2009年7月12日都議会選が行われた。開票前。自公に厳しい世論調査がでていた。しかしながら、投票の結果、自民党は大きく議席を減らしたが、公明党は議席を減らすどころか、
公明党が擁立した候補者全員当選というありえない出来事が起きた。一体何が起きたのだろうか・・?。2chの誰かの指摘で、公明党の足立区の2名の候補者の票を見て驚いた。以下の星★印の投票数を見てほしい。
・足立区
得票数(得票率) 氏名 党派
当 47,245(16.3%) 鈴木勝博 民主
当 45,208(15.6%) 大西智 民主
当 37,612(13.0%) 三原将嗣 自民
当 34,200(11.8%) 中山信行 公明 ← ★
当 34,159(11.8%) 友利春久 公明 ← ★
当 34,130(11.8%) 大島芳江 共産
落 32,895(11.4%) 高島直樹 自民
見事に3万4千票づつ割り振られている。
これって偶然かな?
いやいや、偶然ではありませんでした。以下を見てほしい。過去3回(2001年、2005年、2009年)に行われた都議会選の、2人以上擁立した公明党について「世田谷区」「大田区」「足立区」の投票数を調べてみた。比較の為に自民党も含めている。本来、自然な投票であれば、自民党のようになるはずだ、ところが公明党はまるで緻密に計算されたかのように、組織的投票が行われているようにみえる。いやはや、
驚くべき組織力だ。彼らには、個々の自由意思というのはないのだろうか?
以下は、「世田谷区」「大田区」「足立区」も含めた過去3回(2001年、2005年、2009年)の都議会選の創価・公明党の投票数をグラフにしてみた。結果に愕然とした。恐らく、都民が公明党に投票しなくても、
創価・公明党は23議席は必ず確保できるようだ。いったい都民の投票率がどのくらいだと、創価・公明党の牙城を切り崩せるのだろうか?過去3回の、創価・公明党票は平均約75万人。有権者数の平均は約1千万人。投票者数は平均約500万人。
実に投票者数の約15%が創価・公明党票となっている計算だ。この数値を低くすれば、創価・公明党を切り崩せるかもしれない。仮に、創価票を75万と固定した場合に、創価票の投票率10%にしたい場合
約75%以上(750万人の有権者)の投票率がないと、創価票75万を15%⇒10%へすることが出来ない計算にとなる。う〜む。投票率75%非常に難しい数字だ^^;。まさしく、
有権者が、投票しないと創価に有利なるのは本当のことだった。これは、抜本的に選挙システムを変えない限り、他の候補者にとってアンフェアではないだろうか?
公明党に指名されれば、ほぼ100%当選確実なのである。果たして、都民の声が都政にちゃんと届いているのだろうか・・。いやはや・・・。