マジック・ザ・ギャザリングの日本オリジナルの独立型エキスパンションを製作しています。プレインチェイス戦で利用する次元デッキをモチーフにした「エリアデッキ」を使用してデュエルを行います。


1.全色で利用可能な能力一覧

サイクル名カード・タイプ(指定サブタイプ)色による優先順位カード例内容
交歓(こうかん)/Soulflowクリーチャー(指定なし)緑>青>黒>赤>白天央の狩猟者(緑:クリーチャー)キーワード能力であり、オブジェクト(クリーチャー)に追加の色を与える能力。
「あなたが呪文を解決するたび、このクリーチャーは現在の色(本来より持つ色マナ・シンボルの色と、それまでに追加されている色)に加えて、その呪文の持つすべての色を持つ。この効果はターン終了時には終わらない。」
砂漠渡り(さばくわたり)/Desertwalkクリーチャー(指定なし)白>赤>黒>青>緑ディゼルグの洞穴猿(赤:クリーチャー)キーワード能力「土地渡り」は土地タイプ「砂漠」にも対応するので「Desert Nomads」のみが有していた「砂漠渡り」を世界観に合わせて広く利用する。
「砂漠渡りを持つクリーチャーは、防御プレイヤーが砂漠(Desert)をコントロールしている限りブロックされない。」
残光(ざんこう)/Afterglowすべて(指定なし)緑>青>赤>黒>白存在危機(黒:インスタント)
ドライアドの隠し場所(緑:ソーサリー)
「点数で見たマナ・コストがちょうどNである」という他の呪文やカードを誘発条件とする能力のサイクル。その前後には「呪文を唱える/カードが追放されている」などが用いられることで条件や効果内容を特定する。
すべての色に利用可能な能力であるため、各色によって誘発する条件が異なる。詳細については『EX独自の新能力とルーリング 4−1.残光』を参照のこと。
例1「クリーチャー1体を対象とする。それは交歓を失うとともに、そのクリーチャーのコントローラーはそれを変色する。点数で見たマナ・コストが2であるカードが追放されているとき、その追放されているカード1枚につき1回ずつ、あなたはこの手順を繰り返してよい。(追放されているカードのオーナーは問わない。)」
例2「このターン、点数で見たマナ・コストが4である呪文が唱えられている場合、ドライアドの隠し場所を唱えるためのコストは(1)少なくなる。(呪文を唱えたコントローラーは問わない。)」
オーラシェイパー/Aurashaperクリーチャー(オーラシェイパー(Aurashaper))白>青=緑>赤=黒裏切りの増幅者(青:クリーチャー)2つの能力があり、1つはオーラ(Aura)・エンチャント・トークンを作成する能力であり、もう1つはエンチャントされている各クリーチャーと各エンチャント・クリーチャーに追加の能力を常時与える能力。
 1つ目の能力は起動型能力であり、「マナ・コスト(色マナ+不特定マナ)、(Tap)、手札にあるカード1枚を追放する:「エンチャント(タイプ)」と「効果」を持つ、(色)の「(オーラ名指定)」という名前を持つ、オーラ(Aura)・エンチャント・トークン1個を戦場に出す。」 対象の指定がないのは、オーラの特性として、戦場に出た際にはエンチャント(タイプ)を元にエンチャント先を選ぶため。コストにカードを追放する効果を含むので、それによりこの能力は、追放されたカードや追放した際に誘発する能力が多い本エキスパンションにおいて、マッドネスにおける共鳴者のような役割を果たすことにもなる。
例1「(1)(青)、(Tap)、あなたの手札にあるカード1枚を追放する:「エンチャント(対戦相手のコントロールするパーマネント)」と「エンチャントされているパーマネントが新たに別の色を得るか、それの持つ色を失うたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。」を持つ、青の「暗躍/Active Behind the Scenes」という名前のオーラ(Aura)・エンチャント・トークン1個を戦場に出す。」
 もう1つの能力は常在型能力であり、主に「(あなたのコントロールする/対戦相手のコントロールする/すべての)エンチャントされている各クリーチャーと各エンチャント・クリーチャーは「効果/能力」を持つ。」
