B寝台”の表示。寝台列車らしい。
- 寝台の窓の外からのショット。寝台（まだシーツなどは敷かれておらずボックスシートのようになっている）の端にはシーツなどが折りたたんで置かれている。
- 席に座ってたたずんでいる男性。
- 発車する寝台列車。ある席の老夫婦は窓の外に手を振っている。そしてレールの先にゆっくりと消えて行く青い車体。食堂車（？）には乗務員がホーム側を向いてかしこまって立っているのが見える。
- 夜の東京駅外観。青い闇の中ライトアップされている
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