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コズミックヒストリー通信 12

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        コズミックヒストリー通信 12
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ティオティワカンでのイニシエーション

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「こうした共時性秩序が蓄積された場所であるティオティワカンのこの儀式において、コズミックヒストリー秘教的な知識と知恵として、無意識に活性化されたこともまた、記憶すべき重要なことです。先住民族のシャーマンのクエテザシャがヴォタンをサイクルを閉じる予言者としてたたえるセレモニーを指揮しました。力と知識の伝達がされたことで、このサイクルのクローザーの中で、膨大な活力がかき立てられました。9人の先住民族のエルダーからの高度に集中した意図とエネルギーと、ピラミッドの地下の蛇の洞窟から立ち上がるものすごいエネルギーのために、この出来事はもっともパワフルな惑星レベルのイニシエーション的なイベントになりました。」

前書き 18ページ

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さて、いよいよ問題の箇所にさしかかりました。コズミックヒストリーが、ヴァルム・ボタンの人生に現れる時です。それは、2002年の3月、太陽の種の年の銀河の月25日です。ティオティワカンの太陽のピラミッドの頂上、49年前にホゼ少年が初めてヴィジョンをみた場所で、彼は次元間相互通路を開く儀式を開いたところ、偶然にも(必然的に!)9人の原住民の長老たちと出会い、周期を閉じるものとしての認定された印として、黒曜石のナイフが先端についた、聖なる杖を与えられたのです。9人の長老が意味することは、石の神秘で言われている9人のボロンティク、地球環の神々の一人一人が代表であるということでしょう。

その代表者が、Quetza-Sha クエテザシャ(読み方不明)です。おそらく、彼のものであると思われる情報がインターネットにありました。

http://www.cabanascopal.com/exploreTulum/Mysticism...

このサイトの説明によると、クエザテッシャはラテンアメリカ一帯の中心として活動する、マヤ・アステカをカバーするスピリチュアルヒーラーで、理論的指導者でもあるようですが、年齢などについては不明です。その他にもスペイン語のサイトがいくつかありますので、もし読める方がいたら情報をお願いします。

以下が、クエテザシャが、ヴァルム・ボタンに告げた言葉です。
「長い間、我々は新しい知識がやってくると知っていた、その知識は、新しい時のために準備されたものであり、伝統的知識と理解を完璧に刷新するものだとも理解してきた。ホゼ・アグエイアス(ヴァルム・ボタン)よ。我々は汝を銀河のマヤの数学的な知識をもたらすものとして、承認しよう。これは、新しい時間の、新しい時代の知識である、我らは汝を銀河のマヤと認める。そして、汝がこの「赤い道」を歩み続けたという証拠としてこの儀式の杖を与えるために、我らはここにいる。汝の人生を通じて、汝が責任をもってこの「赤い道」を、汝が意図するように周期を閉じるまで歩き通すことを望んで、我らからこの杖をおくる。この仕事において汝は我ら全員を頼みにしてよい。」

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□ティオティワカンの歴史
ティオティワカンは地球における銀河的マヤのコズミックヒストリープランの源となる場所です。パレンケは、私たちが「地球のマヤ時間実験装置」と呼ぶものの最終完成段階における高位指令センターです。まさに北緯19.5度にレイアウトされているのです。これは、大まかにいって、火星の人面がある緯度と同じなのです。したがって、ティオティワカンと火星の人面と火星人のピラミッドには関係があります。メッカもまた、ティオティワカンとほぼ同じ緯度にあります。

アステカ-ナフアの宇宙論では、太陽のピラミッドの頂上は五番目の世界が、変容し、第六の世界に移っていく場所です。新しい太陽の時代、新しい意識、あるいは第六の太陽がやってくるのです。それは、2013年の黄色い銀河の種の年に、やってきます。太陽のピラミッドの地下に鍵は眠っています。それは、石室、あるいは、祭壇で、古い溶岩洞窟です。この洞窟がマダム・ブラバツキーがいう、第五人種によって残された、地球おける叡智の蛇のイニシエーションの隠された知識のための鍵となる場所なのです。