この能力により、オーラを作成できない場面であっても、また、オーラのついているクリーチャー全体に対して、それまでに作成したオーラによってクリーチャーの強化/弱化が可能になる。そのため、作成できるオーラにはパワーとタフネスへの修整はないものとする(複数作成することによる重複エンチャントを避けるためでもある。)
例2「あなたのコントロールしている、エンチャントされている各クリーチャーと各エンチャント・クリーチャーは、防御プレイヤーが、そのプレイヤーがコントロールするそれをブロックするクリーチャー1体につき(1)を支払わない限り、ブロックされない。」
他色向上・他色低下/Enhanced(Reduced) Other Colorsすべて(指定なし)緑>赤>青=黒>白弧峰の調べ(赤:ソーサリー)
棘茨に巣くうもの(緑:クリーチャー)
X色で指定した色の数を持つオブジェクトや呪文、カードに対して「効果」。
色の数を参照し、色による拘束がないため、主に交歓能力の付随効果となる。
例1「弧峰の調べは、X色である各クリーチャーにそれぞれ3点のダメージを与える。(向上)」
例2「棘茨に巣くうものが3色以上の色を持つ場合、それはトランプルを持つとともに、蛇(Snake)・ワーム(Wurm)になる。(向上)」
例3「クリーチャー1体を対象とする。それが2色以上の色を持つ場合、それをオーナーの手札に戻す。(低下)」
例4「各クリーチャーは、それが自身の持つ色マナ・シンボル以外の色を持つ場合、それらは、ターン終了時まで−4/−4の修整を受ける。(低下)」
毒カウンター/Poison Counterすべて(指定なし)白=緑>黒>赤>青アルマナードの薬草師(緑/白:クリーチャー)呪文、あるいは能力(起動型・誘発型)によって、毒(poison)カウンターを参照し、それを得失することで「効果」を発揮する能力。
例「(2)、あなたは毒(poison)カウンターを1個失う:あなたは1点のライフを得る。」
叙任者(じょにんしゃ)/Investorクリーチャー(タイプ指定なし)全て同順ロヴォロスの空蛇(白:クリーチャー)このクリーチャーが戦場に出たときに、他のパーマネント1つやクリーチャー1体を対象とし、このクリーチャーが戦場にあるかぎり、それに「効果」を与え続ける能力。
例「ロヴォロスの空蛇が戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。それは、ロヴォロスの空蛇が戦場にある限り、飛行を持つ。」
二層者(にそうしゃ)/Double-deckerクリーチャー(タイプ指定なし)全て同順岩屑雪崩滑り(赤:クリーチャー)このクリーチャーが戦場に出たときに誘発する効果を二者択一で選択できる能力。
例「岩屑雪崩滑りが戦場に出たとき、あなたはタップ状態の土地1つかタップ状態のアーティファクト1つを対象とし、それを破壊してもよい。そうしない場合、岩屑雪崩滑りは先制攻撃を持つ。」
テーマシフト/Termshiftすべて(指定なし)全て同順イースの空騎士(白:クリーチャー)エキスパンション全体のテーマであるゲームの外部利用や変色などといった効果と真逆の条件を満たすことで効果を得る能力。次元の混乱とは違い、色による特徴の変更ではない。
例「あなたがオーナーである追放されているカードが1枚もない限り、イースの空騎士は二段攻撃を持つ。」
虹彩(こうさい)/Chromatic Resonanceすべて(指定なし)緑>赤>青=黒>白沸き立つ吸血(黒:インスタント)
棘茨に巣くうもの(緑:クリーチャー)
この呪文/このパーマネント(主にクリーチャー)/いずれかの呪文/いずれかのパーマネント(主にクリーチャー)が、それ自身の持つ色マナ・シンボルでない色を持つたび/持つかぎり「効果」。」 主に交歓能力に付随する効果であるため、白において少数、かつ、人間以外のタイプ(ドレイクやラクダ、象など)のみとする。
例1「沸き立つ吸血が、それ自身の持つ色マナ・シンボルでない色(黒)を持つ限り、その黒でない色1色につき、その色を与えた呪文か能力のコントローラーは「クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。」を選んでもよい。」
例2「棘茨に巣くうものは、それの持つ色マナ・シンボルの色(緑)でない色1色につき+1/+0の修整を受ける。」

2.各単色でのみ利用可能な能力

サイクル名カード・タイプ(指定サブタイプ)色による優先順位カード例内容
盲信(もうしん)/Blind Belief白の呪文。それがクリーチャーの場合には「兵士(Soldier)」を持つ白のみ/白を含む多色名も無き改革徒(白:クリーチャー)他文化を排除する選民思想者とそれを信仰する者たちが持つ、対交歓能力。緑/青の「博識」と対になる効果
「対戦相手のコントロールするいずれかのクリーチャーが、交歓を持つかぎり/このクリーチャーの持たない色を持つたび/色を持つかぎり「効果」。」「コスト:効果。この能力は、対戦相手が、交歓を持つクリーチャーをコントロールしているときのみプレイできる/対戦相手のコントロールするクリーチャーがこのクリーチャーの持たない色を持つときのみプレイできる。」
帰還/Repatriate青の呪文。それがクリーチャーの場合には「脱走者(Deserter)」を持つ青のみ/青を含む多色 (青:クリーチャー)砂漠から逃げてきたゴブリンや人間によって編み出された能力。
「このカードが追放領域を離れるとき、「効果」/このカードが追放領域から戦場に出るとき、「効果」/「追放されているカードが他の領域に置かれるたび、あなたは「コスト(基本的には必ず変色を含む。これは回数制限を設けるため)」を支払ってもよい。そうした場合「効果。」」
例「追放されているカードが他の領域に置かれるたび、あなたは手札にあるこのカードを捨てるとともに、クリーチャー1体を変色してもよい。そうした場合、追放されているカードの中から、このカードと同じ「点数で見たマナ・コスト/カード・タイプなど」を持つカードを1枚選び、それをあなたの手札に加える。追放されているカードのオーナーは問わない。」
徴募(ちょうぼ)/Conscription黒の呪文。それがクリーチャーの場合には「ミニオン(Minion)」を持つ黒のみ/黒を含む多色瘴気噴き(黒:クリーチャー)ライブラリー、またはあなたがオーナーの追放されているクリーチャー・カードをサーチして戦場に出す、黒の組織力を象徴する能力。
「(他のコスト)、(N)、(Tap):あなたのライブラリーの中から/追放されているカードの中から、パワーとタフネスの合計がN以下である、このクリーチャーと共通する色を持つクリーチャー・カード1枚を探して、それを戦場に出す。(それが、このクリーチャーと共通するクリーチャー・タイプを持つ場合/持たない場合、「効果」。) ライブラリーから探した場合、その後、ライブラリーを切り直す。」。
サーチ先のカードのパワーとタフネスを参照する故に、従来のリクルート能力のように「サブ・タイプ」での参照ができないため、カードの指定はパーマネント・カードではなく、クリーチャー・カードとなっている
無法(むほう)/Lawless赤の呪文。それがクリーチャーの場合には「バーバリアン(Barbarian)」を持つ赤のみ/赤を含む多色 (赤:クリーチャー)このカードが追放領域にある間にのみ起動できたり、あるいは、このカードが戦場にある間に条件を満たす(おもに、指定されたカードや枚数が追放されている)と起動できるようになる能力。
「(コスト):効果。この能力は、カードが(このカードと他のカードや砂漠などの指定カードや指定枚数)追放されている間に(+{そのほかの条件}のとき)、このカードのオーナーのみ(あるいはすべてのプレイヤー)が(各ターンにつき1回まで)起動できる。」。
例1「(1)(赤)(赤)、クリーチャー1体を変色する:プレイヤー1人かクリーチャー1体を対象とし、これはそれに1点のダメージを与える。この能力は、追放されているカードが5枚以上あるときに起動できる。(このカード自体は戦場にある必要がある。)」
例2「(3):クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで砂漠渡りを得る。他のクリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで見張りを失う。この能力は、このカードが追放されているときに、どのプレイヤーも起動できる。(こちらの場合には、このカード自体が追放されている必要がある。)」
更衣(ころもがえ)/Wardrobe緑の呪文。それがクリーチャーの場合には「ドルイド(Druid)」を持つ緑のみ/緑を含む多色実り(緑:ソーサリー)このカードが手札にあるときに、コストを支払う(手札から追放する)ことで別の効果として起動できる能力。
「(コスト)、クリーチャーN体を変色する、手札にあるこのカードを追放する:「効果」。」
 ※ 各色1つずつ。多色は相互に利用が可能。