前書き20ページ

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ティオティワカンに関する解説がこのページに挟まれています。

ティオティワカンはメキシコシティーから近いためにパレンケに比べると訪れやすい遺跡ですが、世界で3番目に大きい太陽のピラミッドと、それと同じクラスの月のピラミッドこうした遺跡は、何でも35キロ平米もあるらしいけれど、発掘はまだ10分の1ぐらいしかされていないとか、古代史にはまだわからないことが多すぎます。たとえば、恐竜は30年前には、灰色の肌の爬虫類とされていましたが、今は、鳥類の祖先で、肌の色もインコのように極彩色に想像されています。化石には色が残らないのです。学者というのは「知ったかぶりでなんぼ」の世界ですから、まだまだ判断材料が少ないのに派手な仮説を出して、自分のランクを上げているようなところもあります。「無知の知」を知る学者というのはそれ自体珍しいのでしょう。中南米では今でも、毎年たくさんの遺跡が発掘されています。マヤ文明という時は、狭い範囲のユカタン半島のものを指す場合もあって、この場合、ティオティワカンはマヤ文明には入らないのですが、広くとると260日の暦、ツォルキンを使っている文化圏という場合意味では、中米一帯に広がるようです。

「マヤ文字の謎を解く」 八杉佳穂 中公新書 BIBLO によると、マヤ文字解読の原点は、16世紀中葉のスペイン人宣教師、ディエゴ・デ・ランダの残した「ユカタン事物記」で、1863年にマドリッドで発見され、それが近代マヤ学ブームの発端になったようです。そして、エリック・トンプソンによって、20世紀に引き継がれ、様々な解釈が飛び交うことになったのです。マヤの1年の始まりが、7月26日であるというのは、ランダやトンプソンの説のようですが、マヤの原住民も複数あり、暦は微妙に違うようです。このあたり、浅学なのでよくわかりませんが、いずれにしても、英語圏の研究者たちは、英語的ロジックでマヤ語を解読しようとするので、あまり当てにならないと、キチェ・マヤ族のシャーマン、フンバツ・メンはいっています。これは八杉さんも同じことをいっていて、むしろ漢字を使っている日本人の方がマヤ語には親和性が高いのではないかということですが、僕も同感です。しかしいずれにしても、現代マヤ語に精通しないでマヤ語を解読することは不可能なのですが、それができる研究者の数はまだまだ少ないのです。現代マヤ族の長老で、ホゼもかつて、教えを受けたことがあるのがフンバツ・メンで、開知くんの師匠でもある方ですが、現代マヤ族が主張するマヤ暦は以下のようなものです。

http://www6.plala.or.jp/nagaku/index.htm

13の月の暦と違う点は、まず、20日/18ヶ月+5日のウィナル暦をメインの伝統的な暦としていて、春分点開始、つまり、3月21日が暦の基点であるということです。フンバツは、マヤ暦の基点は春分の日だとしています。ホゼは、7月26日だとしています。どちらが正しいの?!と迷っている人も多いと思いますが、西洋占星術師の視点からいうと、どちらもありなのです。

7月26日はサンティアゴ・デ・コンポステラの祭典の日としてスペイン圏でお祝いされています。サンディアゴ・デ・コンポテスラは、フランスからスペインに渡る巡礼の道です。パウロ・コエーリョの「星の巡礼」、シャーリー・マクレーン「カミーノ」などでおなじみです。特に後者、すごくいい本だと思います。まあ、日本で言えば、御大師様の誕生日に四国88カ所巡りに旅立つ、みたいな設定として、7月25日が、サンチャゴの日と呼ばれているわけで、スペイン語やポルトガル語圏の南米ではこの日を13の月の暦の時間をはずした日とすることは、とてもなじみやすく受け入れやすいのだとともいえるわけです。

ところで、今、気がつきましたが、88カ所というのは、全天の星座の数とピアノの鍵盤の数と同じなのです。最近、僕は光明真言を毎日唱えていますが、空海という人もすごい人です。