3.各単色のいずれかで利用可能な能力一覧

サイクル名カード・タイプ(指定サブタイプ)色による優先順位カード例内容
白/青砂族(さぞく)/Desertfolk白か青の呪文。クリーチャーの場合には「白:砂漠の民(Sand)」/「青:エンチャント・タイプとホムンクルス(Homunculus)」を持つ白か青、それらを含む多色ベルナ砂漠の砂民(白:クリーチャー)砂漠に住む民(白)と、その砂を用いて作成された人工霊(青)が持つ能力。色を持つパーマネントの色が無色になるときの効果。変色とまた別の形で色を失う能力に特化した能力ともいえる。「このクリーチャーが呪文や能力によって無色になったとき、効果(状態が変わるまで一度だけ誘発する)/無色である限り、効果(状態が変わるまで効果継続)」「コスト:効果。この能力はこのクリーチャーが無色であるときのみ起動できる。」
例「これが無色であるかぎり、それはプロテクション(赤)を持つ。」
例2「(4)(青)(白)、(Tap)、これを追放する:すべてのエンチャントとすべてのアーティファクトを、それらのオーナーのライブラリーに戻した上で切り直す。その後、各プレイヤーは戻したカードの枚数のカードを引く。この能力は、これが無色であるときのみ起動できる。」
青/黒風蝕(ふうしょく)/Wreck Advent青か黒の呪文。クリーチャーの場合には「ミュータント(Mutant)」を持つ青か黒、それらを含む多色不和(黒:インスタント)、渦無しの鳴鳥(青:クリーチャー)キーワード能力であり、「追放されている「表向き」のカードが1枚以上あるとき、あなたはそのカードを「裏向き」にしてよい。そうした場合、この能力を持つ呪文を唱える際のマナ・コストは「裏向き」にしたカード1枚につき、それの持ついずれかの色1点か(1)分ずつだけ少なくなる。追放されているカードのオーナーは問わない。」を意味する。
補足として、追放されている「表向き」のカードとは、ゲームの外部(サイドボード)ではなく、ゲーム中に「裏向きで追放する」という指定をされないで追放されたすべてのカードを指す。また、以下のルールがオラクルに存在する『追放領域にある「裏向き」のカードは、そのカード、呪文やパーマネントを「裏向き」にさせた能力やルールによって規定されている以外の特性を持たない。』
よって、「裏向き」である間は、風蝕によって「呪文や能力の対象にならない。」という特性以外は持たず、それにより、追放されたカードの名前や点数で見たマナ・コスト、パワーやタフネスなどを参照する呪文や能力(残光能力など)によって参照されなくなるとともに、それを選ぶ対象にもならない
黒/赤回幽(かいゆう)/Migrate黒か赤の呪文。クリーチャーの場合には「スピリット(Spirit)」を持つ黒か赤、それらを含む多色回幽する暗殺者(黒:クリーチャー)いずれかの領域から追放領域に置かれる際に誘発する能力。または、このカードが追放領域にある間に効果を発揮する能力。
クリーチャーの場合には「スピリット(Spirit)が戦場を離れるとき、それを墓地に置く代わりに追放する。このカードがいずれかの領域より追放されるたび「効果」/このカードが追放されているかぎり「効果」。」
エンチャントの場合には「このカード(いずれかのカード)がいずれかの領域より追放されるたび(コスト)を支払ってもよい。そうした場合「効果。」/このカードが追放されているかぎり「効果。」
赤/緑手練(てだれ/しゅれん)/Sleight赤か緑の呪文。クリーチャーの場合には「赤:狂戦士(Berserker)」/「緑:モンク(Monk)」を持つ赤か緑、それらを含む多色ベルナの遊歩者(赤:クリーチャー)、セレヴェインの伝書司(緑:クリーチャー)能力語であり、「このクリーチャーが、これと共通でないクリーチャー・タイプを持つクリーチャーとともに攻撃かブロックに参加するたび、効果。」
緑/白崇高(すうこう)/Sublimity緑か白の呪文。クリーチャーの場合には「神秘家(Mystic)」を持つ緑か白、それらを含む多色 あなたが(条件を満たす)かぎり、このパーマネント(クリーチャー)は変色することによっては追放されない。
例「あなたが砂漠(Desert)をコントロールしている限り、このクリーチャーは変色しても追放されない。」