ちょっと脱線してしまいましたが、7月26日はマヤでは農業の上で重要な日とされていているそうですが、シリウスと太陽が同時に地平線に現れるヘリアカル・ライジングと関連があるとしています。(高橋徹さんの受け売りで詳しいことはわかりません。)ホロスコープ上では、太陽は獅子サインの2〜3度にきます。ちなみに、今年の7月25日は日食なので、非常に強烈な意味があるのです。

サンティアゴ・デ・コンポテスラの日、マヤの農業儀式の日でもある、7月26日ですが、シリウスの位置と関連するのであれば、春分の日が、地軸と太陽の関係性できまるなら、地球と恒星との関連で決められている起点だと考えることができます。そうだとするなら、再差運動の関係で72年で1度、黄道を逆行していくはずです。つまり、銀河系の星の座標を基準に暦の起点を7月26日にしてあるということも考えられます。このあたりは、博士に確かめてみたいことの一つです。

占星術でも、春分起点の西洋占星術では、牡羊座、牡牛座を実際の星座ではなくて、春分の日の太陽の位置を牡羊サインの0度として、30度づつ、12サインにくぎっています。インド占星術では、実際の星座=天球の配置を基準にしているので、現時点で23.2度とインド政府では決めています。(インドでは国家公認ヨガ行者という人もいます。)サインはどちらも30度づつの12サインです。これは時間の分割ではなくて、360度を12に分ける空間の分割法です。ホロスコープは、「時間を覗く」システムで、覗くというからには、時間を空間のあり方に表しているのです。これはこれで、暦とは別に有効性が高いシステムです。

13の月の暦は伝統的マヤの時間工学の研究と、博士の瞑想とヴィジョンクエストから生まれた、博士の発明であり、同時に銀河を起点とした地球規模のマヤ文明の再構築の作業仮説と考えてもいいでしょう。いずれにしても、13の月の暦が非常にシンクロニシティーを増加させ、意識の進化を加速するものであることは皆さんご存じの通りです。

手元には、開知くんのつくった、春分起点のハイパーウィナル暦もありますが、こちらの方が、波動としては、地球人には優しくなじみやすい波動です。博士の13の月の暦は、銀河からの地球文明への加速装置と考えてもいいでしょう。どちらも、260日のサイクルで動いています。二つの違いは、新幹線にのって銀河に飛び出していくか、鈍行で地球生命をのんびり楽しむかといった違いかもしれません。

いずれにしても、博士の13の月の暦は、今この惑星で起こっている緊急性を訴える意図があるものです。「地球温暖化ねえ・・」と言いながら、クラーをガンガンかけてテレビの前でビールを飲んでいる人も多いでしょうが、少なくとも13の月の暦を使っている人は、クーラーかテレビのどちらかのスイッチを切るぐらいの問題にたいするコミットメントはほしいところです。

思うに、暦の起点を3月21日にするか7月26日にするか、それは、1キンを1日とするか、1年とするか、20年とするか、100年とするかそういうこと同様に可変性があるものだと考えればどうでしょうか?ただし、心のあり方というのは集合無意識的なものですから、自家用車のように一人乗りではありません。列車のようにみんなでのるものですから、3月21日発の鈍行でいくか、7月26日発の新幹線に乗るかという選択が僕たちにはあるわけです。でも、マヤ人はいくつもの暦を使っていたのですから、両方使ってみるというのもありかもしれません。ただ、僕は、博士のややファナティックともいえる2012年2013年のDAWN OF NEW SOLAR AGE URとOMA の出現というヴィジョンクエストに乗ってみたいので、いささかしんどいけど、7月26日発の銀河行き特急に乗ることにします。

マヤ文明を復興させようという気持ちは、フンバツも博士も同じで、そのエッセンスというか共通点は、260日周期を思い出すということにあるように思います。

伝統的マヤも、銀河的マヤも、大きくみればツォルキンの回復という大きなムーブメントの一面なのだと思います。どちらが正しいの?と迷っている気持ちも僕も含めてある問題なので、あえて、ここで取り上げてみたトピックです。とにかく、260日周期で生きてみましょう!
2006年10月20日(金) 21:08:26 Modified by overtherainbow2013




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