白/黒空白(くうはく)/Empty白か黒の呪文。クリーチャーの場合には「白:アバター(Avatar)」/「黒:キャリアー(Carrier)」を持つ白か黒、それらを含む多色イースの使者(白:クリーチャー)、染み鏡(黒:エンチャント)キーワード能力であり、「空白―(コスト)。」で表記される
効果は、「アップキープ・ステップにその維持コストを支払えない場合には、このパーマネントを追放する。」である。コストは主に、あなたのアップキープの開始時に「いずれかのリソース」を追放する/失う効果が多く、黒はそれをリソースに転換して、追放されたカードを増やす効果にも利用でき、白はその追放されたカードなどを参照する効果に利用できる。
例1「空白―あなたのコントロールするパーマネント1つを追放する。(黒)」
例2「空白―あなたのコントロールするクリーチャー1体を追放する。~^ターン終了時までこのクリーチャーは、その追放されたクリーチャーの持つ色に対するプロテクションを得る。(白)」
青/赤阻害(そがい)/Inhibition青か赤の呪文。クリーチャーの場合には「邪魔者/Pest」を持つ青か赤、それらを含む多色ロックガードの溶岩細工師(赤:クリーチャー)特別の指定がない限り、追放されるカードは常に「表向き」で追放領域に置かれる。それを利用した上で、それらのカードを参照・対象・再利用させない効果を持つ。「(他のコスト)、表向きで追放されているカード1枚を裏向きにする/あるいは、表向きで追放されているカード1枚をそのオーナーのライブラリーの一番下に戻す:効果。」 この能力によって裏向きにされたカードは、それが裏向きである限り、呪文や能力の対象にならない。(マナ・コストや色などを参照されない) 裏向きにするカードのオーナーは問わない。
例1「(1)(青/赤)、表向きで追放されているカード1枚を裏向きにする:クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時までそれは被覆と速攻を得る。」
例2「(2)(青/赤)(青/赤)、表向きで追放されているカード2枚をそれぞれのオーナーのライブラリーの一番下に戻す:飛行を持つ、青と赤の2/2のスピリット(Spirit)・イリュージョン(Illusion)・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。」
黒/緑促進(そくしん)/Promote黒か緑の呪文。クリーチャーの場合には「黒:墓生まれ(Greveborn)」/「緑:生存者(Survivor)」を持つ黒か緑、それらを含む多色 墓地にあるカードを追放することで効果を得る能力。このカード自体でも能力を使えるほか、条件が合致すれば他のカードでも対象にできる。「{コスト(マナ・コスト)+(クリーチャーN体を変色する)など}、あなたの墓地にあるこのカードか、これと共通する色か共通するカード・タイプを持つカード1枚を追放する:効果。この能力は、このカードがあなたの墓地にあるときに、(タイミング指定あれば指定して)起動できる。」
赤/白共振(きょうしん)/Resonance赤か白の呪文。クリーチャーの場合には「ノーマッド(Nomad)」を持つ赤か白、それらを含む多色破調(白:インスタント)、岩鳴り(赤:ソーサリー)能力語であり、呪文を唱えたときか、能力を起動したときに手札の枚数を数えて、それが呪文/能力によって指定された枚数である場合には効果を代替/強化/追加できる。手札の枚数は、白は0ではない偶数枚、赤は0ではない奇数枚のときに効果を得る。
「共振―テキスト以下の条件と効果。」
クリーチャーやエンチャントの持つ起動型能力として利用もできる(その場合には効果のあとに「この能力は、あなたの手札の枚数が0ではない偶数枚/奇数枚のときに起動できる。」とする
緑/青融和(ゆうわ)/Reconciliation緑か青の呪文。クリーチャーの場合には「アドバイザー/Advisor)」を持つ緑か青、それらを含む多色大樹を渡るもの(緑:クリーチャー)交歓を助長したり、また無色のクリーチャーへの対抗能力。白の「盲信」能力と対になる効果
「対戦相手のコントロールするいずれかのクリーチャーが無色になるたび効果/無色であるかぎり効果。」
「コスト:効果。この能力は、対戦相手が無色のクリーチャーをコントロールしているときのみ起動できる/あなたが交歓を持つクリーチャーをコントロールしているときのみ起動できる。」
「あなたが交歓を持つクリーチャーをコントロールしているかぎり、効果。」
 ※ 多色は相互に利用可能。

4.無色のみ利用可能な能力一覧

 ※ 土地とアーティファクトの全体テーマとして「砂漠(Desert)」と「単色混成マナ・コスト」の利用とがあります。
サイクル名カード・タイプ(指定サブタイプ)色による優先順位カード例内容
巫女(みこ)/Pythonessアーティファクト・クリーチャー(運び手(Bringer))茶のみロヴォロス(砂岸)の巫女(アーティファクト・クリーチャー)砂漠と単色混成マナの双方を利用する。各色マナに対応する砂漠を使った能力であり、伝承にある巫女たちが有していたとされる「砂漠の天候を操る効果」を能力化したもの。
「(単色混成マナ・コスト)、(Tap)、あなたのコントロールするアンタップ状態の砂漠(Desert)1つをタップする:「効果」。」
バナー/Bannerアーティファクト(城砦)茶のみベルナの幟り(アーティファクト)単色混成マナを利用する。各色マナに対応する、マナフィルターの効果を持つサイクル。
「(単色混成マナ・コスト)、(Tap):あなたのマナ・プールに(単色混成マナ・コストを中心色としたアーク3色の友好2色を1点ずつ)か(ウェッジ3色の対抗2色を1点ずつ)を加える。」
土地教示土地(きょうじとち)/Tutorial Land土地(砂漠(Desert))土地のみオルベリアの威霊場(土地)砂漠を利用する。砂漠か基本土地タイプ1つをサーチできる土地能力と、指定されたカード・タイプをサーチできる起動型能力を持つ土地。
「(Tap)、この土地を追放する:砂漠か、指定された基本土地1つをライブラリーから探してタップ状態で戦場に出す。」と「(マナ・コスト)、この土地を追放する:追加コストとして、クリーチャー1体を変色してもよい。起動コストのマナの色に沿ったカード・タイプを持つ1枚を探し、追加コストを支払った場合には手札に加え、支払っていない場合にはライブラリーの一番上に置く。」
各起動コストのマナにおける参照カードとしては、白=エンチャント/青=インスタント/黒=万能だがライフロスト/赤=ソーサリー/緑=クリーチャー

5.色別サイクル分布表(全色共通の能力以外)

☆盲信/Blind Belief○砂族/Desertfolk□空白/Empty◇共振/Sympathy△崇高/Sublimity
▽融和/Reconciliation○砂族/Desertfolk☆帰還/Repatriate◎風蝕/Wreck Advent♪阻害/Inhibition
♯回幽/Migrate♭促進/Promote□空白/Empty◎風蝕/Wreck Advent☆徴募/Conscription
♯回幽/Migrate☆無法/Lawless§手練/Sleight◇共振/Sympathy♪阻害/Inhibition
▽融和/Reconciliation♭促進/Promote§手練/Sleight☆更衣/Wardrobe△崇高/Sublimity
 ※ ☆=その色でのみ利用可能な能力。/他のマーク=2色でそれぞれ利用可能な能力。
 ※ サイクル名は効果募集時に近しいものをなるべく利用しています。
 ※ 新規作成されたクリーチャー・タイプ以外は、2007年9月現在で統合されたクリーチャー・タイプにて再編成しています。
 ※ サブタイプには一部を除きメインとなるタイプ(部族)に対して付随する「職業」に分類されるサブタイプを指定。

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